Forth!

移転しました(2014/1/1)

#11 203高地

2011-12-11 | ヒストリ:近代MTS

全体の感想としては昨日書いたのとそう変わりません。
内容が内容なので疲れた。ひたすら疲れた…
批判的な感じばかりで自分でもどうかなーと思ってしまうのだけれど、今回と前回の放送は合わせて1回で良かったと思う。
前回の放送でいきなり203高地で良かったんじゃない?
そしてなんちゅうか今度陸軍の話が出る時って奉天会戦じゃないかと思うんだ!(笑)
限られた時間の中あそこまで旅順に固執する理由がよくわかんない。
常々思いますがこのドラマ、時間配分がものそヘタクソですね。全体のバランスが悪すぎる。
NHKだから君死にたもうことなかれとか言いだすんじゃないかと秘かに危惧していましたが(与謝野晶子の弟籌三郎は旅順に出征。しかも203高地の戦場に出ていたけど無事帰国した)、それはなく。それは良かったです。
正岡子規が日清戦争に従軍した時のように変なイデオロギーを誰かが語りだすのではないかと思った。 

で、とりあえず始めに訂正です。
先日伊地知幸助を大山巌の娘婿と書きましたが、兄の娘婿では?とダメ出しを頂きまして。
図書館で調べてきましたら、先妻が大山巌の兄の娘雪子、後妻が高階経本の娘ミキとありました。
申し訳無い。訂正させて下さい。
ふっつーに何の疑問もなく大山の娘婿だと思ってた…^^; 
2・3年前に読んだ準学術書でもそう書いてあったような記憶が…記憶し間違えたかもしれません。
ご指摘いただきましたなかむらきりのさんありがとうございました。

今回の主人公はまさしく乃木希典と児玉源太郎でした。
あの辺りは小説を読んでいてもすごくドキドキする所だなー。広瀬武夫のようにここが!あそこが!という感じではないので、メモ取る感じではなく普通に見入ってました^^ 

●幾らなんでも悲愴過ぎる旅順総攻撃3回目 



11月下旬という事で、雪が降ってました。
ご飯がね、辛いですね。
日露戦争時の糧食事情についてはサイトで既に触れていますので(脚気の話)そちらをどうぞ。
あまりの寒さに糧食が凍っていたようです。
握り飯なんかも作ってから半日しない内に芯までかっちんこっちんに凍ってしまい、戦場で解凍されないままそれをかじり、腹を冷やし、下痢を起こし→ループ
どういう作り方をしてもおにぎりが凍るので、軍医部の方でどうにかせんと、ということで頭を悩ませてはいたようです。
奉天開戦前に森林太郎(鴎外)が次の食事まで凍らない握り飯の作り方&携帯方法を開発してましたが、してたという事だけでどういう握り方かは分からない。
モリリンは文豪として知られていますが、本職は陸軍軍人、軍医。
当時は第2軍の軍医部長(つまり第2軍の軍医の一番偉い人)になります。

旅順のあの敵陣からの掃射の様子を見ていると、兵器による死傷者が多いように思いますが、日露戦争全体を見ると実際には病気で亡くなったり後送される人の方が多かった。
日露戦争までは常に 病気による死傷者数>武器による死傷者数 になります。
その様相が一変したのが第1次世界大戦。科学の進歩が著しかった…
 
●旅順へ移動する児玉源太郎
松川敏胤がエラいしぶってましたが、前段階が抜けているので…うん…全部は書けないから難しい所だ…
前回の放送でも思ったんだけど、あんな貨物を運ぶような中で参謀長移動するの…?
 
 私のイメージこれだった 
 
児玉と一緒に旅順についてきたのは田中国重。何故か田中と津野田是重とごっちゃになる。
津野田も熱かったですねえ…第3軍の参謀の中では一番イキがいいな。津野田。息子が戦中に東条英機を暗殺しようとしてるんよ。本が出てます。
 
乃木希典が攻撃目標を203高地に変えようと言いだした時に反対したのは大庭二郎ですか?
ちょっと良く分からなかったのだけど、自分たちが旅順に送られている理由を完全にはき違えてましたね…
 
なんというか本当に書く事が…本当にない…でも203高地が陥ちた時の、この場面。    

  
私も203高地から旅順港見た時同じ事思った…何と言うか、もっと近くに、鮮明に見えるのかと思っていたのですが旅順港は意外と遠くに見えた。
あ、後黒井悌次郎出てくるかなーと思いきや出て来なかったのが残念でした。  
 
 203高地

うーん。個々の戦闘場面になると本当に書ける事がない…
で、来週はいよいよ(いきなり)日本海海戦ですね。家にいません!全く肝心な時にこの人は!(笑)B'zのライブなんだよ!(笑)
 



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