『賢者のお届け物』というお話があります(ウソ)。パチパチ!
年末になり、PRINCOちゃん(仮名)は憂鬱でした。
「ああ、今年も年賀状の季節がやってきた」
大抵の人は、書くのが面倒だとか、誰に出すかなどで悩むのですが、彼は違いました。
「また、野谷と書いてくる人がいるだろう、、、」
PRINCOちゃんの住むのは、流山市 市野谷(ながれやまし いちのや)というところなのですが、「市」という漢字が続くので、気の利く賢者たちは
「ははーん、Pのやつ、住所をタイプミスしてやがるな!」
と勝手に忖度し、「流山市 野谷、、、、」と住所を書いてくださるのです。大抵のPCソフトなら、郵便番号を入力した時点で「市野谷」を指定してくれると思うのですが、プリンターで印刷してくる人でさえ、流山市野谷の人もいる始末でして、、、、
しかし、本当の賢者は郵便局員さんたちです。市の字が抜けていても、すべてを了解し、ちゃんと届けてくださるのです。憂鬱なPRINCOちゃんも、この賢者の贈り、、、もとい、お届け物に、少しほっこりとした気持ちになる年頭なのでした。
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