「お母さんは死なないよね?」
中1の次男が不安そうに聞きました。
「お母さんはだいじょうぶ!」
主人が亡くなった後、次男と何回も交わした会話です。
お父さんの次はお母さんが死んじゃう・・・と心配だったのでしょうね。
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主人には治る可能性のある時までは、すべて隠さず病状を伝えていたのですが
「もう治療方法がない・・・」と担当医から言われてからは、主人にウソをつかないと
いけなくなって、心が張り裂けそうでした。
告知って難しいですね。
治ると信じて辛い治療にも耐える主人に向かって
「ダメなんだって・・・」とは、どうしても言えなかったです。
息子たちにも全部話すべきか、ずっと悩んでました。
息子たちの様子で、主人に全てわかったしまうのは、避けたかったし、
息子たちが主人の病気を受け止めることができるかわからなかったし・・・。
実際に主人の病名を息子たちに教えたのは亡くなる3週間前。
入院が1年も続くと、さすがに息子たちもおかしいと気付き始めたので
お父さんは「悪性リンパ腫(血液のガン)」だということを伝えました。
後で次男に「もっと早く病名を教えてくれてたら、たくさんお見舞いに行ったのに」と
言われたときは、本当に辛かったです。
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