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健 康 を デ ザ イ ン す る

血液革命・血液サラサラへの道 14

2009-05-31 05:40:37 | 太極拳
血液をサラサラにする栄養素

6.カルシウム
 リンやマグネシウムなどと共に、骨や歯などの骨格を形成します。心臓の拍動を保つのは、このカルシウムの役割であり、片や筋肉の収縮をスムーズにする役割も担っています。また、神経の興奮を鎮め、精神を安定させる役割もこなしており、その役割を並べたてたら枚挙のいとまもありません。
 血液を固めて出血を防ぐ、ホルモンや唾液、胃液などの体液の分泌を促す、白血球の食菌作用を助長する、体内の鉄分の代謝を促進する、体液・血液の恒常性を維持するなどの重要な役割を果たしています。
 サケの骨の缶詰め、ワカサギ、イワシ丸干し、田作り、煮干し、干しエビ、みりん干し (かたくちいわし)、小松菜。

血液革命・血液サラサラへの道 13

2009-05-30 13:13:44 | 太極拳
血液をサラサラにする栄養素

5.オリゴ糖
 腸の中には消化の手助けをする細菌と、その邪魔をする細菌があります。その中で、消化の手助けに、最も働くビフィズス菌の働きを助長するのがこのオリゴ糖です。オリゴ糖を増やすことによって、腸の調子を整え、ビタミンの合成を促し、余分な脂肪分を排除して大腸ガンを予防する働きを持っています。また、免疫機能を向上させ、虫歯をも予防します。

①フラクトオリゴ糖
 ビフィズス菌の増殖を促し、便秘、高脂血症の改善などに効果があり、虫歯になりにくい甘味料として使用されています。

②イソマルトオリゴ糖
 ハチミツや味噌、醤油に含まれ、酵母では発酵しないので、非発酵性糖と呼ばれています。その防腐性によって食品の保存性を高めています。

③大豆オリゴ糖
 大豆に含まれるオリゴ糖の総称で、少量でビフィズス菌を増殖させることができます。

④ガラクトオリゴ糖
 乳糖をアルカリで処理して作ります。ビフィズス菌の増殖を促し、便秘や下痢を改善し、タンパク質の消化吸収を助けます。

血液革命・血液サラサラへの道 12

2009-05-28 10:09:33 | 太極拳
 森林浴をしにしばらく上州路、越後路をあるいてきましたので、穴をあけて済みませんでした。

 血液をサラサラにする栄養素

3.β-カロテン
 体内でビタミンAに変わり、体の中で生じる活性酸素から体を守る、抗酸化作用があります。ガン、心臓病の予防、免疫力の強化に役立ちます。
 鰻、ほうれん草、ニンジン、パセリ、紫蘇など。

4.食物繊維
 第四の栄養素と呼ばれ、健康維持には欠かせないものとして脚光を浴びています。
 消化管の働きを活発にします。ブドウ糖の吸収速度を緩やかにし、食後の急速な血糖値の上昇を防ぎます。コレステロールの吸収を抑制し、体内の有害物質を排泄して血糖値の上昇を防ぎます。
 腸内でナトリウムイオンとカリウムイオンの交換反応により、食塩のナトリウムを排出させます。便を柔らかくして嵩を増やすことで、腸の蠕動運動を活発にし、内容物を速やかに移動させます。腸内の有用な菌群を増やし腸内の環境を改善します。
 寒天、カンピョウ、干しずいき、干しシイタケ、切干大根、枝豆、グリンピース、芽キャベツ、干し柿、ゴボウ、パセリ、青のり、川海苔、コンブ、ヒジキなど。

血液革命・血液サラサラへの道 11

2009-05-22 09:41:45 | 太極拳
ここからが本題です。血液をサラサラにする栄養素を探ります。

1.ビタミンC
 血管を強化し、抗酸化作用によってコレステロールや中性脂肪を調和する機能を有する。美容と健康に効果を発揮し、老化を防止する役割を担う。
この効果を発揮することができる食べ物は、
芽キャベツ、ピーマン、ブロッコリー、トマト、ホウレン草、柑橘類、イチゴ、サツマイモなど。

