お四国には「お接待」という麗しいならわしがあります。パチパチ!
お遍路さんをお大師様とみて、食べ物や飲み物、ときにはお金を施して功徳を積むのです。お遍路さんはお接待をけして断らず、ありがたく頂戴します。
ゴルフや歓楽街の接待とはえらい違いです(^^;)
僕りんに限らず、パフォーマーの方々は出演場所に出向くと主催者や接客係の方からお接待を受けます。断りづらいものです。
特にマジックの場合、準備に時間がかかるので本番前に
「まだ1時間ありますし、皆さんと一緒に食堂でお昼を」
なんて、申し出は実は非常に困ります。なるべく早く準備をしたいし、準備後はあまり動きたく無いのです。
恐らく「はい、どうぞ」と言われても急にマジックはできない、ということをみんな知らないのです。テレビなんかで街中でマジックをやるマジシャンが増えたので余計そう思われるのでしょう。
司会なんかもそうで、僕りんは基本的に断ってしまいます。
「それではPRINCOちゃんどうぞ!」と言われても、かっこよく登場できない自分がいけないんだけど、タイミングは自分で決めたいし、プロフィールなんか言われたくないし、名前なんかは自分で言いたいんです。
お四国遍路を終えたといっても、「お接待」を断ってばかり。なかなか聖になれましぇん。
写真~
44番・大宝寺の山門付近の三すくみ。今にも崩れそうな岩組の洞の中でカエルとヘビとナメクジがにらみ合ってます。
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