太極拳では呼吸法のことを 「調息」 といって、とても大切にしています。この調息は太極拳だけではなく、気功でも禅でも大切にされているものです。普段私たちが行っている呼吸法は、自然呼吸法です。
1.自然呼吸法
これは無意識で行っている呼吸法で、自然呼吸法とか生理呼吸法と呼ばれているものです。意識に左右されない呼吸法で、むらがなく細く柔らかい呼吸法ですが、短く詰まっているという欠点があります。呼吸に意識を向けない呼吸法は、一分間に15~18回行っています。このときの脳波は、周波数13~30ヘルツの β (ベータ) 波です。この呼吸法は立式鍛錬に適しています。
2.深呼吸法
自然呼吸法を基礎にした深く長い呼吸法で、鼻から吸って鼻から吐く方法と、鼻から吸って口から吐く、「鼻吸口呼法」(びきゅうこうこほう) があります。鼻吸口呼法で気をつけなければならないのは、吐くときに邪気を出すのだという意識を持つことが大切です。そうしませんと大切な 「真気」 が出て行ってしまいますから。
3.胸式呼吸法
胸腔部を拡張したり縮小したりする呼吸法で、息を吸うときに胸をふくらませ、下腹部を少し縮小させます。呼気は逆にします。息を吸うときには、自然呼吸よりも胸がふくらんでくるのを実感しながら行います。
息を吸うときに、吸った息が、みずおちの後ろの背骨に張り付いて、下から上に上がって行くイメージで行います。呼気はこの逆を行います。
1.自然呼吸法
これは無意識で行っている呼吸法で、自然呼吸法とか生理呼吸法と呼ばれているものです。意識に左右されない呼吸法で、むらがなく細く柔らかい呼吸法ですが、短く詰まっているという欠点があります。呼吸に意識を向けない呼吸法は、一分間に15~18回行っています。このときの脳波は、周波数13~30ヘルツの β (ベータ) 波です。この呼吸法は立式鍛錬に適しています。
2.深呼吸法
自然呼吸法を基礎にした深く長い呼吸法で、鼻から吸って鼻から吐く方法と、鼻から吸って口から吐く、「鼻吸口呼法」(びきゅうこうこほう) があります。鼻吸口呼法で気をつけなければならないのは、吐くときに邪気を出すのだという意識を持つことが大切です。そうしませんと大切な 「真気」 が出て行ってしまいますから。
3.胸式呼吸法
胸腔部を拡張したり縮小したりする呼吸法で、息を吸うときに胸をふくらませ、下腹部を少し縮小させます。呼気は逆にします。息を吸うときには、自然呼吸よりも胸がふくらんでくるのを実感しながら行います。
息を吸うときに、吸った息が、みずおちの後ろの背骨に張り付いて、下から上に上がって行くイメージで行います。呼気はこの逆を行います。