2.ビタミンE
 強い抗酸化作用を持っていて、過酸化脂質を分解し、活性酸素からの害から体を守る。ガン、心筋梗塞脳卒中などを予防する。
 予防効果を発揮する食物
玄米、胚芽、穀類、緑黄色野菜、ナッツ類、大豆、鰻、鰊、たらこなど。

血液革命・血液サラサラへの道 10

2009-05-21 10:02:14 | 太極拳
 400万年前に地球上に人類が誕生して以来、旱魃、洪水、地震などの天変地異や人間同士の争いが続く中で、人は、ほとんどの時代を空腹で過ごしてきました。 ずっと空腹で過ごしてきた人間の歴史は、空腹のときの対処の仕方は十分に心得ていました。
 そのような時にも、狩猟や農耕で体を酷使していましたから、今のメタボの人のように、体の中に脂肪や乳酸を溜めるというようなことはありませんでした。
 その空腹の情報が遺伝子の中に組み込まれた体に、朝が来たから、昼になったから、夜だからといって、お腹も空いていないのに食べ物を詰め込む。
 おまけに、運動らしい運動をしていませんから、空腹の遺伝子に支配されて、飽食の遺伝子を持たない体は、過剰の栄養素を持て余し、どう処理をしていいのか分からないでいます。
 そうした体が抱えるのは、血液中に尿酸が多くなって「痛風」を起こす。糖分が処理しきれなくて「糖尿病」。脂肪が処理しきれなくなると「高脂血症」になり、それが肝臓や血管に付着すると「脂肪肝」や「動脈硬化」を起こし、やがて「高血圧」「心筋梗塞」「脳梗塞」への道をたどることになります。
 西洋医学でいう血液成分の赤血球、白血球、血小板、血漿といったミクロの分析も必要には違いありませんが、ミクロの分析ができなかった時代、血液の作用をマクロで捉え、非生理的血液である瘀血が表す症状について、的確、かつ綿密に分析して把握した東洋医学の英知に、改めて拍手を送りたい気持ちです。
 こうしたことから、血液がサラサラとして支障なく流れて入れば、病気に罹りにくいということが分かります。この様な状態を保つためには、エネルギーを摂りすぎないこと、運動不足にならないこと、食事の偏りをなくすなど日常生活に注意する必要があります。
 見方を変えますと、コレステロールや動物性脂肪などを摂って、運動をしないでいますと、摂取した脂肪が酸性化して過酸化脂質になり、血液はドロドロになって流れにくくなる、ということになります。
 では、どうすれば血液をサラサラにすることができるのか、その方法を探ってみたいと思います。人間の体は、食物と酸素によって生命を維持していますから、食べ物の存在が如何に大切かということが再認識されます。

血液革命・血液サラサラへの道 9

2009-05-20 13:51:24 | 太極拳
血液の成分

分類Ⅲ

2.無形成分
 採血した血液を容器に入れて放置しておいたとき、沈殿した部分が有形成分で、上澄みの済んだ部分の、血清と呼ばれる部分が無形成分です。
 無形成分である血漿は、タンパク7% (アルブミン55%、グロブリンα14%、グロブリンβ13%、グロブリンγ11%、フィブリノゲン7%)、水分91.5%、その他、無機塩、脂質、ホルモン、ビタミン、炭水化物、酸素などの1.5%で構成されていて、この成分が水分や栄養素、そして老廃物などを運ぶ重要な役割を果たしています。
 血液の働きはこのように、細胞組織に栄養素や酸素を運んだり、出血を止めたり、体温を調節したり、細菌から体を守ったり、体に不必要な老廃物や二酸化炭素を、体の外に運び出すなど、多くの重要な役割を果たしています。
 中医に「万病一毒」という言葉があります。この一毒と言いますのは、汚れた血のことで、病気の原因になる血の滞りの「瘀血・おけつ」を指します。瘀血といいますのは、血がドロドロとして流れにくくなり、毛細血管が詰まったり、血管がもろくなって破れやすくなった状態のことをいいます。
 ご参考までに、中医といいますのは、中国医学には違いないのですが、中国の方のご意見で、西洋と東洋の中央の「中」という意味でとらえています。
 西洋医学でいう動脈硬化も、打ち身の時に見られる内出血の紫斑も瘀血がもたらすものです。もう一つの病気の原因に、濡養 (じゅよう・栄養・滋潤) が不足する血虚 (けっきょ) があります。これは脾と胃が携わっている運化作用 (運搬と化育・かいく・天地自然が万物を育てること) の低下による、血 (けつ) の生成源の不足、あるいは出血や血液破壊に伴う血量の不全 (瘀血・おけつ) による血の供給不足のことをいいます。
 血は気によって運ばれていますから、血が滞ると気も滞り、気血の滞りが病気の原因を作ることになります。ですから、血を綺麗にしておきさえすれば、病気に罹らならないことは明らかです。

