昨日図書館へ行きました。
最近はお目当ての本というのもないので、ふらふらと見て歩いてよさそうな本があったら借りてくるという風になっています。
昨日も当てもなく見ていたら、大きくて派手な装丁の写真集が目に留まりました。
横尾忠則の「東京Y字路」という本でした。
だいぶ前に横尾さんがテレビでY字路の写真を撮っているという話をしていたのを思い出して、「これだこれだ」と借りてきました。
3800円もする高い本です。
中は全部Y字路の写真で、全部ほとんど同じに見えます。
Y字路ですから、歩いて進んでいくと道が2つに分かれている場所です。
写真の中心には3角形の土地に立つ建物が写っているわけです。
誰でも見たことのある風景で、何の変哲もなく、どこにでもある場所なので、5ページくらいめくると見るのをやめる人が8割以上ではないかと思います。
でも、よく考えると自分の前に現れた2本の道というのは、どちらに進むか選ぶということをするわけです。
普段は目的を持って歩く人がほとんどでしょうから、いちいち2つの道のどちらかを選ぶことはないのですが、散歩などで知らない街を歩く時はY路地は魅力的なものですね。
自分の前に現れた2つの道を見て、頭に浮かんだ何かの感じだけを頼りに進む道を選ぶわけです。
でも、それは全然難しくなくて、瞬時に分かるわけです。
「あっ、こっちへ行きたい!」ってね。
散歩って面白い。
この写真集には、知らない場所の見たことはないけど見慣れた気がするY路地が200枚以上も載っているので、どちらへ行ってみたいか考えるだけでも面白いです。大変だけど。
他にも見方はいろいろあるのだと思うけど、同じ条件の場所というものには、共通することなどもあって、平凡な感じというのがどういうのか、とか、見ごたえがあるのはどういう風なのかとか、考えるのも面白いです。
この流れで、曲がっている坂道とか、つい入りたくなる路地の入り口とか、古いポストと郵便局とか、いろんな景色を集めて見てみたくなります。
あーでも、歩いている時にたまに良いものに出会うから良いのかもしれないし。
素人はむきになって集めたりしてはいけないのかもしれません。
最近はお目当ての本というのもないので、ふらふらと見て歩いてよさそうな本があったら借りてくるという風になっています。
昨日も当てもなく見ていたら、大きくて派手な装丁の写真集が目に留まりました。
横尾忠則の「東京Y字路」という本でした。
だいぶ前に横尾さんがテレビでY字路の写真を撮っているという話をしていたのを思い出して、「これだこれだ」と借りてきました。
3800円もする高い本です。
中は全部Y字路の写真で、全部ほとんど同じに見えます。
Y字路ですから、歩いて進んでいくと道が2つに分かれている場所です。
写真の中心には3角形の土地に立つ建物が写っているわけです。
誰でも見たことのある風景で、何の変哲もなく、どこにでもある場所なので、5ページくらいめくると見るのをやめる人が8割以上ではないかと思います。
でも、よく考えると自分の前に現れた2本の道というのは、どちらに進むか選ぶということをするわけです。
普段は目的を持って歩く人がほとんどでしょうから、いちいち2つの道のどちらかを選ぶことはないのですが、散歩などで知らない街を歩く時はY路地は魅力的なものですね。
自分の前に現れた2つの道を見て、頭に浮かんだ何かの感じだけを頼りに進む道を選ぶわけです。
でも、それは全然難しくなくて、瞬時に分かるわけです。
「あっ、こっちへ行きたい!」ってね。
散歩って面白い。
この写真集には、知らない場所の見たことはないけど見慣れた気がするY路地が200枚以上も載っているので、どちらへ行ってみたいか考えるだけでも面白いです。大変だけど。
他にも見方はいろいろあるのだと思うけど、同じ条件の場所というものには、共通することなどもあって、平凡な感じというのがどういうのか、とか、見ごたえがあるのはどういう風なのかとか、考えるのも面白いです。
この流れで、曲がっている坂道とか、つい入りたくなる路地の入り口とか、古いポストと郵便局とか、いろんな景色を集めて見てみたくなります。
あーでも、歩いている時にたまに良いものに出会うから良いのかもしれないし。
素人はむきになって集めたりしてはいけないのかもしれません。