昨晩ですねー。NHK・BSでやったラーメンズの『TEXT』を観たらですねー。当然うちの奥ちゃまと『銀河鉄道の夜』や『宮沢賢治』で盛り上がった訳ですよー。パチパチ!
うちの奥ちゃまはキが付く程の本好きで、我が家を建てる際にも結局ごり押しされて奥ちゃまの書斎を確保されちゃいました。しかしですねー、今そこに並ぶ本達の中に独身時代に部屋の4分の3くらいを占めていた文庫本くん達がみんないないのです。
「どうしたの?」
「段ボールに入って宮城(の実家)の納屋にあると思う。捨てていいと言ったからもう無いんじゃない」
男は昔付き合っていた恋人の写真を捨てられないけど、女はそういうのをあっさり捨てられるそうじゃない?僕りんは本もマンガもビデオもどうせもう観ないクセに捨てられない…。やっぱりオカマだオカマだと言っても中身は男なのね…。
かつて村上龍がやっぱり女には敵わないなあ、というエピソードで、レストランで男に別れ話を切り出され、髪を振り乱して泣いていた女性が、出てきた料理をひとくち食べた途端顔を輝かせ
「あら、これおいしい!」
と言ったことを紹介していました。
物や思い出は大切にするべき。だけど自分を不幸にする思い出にいつまでもしがみついてはいけないのです。
でもまあ、、、取り敢えず、VHSビデオやカセットテープが僕りんを不幸にする訳じゃないからさ(^^;)
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