上咽頭癌&後遺症との戦いぃぃぃぃ!

2013年4月に突如の上咽頭癌ステージ4の告知を受けてからの入院闘病記と退院後の後遺症について、記録をしていきます。

TS-1再開

2014年05月08日 | 上咽頭癌



今日は、月に1度の東大病院での定期健診日でした。
15:00の予約だったのですが、呼ばれたのは16:20頃。。。
相変らず、予約の意味を感じないシステムです(白目)

今回も治療前に血液検査をしてからの診察となりました。
血液検査の結果は、炎症値(CRP)が2程度と少し炎症反応がありましたが、
まぁ、問題無いだろうということで、先月いったん中止となった抗がん剤(TS-1)を
再開することになりました。

来月も問題がなければ継続投与をして、TS-1が飲み終る7月の定期健診時に、
MRIかCTを撮ろうという話に。。。


■今日の噛み合わない診察中の会話
ワタシ「7月にPET検査という訳にはいかないんですか?」
主治医「PETは1年か2年に1回位しかやりません」

ワタシ「なぜですか?」
主治医「時間とお金がかかるし、そんなに頻繁に行う検査ではないので」

ワタシ「また肺に違和感などを覚えたりした場合は?」
主治医「肺だったら、CTでも十分に見れますし、肺に転移してたら見つけても、もう手遅れですね」

ワタシ「消化器系などは痛みを感じないので気づかないのでは?」
主治医「癌は再発したら、治る見込みは無いのでPETをやってもやらなくても結果は
    同じですよ」

ワタシ「早期発見出来れば、手の打ちようがある場合もあるんじゃないんですかね?」
主治医「まぁ、そういうケースも稀にありますけど、基本的には厳しいですよ」

ワタシ「あぁ、そうですか・・・」
主治医「他に質問ありますか?無ければ今回はこれで終わりです」


この主治医の考えでは、「再発・転移=延命(いずれは死ぬ)」という考えは揺るぎないようだ。
なので、今日のような会話をこの主治医と交わすのは、今後はもう辞めることにした。

確かに、画期的な抗がん剤でも見つからない限り、一度癌治療を行った人間は、
かなり身体が弱ってしまっているので、再発・転移をしてしまったらアウトと言う事は、
ほぼほぼ当たっているのかもしれない。


それでも、例えそうだとしても、生きる事を諦めたくないのが人間なのではないのかなぁ、、、
と今日は思いました。


ワクチンでも、抗がん剤でもいい。
せめて癌が完治しなくてもいいから、飲んでいれば延命が出来る「分子標的薬」等が
早く開発され実用化されることを切に願う。


そうすれば、「癌」を主体としてしまう生活からは少し距離を置く事が出来るのだから。