坊主の取説

米沢りか作の『30婚』、『カツ婚！』ってマンガが人気だそうで。パチパチ！
どちらも読んだこと無いんですけど、そこで出てくる「男の取説」というのは私も含め男性諸氏が耳が痛くなる内容らしいです。

例えば「なんで女はいつまでも過去のことを蒸し返すのか？」という男性の疑問に対し、24歳の合コン女王、蝶子さんは「それは、男と女では『終わり』の感覚が違うから」とばっさり。
何かいざこざがあった後、男性は謝ったことで「ゼロになった。もう済んだこと」と思っている。だが女性にとっては「まだ様子見中。ここからスタート。これから頑張ってマイナスを挽回していってね」なのだそうだ。

男「えっ、まだゼロにもなってないの！」
女「えっ、男ってゼロになったと思ってたんだ！？」

というすれ違いがあるのだとか。
さんざん、相手を愚弄して、周囲を引っ掻き回しておいて、「俺が悪かった」と謝れば「どうだ、自ら先に謝ったぞ。潔いだろ。男らしいだろ？」と小鼻を膨らます男のいかに多いことか。
実は、ここから頑張ることによってようやくゼロになるんですね（＾＾；）

もっとも、世の中には謝ることのできない人も男女問わずたくさんいます（年を取るほどその傾向が強くなるのはなぜでしょう？）
言った、言わない、と周りが呆れるような水掛け論を大の大人が繰り広げ、せっかく善意ある人が諌めても「水掛け論？いいじゃないか上等だ、水が無くなるまでかけてやれ！」という為体…。
好きの反対は無視です。サイレント・マジョリティは、ただ黙って見ています。

かくいう私も最近、結構年配の方から、「ブログ見てますよ。それではまた。ナーウゲッタチャーンス！」と声をかけられることが増えました…。恐いこわいっ！




おまけ～
円東寺所有の仏具『鉢（ハチ）』。“下総葛飾郡小金領市野谷村延命山円東寺什物　文政元戊寅年　世話人○○権右衛門”と刻印があります。
西暦でいうと1818年。約200年前の物です。


流山市生涯学習センターで行われる『3.11法話と声明ライヴ』で実際に使わせていただきます。