素振りブログ。

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逃げ上手の若君の単行本、気が付いたら2冊も出てた

2021年08月08日 00時00分00秒 | 日記
単行本出たら買おう買おうと思ってた逃げ上手の若君。
単行本2巻が出てから気づく有様。

……単行本の売り上げが漫画の連載の行方に結びつくと聞いていたから、気をつけていたのに。
ものの見事に見逃してしまいました。
(まぁ、松井先生はヒットを2回も飛ばした大先生だから、ちょっとくらい売り上げが伸びて無くてもいきなり打ち切りコースは無いかな?)

まぁ、だから1巻と2巻をまとめて購入。

改めて読み直して、面白いなと思った。
何が?

巻末の解説。

雑誌連載時にも鎌倉末期~室町初期の時代の常識を語るコラムが、漫画終わった後に書かれてるんですけどさ。
単行本、それをガッツリ収録してるのよね。

で、改めて読んで面白かったり、うっかり雑誌連載時に読み落としたのか、見覚えの無いコラムがあったりで。
読み応えが半端ないですね。

弓の強さだとか、当時の政治体制だとか、常識だとか。
下手な大河ドラマを見るよりも、こっち読んだ方が鎌倉時代っつーものを理解できるんじゃないかと思いますやね。

2巻はVS悪党編の導入部分で終わるんですが、悪党編では鎌倉時代の人身売買の値段について色々思うところあって面白かったなぁ。
(江戸時代の身売りの値段との比較……さすがは乱世。安すぎる、という……)