ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

しゃぼん玉地球の重さ子の命

2019-03-29 | 俳句



しゃぼん玉地球の重さ子の命

しゃぼん玉ふあんはあれど旅楽し

ふわふわと宇宙遊泳しゃぼん玉

内に入ること子は夢む石鹸玉

母と子と今日は良き日に石鹸玉



痛ましい事件が多すぎます。「おーい、日本人どうなっちまったんだい。」と思うような。何も罪のない子供の命が奪われる事件が後を絶たない現代社会。ほんとに日本どうなっちまったんだい。
タイトルの句は、そんな思いで詠みました。

    
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三椏の花あでやかな雨上り

2019-03-28 | 俳句
     


     三椏の花や誰とも話さぬ日

     三椏の花や根っこは岩の下

     三椏の花あでやかな雨上り

     滲みたる三椏の花の絵手紙




 鼻を近づけて嗅いでみたことはないのだけど、特に香りは無いように思います。木の皮が、和紙の原料になるのでしたっけ?
黄色と鮮やかなオレンジ色は見たことがあります。でも、全体にオレンジと言うのではないから、派手には見えません。地味な、控えめなふうに見えます。それと、まだ蝶やミツバチが花に来てるのを見たことがありません。蜜が不味い?