PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



お盆が終わると、流山市内の真言宗寺院では附施餓鬼シーズンとなります。パチパチ!
元々、お施餓鬼とはいつやってもいいもので、真言宗豊山派の総本山、奈良県の長谷寺では毎日行っておりますし、大阪の一心寺のように、それこそ一日に何度も行う寺もあります。ですが、まあ、大抵のお寺は「大施餓鬼会(だいせがきえ)」の名称で年に一回盛大に行うのです。中でも特にお盆の時期に行う物を、お盆にくっつけて行うということで附施餓鬼(つけせがき)といいます。
施餓鬼とは生前に欲望の限りを尽くし、餓鬼道(ガキドウ)に落ちた御霊を供養することにより、その功徳が巡り巡って、自分の先祖や新盆精霊、もちろん自分にも回ってくるものです(功徳を周りに振り向けることを回向といいます)。“情けは人の為ならず”の考え方で、仏教精神の肝みたいな法要ではないでしょうか。

餓鬼を呼び寄せるご真言が書かれた旗を高く掲げます。




おまけ
桐ヶ谷・西栄寺の真如堂。流山市内に立派な梁の建物はたくさんありますが、僕りんが一番好きな梁はここです。恐らく地元の棟梁が地元の木材で建てたのでしょう。小さなお堂に匠の技術や心意気がキュキュッと詰まっています。





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