散歩の時間

東武東上線をたどりながら池袋から秩父湖まで散歩をします。その様子をスライドショーでご紹介します。

スライドショーが面白いのかどうか考えた

2007-07-12 09:35:43 | その他
今作っているスライドショーは、散歩と、世の中の記録なので毎回大量の写真を撮ってきています。

そして、自分用のものにはほとんど全部の写真を載せています。

だから時間も半端ではなくて、5分以上あるものもあります。

(ブログに載せるものは、できるだけ短くして3分位にしています。)

この大量の写真が面白いかというと、自分で見る分には面白いです。

自分が行ったところだからです。

ところが、人に見せたときに面白いかどうかは別です。

なにしろ何の変哲もないそこらへんの道や、家や、お店や、とにかく日常的で当り前のものばかりの羅列なのですから。

見てみようという意欲がわくとしたら、「知らない街だけどどんな所なんだろう?」という、ささやかな興味でしょうか?

それでは、ときれいな景色を入れれば面白くなるかというと、また違うと思うのです。

アジサイの季節だからって、アジサイを前の方に配置して民家を撮ったりしても、それは”見たいもの”と違うのです。

最近の私は”見たいもの”を求めて散歩をしています。

見たいもの”の裏側には知りたいことがあるはずです。

私は特に「寂れたもの」によく目を留めて、写真を撮っているので、私の作ったスライドショーを見た人は東武東上線をひどく寂れたローカル線だと思うかもしれません。

知らない人が誤解しますね。そういうアピールをしているわけではないのです。

鉄道会社は明るくて、発展しているイメージや、楽しい行楽地を宣伝しているのですから。


そういうわけなので、主に、寂れものに目を留めて、どうして寂れてしまったのか? を考えていきます。

時間は流れて、街は変化していきます。今、流行っているものも廃れるのかもしれないのです。

”無常”の世の中を見て、スライドショーにしていきたいと思っています。

面白くないスライドショーはまだまだ続きます。





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