3.食のあり方 続き
中医学の原点には「未病」があります。未病というのは、病気にかかる前に、その病気の元になるものを断ち切ってしまうという考え方です。
体のことを注意深く見守っていれば、体のどこかが悪くなったというシグナルを出しますから、そのシグナルに気を付けてさえいれば、病気に罹ることはなくなるというものです。
例えば、体がだるいとか、目がかすむとか、肩がこるとか、耳鳴りがするとか、頭が痛いとか、熱っぽいとかなどなど、体が注意信号を発しているのですが、当の本人はそれに気づくこともありません。それでは、体が注意信号を発したとしても、無意味になってしまいます。
中医学も太極拳も気功も、そのベースには陰陽思想があって、陰と陽のバランスを大切にしています。
活発な方を陽と呼び「火」に代表されます。清らかな明るいもの、動きが活発なもの、温度が高い熱あるいは温といわれるもの、上昇するもの、外を向いているものなどの性質を陽とし、太陽、天、昼、明、男などを指しています。
一方、静かな方を陰と呼び「水」に代表されます。暗く濁ったもの、温度が低く寒いあるいは冷たいと表現されるもの、内を向いているもの、下降するもの、動きの緩やかなものなどを陰としています。月、地、夜、暗、女など抑制と静かさの性質を持っています。
先に現代人の体温の低さを指摘しましたが、体温の低い人は陰性の人が多いですから、体を温める食べ物を摂りたいものです。従って体を冷やす陰性の食べ物や飲み物は避けたほうが宜しいでしょう。
中医学の原点には「未病」があります。未病というのは、病気にかかる前に、その病気の元になるものを断ち切ってしまうという考え方です。
体のことを注意深く見守っていれば、体のどこかが悪くなったというシグナルを出しますから、そのシグナルに気を付けてさえいれば、病気に罹ることはなくなるというものです。
例えば、体がだるいとか、目がかすむとか、肩がこるとか、耳鳴りがするとか、頭が痛いとか、熱っぽいとかなどなど、体が注意信号を発しているのですが、当の本人はそれに気づくこともありません。それでは、体が注意信号を発したとしても、無意味になってしまいます。
中医学も太極拳も気功も、そのベースには陰陽思想があって、陰と陽のバランスを大切にしています。
活発な方を陽と呼び「火」に代表されます。清らかな明るいもの、動きが活発なもの、温度が高い熱あるいは温といわれるもの、上昇するもの、外を向いているものなどの性質を陽とし、太陽、天、昼、明、男などを指しています。
一方、静かな方を陰と呼び「水」に代表されます。暗く濁ったもの、温度が低く寒いあるいは冷たいと表現されるもの、内を向いているもの、下降するもの、動きの緩やかなものなどを陰としています。月、地、夜、暗、女など抑制と静かさの性質を持っています。
先に現代人の体温の低さを指摘しましたが、体温の低い人は陰性の人が多いですから、体を温める食べ物を摂りたいものです。従って体を冷やす陰性の食べ物や飲み物は避けたほうが宜しいでしょう。