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リサイクル図書!

2013-12-08 | ひなみ

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/73/2661f64334afff8146c579ebd8d127e7.jpg?random=
 
無料頒布会で何冊か貰って来た。
どちらかというと児童書が多くて残念でした。大人向けと子供向けで日にちなり会場なりを別けてくれたらいいのに…
他の人も心なしか「え~」という感じでした。
そりゃそうだよね…整理券もらってまでわざわざ来てるのに。
でも無料で頂くので文句言えない。笑。
 
『夢野久作全集』が何冊か出ていたのだけれど、ふっとこれだけ目について。
夢野久作は「ドグラ・マグラ」(のあの表紙を見てこれは買えない本だと思った)位しか知らないけど、杉山茂丸の長男だと知った時の驚きったらなかったわー
杉山は児玉源太郎や桂太郎なんかと近い人物で、山縣有朋等とも関係があった。伊藤博文暗殺しようともしてますな。
この本は小説かと思いきや、関東大震災前後の東京の観察というか、そんな感じ。随筆?
どちらかというと暗い話が多いっぽい。
ぺらーっと捲っていたら「同性愛の新傾向」という一節があって驚いた…というか思わず笑った^^;
男の子じゃなくて女の子がいちゃいちゃしている方で、あ、そっちもやっぱりあったんだ…(という感想)
震災前が最も甚だしかったそうです。
どうしてこういうネタが見るともなく目に入るのか…べ、別に探してる訳じゃないんだからねっ!(ツンデレ風に)

『日本の近代2 明治国家の建設』。坂本多加雄さんの。
こういう本は著者にもよるけど、歴史の潮流を知るには便利だと思う。
このシリーズの9巻目『逆説の軍隊』を単行本の方で持っているのだけれど、これは結構重宝してる。

『明治文壇の人々』、著者が馬場孤蝶。
著者紹介を見たら馬場辰猪の弟でびっくり。英文学者だったそうです。
そして時代柄というか明治の文豪らと交流があったそうで、森鴎外、夏目漱石といった名前が出ていたのでつい手が伸びた。
この本はその思い出を綴った随筆らしい。
 
『武士の町大阪』、これは前から気になってたー!ひゃっはー!
大阪のお奉行様の話や大塩平八郎の話も載っているので、これは嬉しい。
確か日本で一番武士が多かったのは大阪だと聞いた事があるんだけど(本当かどうかは知らない)、そういう話も載ってるのかしらー
 
『ワーグマン日本素描集』。あ、ワーグマンか…面白そうだなーと思って。
幕末~明治初期に日本に滞在した画家さん。イギリス人。
東禅寺事件の現場にいて巻き込まれ、それを絵にしたことでも知られています。
ペラペラめくっていたら、西南戦争の為に鹿児島に向かう警察の姿を描いたものがありました。
ワーグマンの絵だったんだ。

今年は無料頒布で本当に沢山頂いた。歴史意外の本も合わせて40冊近い。
が、頑張って読まないと^^;



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