脳がオカシイのかそれとも世界がオカシイのか

2009年07月14日 03時58分27秒 | 島鉄也
暑い。

風が無い。

今日は寝苦しい夜、、

ところで皆さん、「ジャメブ」って知ってますか?

「ジャメブ」とは、

「見慣れたはずのものが未知のものに感じられること」※Wikiより。

らしい。

そう、「デジャブ」の反対の言葉です。

「見慣れたはずのものが未知のものに感じられること」

僕は夜中に誰かと長い間話をしていると「ジャメブ」になる事がよくあるんです。

時間にしたら何時間くらいかなぁ。

2時間から3時間くらい。

場所はあまり関係なくて居酒屋とか、誰かの部屋とか、外とかでも。

でも2人の時にしか「ジャメブ」にはならないんです。

2人以上で会話している時はならない。てか、なった事は無い。

厳密に言うと、「ジャメブ」を感じるのは話している相手(人)のみで

会話の内容は特に関係なく、真面目な話でも、他愛の無い話でも、、

それで、ネットでさらっと検索してみると「ジャメブ」を経験している人は

「なんか急にここが初めてくる所に感じた・・」とかその程度なんやけど

僕のはちょっと違うんです。

この間も飲み屋で友人とテーブルに向かい合って

今日はこんな事があったとか、今度あれが欲しいねんとか

どーでもいい事を話していたんやけど、

飲み始めて2時間くらいに「ジャメブ」が発生。

まず、僕は急に相手の会話がまったく頭に入らなくなる。

まるで右耳から左耳にスルスルと言葉がすり抜けて行く様な。

そして前に座っている人の輪郭がふわふわと大きくなったり縮んだりし

話している人が手を上げたりすると、ニョーーーンって、

僕の見ている風景の端っこまで伸びていったり。

これは酔っぱらっているんでは無く、アルコールを飲んでなくても起こった事もある。

そして、だんだん相手の顔とか目とか鼻とかが認知出来なくなる。

あげくの果てに前に座っている相手迄の距離間がまったく解らなくなり

そして、ビヨーーーーンって相手のいる処が向こうの方に延びて行く。みたいな。

そうなったらもう僕は相づちしか打たなくなる。

「うんうん」

「へぇ」

「そうなんか」

と、こんな感じに。

この状態になったら僕はずっと相手の延び縮みしている輪郭や

スルスルすり抜けてゆく言葉を聞き流しながら、

「この人(物体)は一体誰(何)なんだろう・・(誰かは解っているけど存在自体が未知に感じる)」

と、「ジャメブ」を感じる。

危な。