タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

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特別レポート:蒼井そら☆タイの青春映画に出演(3)“あの夏、HMV渋谷店で”

2009-03-06 08:32:06 | タイ映画
 2008年2月10日(日) HMV渋谷3F イベントスペース。この日は、タイのハニカミ王子というキャッチフレーズで、日本で2枚目のアルバムを発売した、タイのシンガー、アイス・サランユーのミニライブそして、初めの握手会直前。会場の熱気を感じつつ、私は半年前にここで蒼井そらさんに初めて会った日のことを、思い出さずにはいられなかった。それは、暑いアツい夏の日、2007年8月25日のことだった。

 この日は、蒼井そら主演映画『聴かれた女』のDVD発売記念イベント。HMV渋谷店でDVDを購入し、イベントに参加すると、握手してもらえて、サイン入りのポストカードをもらえるというもの。山本 政志監督と、蒼井 そらさんのトークショー自体は無料だったので、観客は男女を問わずスペース前にぎゅうぎゅう詰め。白田はもう、そらさんの発言に集中。『海で、塩でベタベタになるのが嫌なんですよ。』と言われて、おどおど。(げっ、うちらの映画、思いっきり海なのにどうしよ~(汗))でも、『海外とかいろんな経験をしてみたいですね。』というシメ(やれやれ…..)があり、突入の覚悟はできた。

 この日、Solaに出演依頼するよってことは、タイのスタッフ&ヨン監督にも宣言済み。スタッフは、びびってたけど、そらさんにお願いしたいと思った1週間後に、このイベントがあったのは、もう運命じゃないかと思った。その辺のショッピングセンターを歩いてたりするタイの芸能人と違って、日本で芸能人に会えるチャンスなんて、本当に無いのだもの。

 トークショーは30分程度で終わり、そらさんはいったん退場して、ステージに机が並べられた。DVD発売イベントも、もう数回目なので、既に買ってしまったのか、握手に並ぶ行列はそんなに長くない。なるべく最後の方に並ぶことにした。ファンはポストカードをもらい、握手して、一言二言そらさんと会話していた。男女半々ぐらい。浴衣を着た男性もいた。都合の良いことに、そらさんの傍らにスタッフはいない。彼女ひとりだけ。そして、ついに私の番が来た。



(ちゃんと握手した証拠のポストカード。監督にプレゼントしたもう1枚は後日、タイのBioscopeという映画雑誌に、“Mの武勇伝の証拠”というキャプションで、掲載されていた。)

  マッハの速さで、手にもっていた『フェーンチャン ぼくの恋人』(監督の前作)の日本版DVDをそらさんの目の前に差し出し、ひと息で言った。

『この映画のタイの監督が、次の作品に、蒼井そらさんにぜひ出演していただきたい、と言っています。出ていただけないでしょうか?それに蒼井さんは、タイでとても人気があるそうなんです。』

  私が所属事務所から電話で返事を聞いたのは、翌月曜日だった。『蒼井は、やりたいと言ってます。』言葉にならない嬉しさがこみ上げてきた。そうだ!早くタイに伝えないと。ヨン(監督)様に伝えないと!

レポート(4)“タイ撮影前日”  に続く。


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