僕の名前は少年Ａ１９話感想。

動機が分かったとき、より一層怒りがこみ上げた。

何で？

拡大自殺を狙っているのがメインかと思ったら、それだけでもないみたいですの。
強姦魔の息子。

読者的には理解できる一言ですが。
罰されないということで殺人を軽く考え、家族を地獄に導いた主人公には怒りがこみ上げる。
これなら分かる。

けど。

強姦魔の息子的に、どう怒りがこみ上げるのか。
殺人を軽く考えて、自分の父親を虫でも潰すように捻り潰したことが許せない？

逆恨みだろ。

原因はアンタの父親にある以上、その怒りは逆恨み。

しかしその後彼がやらかしたことを考えると、怒りの理由はそれくらいしか思いつかんのですが。
どうなんだろうな？

私の想像もつかないような深いところで怒りに震えている可能性も無いとは言えんけど。

主人公のねーちゃんに近づいて、恋人のポジションに収まってるのも気になるところではありますの。
主人公により深い地獄を味わわせるために家族に手を出してやろうと思っての行為なら。

どんだけあの殺された強姦魔に思い入れあったのよ。息子？
妻子居る身で、中学生の女の子を性奴隷にするようなクズよ？

とてもじゃないけど、家族にはとても優しかったとは思えんのですが。
そこまでやって復讐に身を焦がす様な人間？

何か、別の意味で「理解できない」ですの。