血液革命・血液サラサラへの道 8

2009-05-19 14:43:04 | 太極拳
血液の成分

分類 Ⅲ

1.有形成分
 採血した血液を容器に入れて放置しておくと、赤いドロドロした部分が下の方に徐々に沈んでいきます。この沈んだのが有形成分です。
血液の有形成分は次のように分かれています。
(1)赤血球(400mm₃~500mm₃)
 有形成分の大半が、直径8ミクロンほどの核のない細胞です。またその1/3が血色素と呼ばれる赤いヘモグロビンで、血が赤く見えるのはこの色素のせいです。
赤血球の働きは酸素を運搬し、二酸化炭素を回収することです。赤血球の寿命は120日前後で、古くなったものは、肝臓で胆汁を作る材料に使われたり、脾臓で破壊されます。代わりに骨髄で新しいものが作られ、全体の量が調整されています。赤血球の量は、1立方ミリ中に400~500万個あり、これより少ないと貧血、多くなると多血症となります。
(2)血小板 (120000mm₃~350000mm₃)
 血小板は1立方ミリの中に150000~350000個含まれていて、血管を補修したり、出血を止める働きをしています。
(3)白血球(4000mm₃~8000mm₃)
 ①顆粒球 (主に殺菌物質を放出する)
 イ、好中球  食菌作用を持ち感染防御に一役買っています。
 ロ、好酸球  貪食 (どんしょく) 作用を有し抗原に向かって攻撃を仕掛けます。
 ハ、好塩基球 貪食作用を持ち、他の抗体と結合できます。
 ②単球(マクロファージ)
 アメーバのような触手を持ち、外敵を丸呑みする能力である貪食能を発揮して、顆粒球やリンパ球に抗原の侵入を知らせ、リンパ球が働いた後の片づけを行います。
 ③リンパ球
 イ、T細胞
 胸線 (Thymus) で作られるのでT細胞と呼ばれています。
 a.ヘルパーT細胞
 抗原の来襲を、情報遺伝物質のサイトカインを出し、キラーT細胞とB細胞に連絡します。
 b.キラーT細胞
 抗原に近づき分解酵素のパーフォリンを振り掛けて細胞ごと中和させます。
 ロ、B細胞
 抗体の免疫グロブリンを作り、抗体に投げつけて中和させます。
これを抗原抗体反応といいます。抗体には IgM、IgG、IgA、IgE
いう種類があります。
 ハ、NK細胞
 ナチュラル・キラー細胞といい、細菌を飲み込んでしまう貪食能(どんしょくのう)を持ち、ガン細胞を攻撃することで知られている細胞です。
 ニ、胸線外分化T細胞
 体内の細胞を監視し、変異した細胞を中和させる特異な細胞である。これら有形成分の寿命は約2週間ほどで、死骸は鼻汁や膿になります。

血液革命・血液サラサラへの道 7

2009-05-17 11:29:48 | 太極拳
血液の成分

分類 Ⅱ

血清 55%

ミネラル   鉄、カルシウム、ヨードなどの酵素類

GTO  アスパラギン酸トランスフェラーゼ、タンパク質の代謝に関わる酵素

GPT  アラニンアミノトランスフェラーゼ、タンパク質の代謝に関わる酵素

LDH  乳酸脱水素酵素 (エネルギー産生に必要な酵素で、特に肝臓、心筋、腎臓、骨格筋、血球に多く含まれている。これらの臓器に障害が起きる疾患で高い値になる)

