若者言葉というかファミレス用語というか。
「こちら○○になります」
ってありますでしょ?
たまに意地悪な人が
「コーヒーになりますって、じゃあコーヒーになる前は何だったんだ!?」
とか言いますが、それはそれで嫌な客だなーと。
本当は
「コーヒーでございます」
なんだろうけど、きっとそういう客はやがて
「コーヒーがそれでどうした!?」
と言いだす気がします。
“なります”が「これから○○になる」という意味で無いのは百も承知で言っている訳だから、そこを突っ込むのは単なるあなたの勘違いでしょう、と。
コーヒーになりますの元々の言葉は
「こちらコーヒーなるものでございます」
だったんじゃないかな、と。
だって、きっと昔は
レストラン=洋食
で、例えばパスタだったら、普段家ではスパゲッティナポリタンくらいしか食べたこと無い我々が、ペペロンチーノとかボロネーゼとか言われて説明されてもソリャネーゼって感じできっとよく分からなかったんでしょう。
ですから
「こちらがボロネーゼなるものでございます」
「なんだ“肉みそかけ麺”みてえなもんだなや」
みたいな会話があったんでしょう。パチパチ!いえね、あくまでも僕りんの想像よ!
「なるものでございます」が「なります」になったんだったら、まあそんなに目くじらたてることもないかな、なんて。いえね、実際どうだかは知りませんよ!
でもこれだけは言いたい。悪いのは個性や人間性を排除し、温かみある会話を奪ってしまった「マニュアル」なの。
おじ様方!若者をいじめて喜ばないで!
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