もう騙されないぞ(Won't Get Fooled Again)

旅、音楽、日常・・・まったり雑談します

Pink Floyd - P.U.L.S.E

2005年06月11日 | CD紹介
先月デイヴ・ギルモア中心のピンク・フロイドのアルバムと
「元」フロイドのロジャー・ウォータースのソロアルバムが紙パッケージで再発された。
僕にとってのピンク・フロイドはロジャーあってのものなので、
ギルモア中心の87年以降のフロイドにはあまり興味がない。

先週タワー・レコードでギルモア・フロイドの再販アルバム「PULSE」が売られていた。
特製パッケージに入った95年発売の2枚組ライブアルバム。
73年に発表したアルバム"The Dark Side of the Moon"をまるごと演奏していることを思い出し、
アマゾンを通じて購入してみた。

中は豪勢なつくりになっている。
元々4枚組LPとして発売されたため、CDケースが4つ入っていたが、
うち2つは中にレプリカのレコードとレコードケースがそれぞれ4枚ずつ入っていた。
その他にライブ当時の写真満載のブックレットに歌詞和訳本。
ケースデザインを元ヒプノシスのストーム・ソガースンに任せているせいか、
CDを聞く前からピンク・フロイドの臭いがケースからプンプン出てくる。

さて、演奏内容はというと、懐かしい曲から当時の最新アルバムからのものもあり、
「ライブ」というより「エンターテイメント」として楽しませているように感じる。
音質もこれまた良い。ヘッドホンで聞くと様々なエフェクト、
例えばジェット機の爆音が右から左に飛んでいく様子が、
まるで自分がその場で聞いているかのように感じられる。
ピンク・フロイドは音や技術よりも「雰囲気」「空間」で視聴者を別の世界に導いてくれる。

1枚目を聞いた時点でかなり満足。
"The Dark Side of the Moon"は2枚目に収録されているので、
明日にでもじっくり聞き込もう。