ホルモン 脳下垂体や甲状腺、副腎などの内分泌器官で作られ、血液によって運ばれ、微量で特定の器官に影響を及ぼす化学物質。

老廃物    BUN(血清尿素窒素)、尿酸など。

血清 45%
赤血球
白血球
血小板

血液革命・血液サラサラへの道 6

2009-05-16 20:25:22 | 太極拳
 血液の寿命は、赤血球が100~120日で、古くなった赤血球は肝臓や脾臓で破壊されます。白血球は約二週間生き延び、血小板は数日間の命で、リンパ球に至っては、僅か数時間の命です。鼻汁や膿は白血球の死骸です。
血液の成分を知る

分類 I

水分   90%
その他  10%
タンパク質
脂肪
糖分
ビタミン  A.B1.B2~B17.C.D.E。


血液革命・血液サラサラへの道 5

2009-05-14 16:04:31 | 太極拳
 このように分類された血液は、心臓の左心室から大動脈に流れ、小動脈を通って毛細血管に至り、そこから小静脈に流れ込んで心臓の右心室に戻ります。
 この一連の動きは、川の流れのように自然に流れているわけではなく、血液が心臓から流れ出るときには、心臓の圧力によって押し出されますが、毛細血管に入ったところでその力は及ばなくなり、後は筋肉が伸縮する際の圧迫の作用によって、小静脈から大静脈へ、そして心臓へと戻っていきます。
 静脈には逆止弁が付いていて、逆流しない仕組みになっています。人間の体というのはすごい機能が備わっていると思いませんか。
 人間の体には51億本の毛細血管がありまして、全身の60兆個の細胞に血液を送り、栄養分と酸素を届けています。毛細血管には小さな穴があいていて、細胞はその穴を通じて栄養素と酸素を受け取り、代わりに老廃物と炭酸ガスを毛細血管に送り出します。
 細胞に異常がありますと、栄養分の受け取りを拒否しますし、血液が不純物を運んできた場合にも細胞は、受け取ることを拒否します。毛細血管の小静脈側に老廃物が侵入してきますと、小静脈が収縮して静脈血の輸送が始まります。

血液革命・血液サラサラへの道 4

2009-05-13 13:49:20 | 太極拳
血液のことをもう少し詳しく見てみましょう。

血液   有形成分
      無形成分

有形成分   白血球
         赤血球
         血小板
無形成分   血漿


白血球   リンパ球   T細胞   ヘルパーT細胞
                       キラーT細胞
              B細胞
              NK細胞
              胸線外分化T細胞
      顆粒球    好中球
              好酸球
              好塩基球
      単球     マクロファージ

血液革命・血液サラサラへの道 3

2009-05-12 10:48:10 | 太極拳
 血液の働きはこのように、細胞組織に栄養素や酸素を運んだり、出血を止めたり、体温を調節したり、細菌から体を守ったり、体に不必要な老廃物や二酸化炭素を、体の外に運び出すなど、多くの重要な役割を果たしています。
中医に「万病一毒」という言葉があります。この一毒と言いますのは、汚れた血のことで、病気の原因になる血の滞りの「瘀血・おけつ」を指します。瘀血といいますのは、血がドロドロとして流れにくくなり、毛細血管が詰まったり、血管がもろくなって破れやすくなった状態のことをいいます。
 西洋医学でいう動脈硬化も、打ち身の時に見られる内出血の紫斑も瘀血がもたらすものです。もう一つの病気の原因に、濡養 (じゅよう・栄養・滋潤) が不足する血虚 (けっきょ) があります。これは脾と胃が携わっている運化作用 (運搬と化育・かいく・天地自然が万物を育てること) の低下による、血 (けつ) の生成源の不足、あるいは出血や血液破壊に伴う血量の不全 (瘀血・おけつ) による血の供給不足のことをいいます。
 血は気によって運ばれていますから、血が滞ると気も滞り、気血の滞りが病気の原因を作ることになります。ですから、血を綺麗にしておきさえすれば、病気に罹らならないことは明らかです。

