2006-2015 ひねくれた日常

資本主義の欲望にまみれた日常生活はとても楽しい。いつまで楽しく暮らせるのだろう?いつまでも楽しく暮らすために考えよう。

知恵が世界を救う? 地球温暖化のこと

2008年01月25日 | 世界のこと
人間が自らの意志で環境にやさしいエコな暮しを選びとれないのなら、そのまま時間に流されて怖いところへ行ってしまいそうです。

そんなのは嫌だ。何とかならないのか?

と、思うわけです。

個々の人間は環境のことを気にはしつつも、大したことはできないでいます。

それなら、個人の意志の力が駄目なら政治や科学や経済や今まで蓄積した知恵の力でなんとかならないのか?

地球を汚す無駄な活動を減らしたり、エネルギー自体を環境に優しいものに変えてしまえば温暖化は進まなくなり人類も一安心ということになるのではないでしょうか。

それは誰でも思いつくことで、石油をやめて太陽光発電や風力発電に切り替えていったらよいのではないか?

ということです。

でも、杉を切らないで、花粉をそのままにして、花粉症の薬にばかり知恵を絞っているのが人間ですから。

石油を使えなくなったら、石炭を使うと言うかもしれません。

石炭は石油よりも、もっと二酸化炭素を出すので地球にはより悪いものだそうです。

そうだ、杉の木をみんな燃料にして燃やしてしまえばいい。

そうすれば、杉の木はすぐになくなってしまうし、経済的にも儲かる仕事になって経済が発展して、花粉症がなくなっていいです。

私は花粉症じゃないのに税金で杉を切っていいと言っているんです。

それはあんまり毎年大騒ぎだからです。世の中はどれだけ花粉症にお金使ってるんだろうと思うわけです。

すごく経済効果が大きいので、自民党も民主党も喜んでいるのかもしれません。

でも、無駄でしょう、そういうことに労力とお金を使うのは。

そうしたら、ある年に大金を使っても根本的に杉をなくしてしまえばそのほうが全体的にはメリットが大きいのではないかと。

そういう、何で対策をしないんだろう? ということはたくさんありますが花粉症のことはすごく目立つのでちょっと大人気なく絡んでみました。



落ち着いて本題に戻ることにします。

温暖化対策をやるには経済的に儲かるかどうかが大事なのです。

儲からないことは資本主義の国ではできないのです。

たとえ、人類が滅亡すると言われたって儲からないことはできないのが資本主義です。

そうしたら、なんとか儲かる仕事にしなくてはいけない。

太陽光発電などは儲かりそうですけどね。

太陽光システムを新たに建てる建物には必ず設置しなければいけない、ということになれば、大量の需要が生まれて当分景気も良くなりそうです。

家電製品もどんどん省エネタイプに変えていく。

電気代を高くして、省エネ製品への買い替えを促進します。

石油を使っているものは値段を高くすれば、脱石油製品にだんだん買い替えられていくでしょう。

ガソリンの値段も、業務用を除いてもっと高い方が良いのです。

そうすれば、文句は言いますが、だんだん用事がなければ車に乗らなくなります。買い替える時はハイブリッドにしようと思うわけです。

貧乏でハイブリッドが買えない人はバイクに乗ろうかと思います。

バイクが買えない人は自転車に乗るかもしれません。

その時のために、すごく燃費がよくて、かっこいいバイクを開発しておきます。

街には、バイクや自転車の駐車スペースが無料でたくさん整備されていて、車は駐車料金を払わなければいけないのです。

道もバイクと自転車がすいすい快適に走れるように専用レーンが設けられています。

公共の乗り物のバスや電車はもっと安い値段にしてすごく気軽に乗れるようにします。

駅の構造も道からすぐにホームだといいのにと思いますが。

自転車も軽くて錆びなくて性能も格段にいいのに普通の人が乗るデザインのを開発します。

車に乗らなくてもいいかな、と思える社会に誘導していきます。

エコな暮しはスマートで、ぜんぜん貧乏臭くないことをアピールします。

環境に悪いものの値段を高くして、環境に良い物の値段を安くしていけばだんだん環境は良くなるのではないでしょうか。

そうすると、国産の農産物も割安になっていきます。

遠くの国から燃料費をかけて人手をかけて輸送してきたものの方が安いなんて本当はおかしいことなのです。

作った作物はできるだけ近くで消費したほうがいいはずです。

農業が新たな産業として見直されます。

脱石油で仕事を失った人はこちらへ移ってきます。

いろんなことが正しく動いて、すっきりとした社会になるかもしれないチャンスにできるといいです。

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