季節の中でひとりごと~ひとしずく日記

季節や暮らしの中でふと感じたこと、ありのまま、素直に。
私の好き!盛りだくさん。プライベート日記です。

食べ物のいのち

2008年01月14日 | ひとりごと
トランスパレットペーパーです。
レースのカーテンに映るのもいい感じです。
ふんわりやさしげ。

私は、ドキュメンタリーぽい番組が好きで、よく見ます。
NHKの番組のものはスキですね。

昨日は、なにげに、夜テレビを見ていたら、
ドキュメンタリーものがあっていて、ちょっと感動した。

スーパーやコンビにやメーカーなどの売れないもの、売れ残りのものについて。
缶が凹んでる。ラベルが汚い。印刷の写りが悪い。
売れ残りの消費期限、賞味期限近いもの。などなど。。。
私自身いつも思うこと。
食べ物がこんなに粗末に扱われていいのかな。。。
この食べ物たちはどうなってしまうんだろう。。。っと。
過剰な販売競争。
ほんとは自給率もなく、輸入も懸命なものもあり、食べ物はほんとは少ないのに。。。
捨てられることに違和感を感じます。
もったいないだけでは、終わらない気持ちがあります。

食べ物だって、元は生き物。
そう思うと、命をもらって、生きているということ。
その命を食べ物として、生かしているだろうかと。
食べ物としていただくことに、食べ物の命も生かされると思うのです。

それに、食べ物になるまで、
生まれて、育ち。。
そして、いろんな人の手によって。。。食べ物になっていく。
これって、食べ物になるまでも、人がたくさん携わっているということ。
いろんなエネルギーいただいているということ。
そう思うと、私はいつも疑問に思います。

昨日のNHKの番組の中で。
企業では、廃棄となる食べ物を処分するだけでも、多大のお金がかかるらしいです。
そんな中、ある外国人男性が、日本で、企業から、廃棄となるような、まだ食べられるものを預かり、児童施設やホームレスなどの支援団体などに配送している姿。
そして、その中で、学校の子ども達がお金を集めて、お米を買って、そんな支援団体に寄付している様子も。
日本社会で、弱者と呼ばれる人たちに、喜んでもらう。
そうすれば、食べ物も生かし、食べ物の役目として生きることになる。
これも食べ物の命を大切にすること。
二つの喜びがあると思う。生かされる道なように思って、ちょっと感動しました。

世の中には、気づいて行動する人がいる。
うれしいな~。