血液革命・血液サラサラへの道 2

2009-05-10 21:42:40 | 太極拳
 血液は人間の体の中で最も大切なものと言えますでしょう。血液は、単に血管の中を流れる赤い液体というだけではなく、体のすべての細胞に酸素と栄養素を送り込み、代わりに二酸化炭素や不要になった老廃物を回収し、細菌やウイルスが侵入してくれば撃退し、体温を調整し、血管にほころびがあれば修復し、さらに、体の状態に合わせて各器官の働きを調整するための情報を運ぶなど、体の内部環境を保全する万能の液体であるということができます。
 人体を流れる血液の総量は体重の1/13を占め、40%の血球、血小板と呼ばれる有形成分と、栄養分や電解質を含んだ60%の無形成分の血漿で構成されています。
 有形成分の大部分は赤血球で、血色素 (ヘモグロビン) が1/3を占めており、この血色素が赤いために血液が赤く見えます。白血球は赤血球よりも大きく、外部から侵入する病原微生物などを撲滅する働きをしています。血小板は1立方mmの中に15万個~35万個含まれていて、血管を補修したり、出血を止める働きをしています。
 無形成分の血漿は、タンパク質7%(アルブミン55%、グロブリンα14%、グロブリンβ13%、グロブリンγ11%、フィブリノゲン7%)、水分91.5%、その他無機塩、脂質、ホルモン、ビタミン、炭水化物、酸素などの1.5%で構成されています。この成分が水分や栄養素、老廃物などを運ぶ重要な役割を担っています。

血液革命・血液サラサラへの道 1

2009-05-09 15:17:49 | Weblog
 革命と言いますと、いかにもおおげさに聞こえますが、革命の「革」という字は改まるという意味ですから、血によって命が改まるという、当然といえば当然のことです。
 取り立てて申すまでもなく、血がサラサラと流れてさえいれば、いつの時でも、人は健康でいられるということです。
最近、マスコミやフィットネスクラブで、血液をサラサラにするために水を飲むことを勧めますが、一時的にはサラサラになるとはいいましても、一時しのぎにすぎません。それに、水を飲むことによるマイナス面「冷え」についての説明は、何らなされていません。
 「血」という言葉は、日常生活の中にもよく出てきます。高揚した精神を「血気盛ん」とか「血が騒ぐ」と言い表し、健康状態を確認する時に「血色がいい」とか「血色がよくない」といい、顔の皮膚の近くを流れている血液の量によって、顔色の善し悪しを判断しています。
 また、変事が起きた時には「血相を変える」といい、人間性を問うときには「血が通う」とか「血も涙もない」というような、言い表し方をします。そして、親子のつながりを「血のつながり」とか「血肉を分けた」といい、親戚のことを「血族」とか「血縁」といい、そのような関係を「血は水よりも濃し」というように、血が遺伝子と関わっていることを示しています。

冷えは万病のもと 20

2009-05-08 09:29:35 | 太極拳
 このシリーズの最後に、呑ん兵衛の私らしい話題を提供致します。それはもちろん酒についてのことです。
 酒の中で一番陰性なのがビールです。おまけにギンギンに冷えたものが最高とされていますから、陰性に輪をかけています。中国では常温で飲むのが普通です。それは、体を冷やさないための工夫で、陰性の飲み物を冷やしたら余計に陰性になることが目に見えているからです。
 次の陰性がワイン。ワインには不純物が多く含まれているため、その不純物を取り除くための体の働きが問題なのです。その次が蒸留酒のウィスキーやテキーラ。その次が中国の老酒。一番陽性なのが、わが日本の清酒です。それに燗をしたら、もっと陽性になるのは分かり切っています。
 お釈迦様は、自分の生れた土地の、一里四方で採れた産物を摂るのが最高の生き方であると教えました。その意味で清酒の原料のコメは、当にその要求を満たしているわけです。
 我が日本酒党に快哉を贈ります。 バンザイ!