わが社の日々(秦野市・森工務店)

建築・不動産の森工務店の日記です。

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家具によるホルムアルデヒドについて 

2006年09月21日 09時51分31秒 | トピックス
先日、ご来社いただいたお客様にホルムアルデヒドについてご質問いただき
住宅材料等のお話をいたしましたが最後に家具についてのお話をしました所
家具についてはあまり一般的でないというお話をいただきましたので今日は
少し家具からのホルムアルデヒドについてお知らせいたします。

市販されている家具のカタログや本体に貼付しているラベルなどにF☆☆☆(Fc1、E)などの記号が表記されていることがあります。この記号は材料から放散されるホルムアルデヒドの放散量を示したものです。



測定結果によって少ないものからF☆☆☆☆からF☆のランクに分けることができます。この表示は日本農林規格(JAS)に基づくものですが、MDFやパーティクルボードは日本工業規格(JIS)によってF☆☆☆☆からF☆☆のランクに分けることができます。






F☆☆☆などの材料表示はホルムアルデヒドに配慮した商品を見分ける際の一定の目安と考えられていますが、主に下記の理由により室内濃度指針値0.08ppmとは直接結びつけ難い現状があります。

1)材料の使用量による放散量の増減
F☆☆☆相当の放散濃度が低い材料を使っても、その低い材料をたくさん使った商品(家具)であれば、商品から多くのホルムアルデヒドが放散されます。反対に放散濃度が多少高い材料を使っても、その使用量が少なければ商品から放散されるホルムアルデヒドは前者に比べて低くなることもあります。

2)材料の表面加工方法や室内への露出面積による放散量の増減
材料自体の加工方法(表面塗装)によっても放散量は大きく異なってきます。また、材料の室内への露出面積が大きいほど放散濃度が高くなります。材料の表面が塗装などで覆われていると、放散速度は抑えられますが少しずつ長期間にわたり放散され続けます。

3)材料と材料の接着のためにホルムアルデヒド系接着剤が使用された場合の放散量の増減
材料と材料を組み合わせるための接着剤にホルムアルデヒドが含まれることがありますが、この接着剤からの放散量は材料表示には含まれていません。

4)材料の製造管理上のバラツキによる放散量の増減
合板など板を作る時の接着剤の使用量や、作ってから検査までの僅かな環境の違いにより検査結果にバラツキがでやすいのも実情です。

これら商品自体の問題だけではなく、商品が置かれている室内の温度や湿度が高くなるにつれて放散量は増加し、室内の換気能力も濃度の上昇に大きく影響します。



で・・・・我が社のお勧めしているフォレスト21、やスーパーウォール工法住宅の
のよさがお話できるということとなります^^

家具についても最善注意をはらっていただき素敵なマイホームを!!!