![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/20/f6064b0a04010677d36732feeedbaf0f.jpg)
隣市の捕獲のお手伝いです。
下見に行き、お話を聞くと
猫を飼った事がない方だったのですが
ここに引っ越しをされてから
外の猫をみてると、以前飼っていたうさぎさんに比べて
なんと過酷な生活をしているんだと
つい猫が気になってしまったそうです。
(分かりますー)
餌をあげるようになり、子猫が産まれてしまいました。
どうすればいいか分からず、遠くの団体さんに頼り
TNRや保護をしてもらったそうです。
そしてまたお腹の大きな母猫が流入して
子猫が6匹産まれ、順調に成長して
9匹の大所帯となってしまいました。
(今受けてるお話すべてこれですー)
大阪ねこの会というものをご自分で調べられ
捕獲の方法や捕獲器を借りるのに相談されたそうで
近くの私たちが対応させてもらうことになりました。
私たちも最初はどうすればいいか分からず
あちこちに聞きまくり、先輩ボラさんが助けてくれました。
最初はフォローがあれば安心ですよね。
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朝、餌をきってもらうと、黒猫たちずらりと待っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/33/e526f92c615eca7243f684459f784708.jpg)
2匹はさくら耳、奥にいるのがとりこぼしてはならない母猫
ここの猫は、まったくなれていません。
捕獲の鉄則は、他の猫にみられないこと。
はじめての方には難しいので、お手伝いさせてもらいました。
失敗すると、どんどん捕獲が難しくなるのです。
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この大きな黒猫のボス猫が優しくて心を惹かれたそうです。
猫もみんな助け合って生きています。
人もそうでありたいですね。
ここは高齢者の多い町
餌をやるのをよくは思っていない方も多く
肩身が狭いそうです。
ねこの会の手術はお安いものの
7匹分はきついといわれていました。
見て見ぬ振りができない人ほど悩まれています。
それでも保健所に連れて行くわけにはいかないからと
たいへんなTNRに一歩ふみだしてくださいました。
ここの黒猫ファミリーは優しい相談者さんに
守ってもらえた大切な命です。
きっと恩返しをしてくれるはずー(笑)。
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母猫がはいってくれると安心、あとは子猫だけ。
最後用心深い子猫がひっこんでしまいましたが
4時間をかけて全頭捕獲終了。
相談者さんは、大変よろこんでくれて
私にでもなにかできることはありますかと
聞いてくれました。
誰にでもできることがあります!
この経験を1人でも多くなんらかの形で伝えて
今猫が増えて困っている方に問題解決に向けて
一歩踏み出す啓発活動をお願いしました。
あと猫ともクラブにもお誘いしました〜
みんな困っているのに、方法が分からないのです。
特にインターネットをしない世代の方は
何もご存知でないので、猫に餌をあげている人を見たら
手術をすすめて、手伝ってあげてほしいです。
みんなで協力すれば、早くすすむのです〜
増える前にTNRをすすめたいです!
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黒猫ファミリー達、手術がんばっておいで!
またここでみんなで仲よく暮せるよ。
地域の方に理解してもらうような働きかけも必要です。
手術をした事をなるべく知ってもらいたいです。
こういった活動は、ボランティアだけががんばっていても
解決できません。
地域住民みんなで協力してとりくむ環境問題です。
人と猫、平和に共存できる町をめざしましょう〜
大阪ねこの会の一斉手術はオスメスともに3500円と
大阪府下で一番お安いです。
獣医師の協力のもと、ボランティアさんがお休みを使って
手術の準備からお手伝いをしてくださっているから
この価格でできています。
本当にありがたいことです。
詳しくは大阪ねこの会HPへ
来月の申し込みはじまっています。
なお、ねこの会の手術は、捕獲器を使ってください。
キャリーでは、麻酔がうてませんし
手術後まっすぐに寝かせられないし、術後の観察がしにくいです。
あと会場までの運搬の際、脱走が時々起こっています。
特にはじめての方に多いのですが
かならず、捕獲器の入り口をひもでしばって
すきまが開かないようにしてください。
猫って逃げようと、ものすごい力ですこしの隙間から
こじあけてでていってしまうのです。
なれた猫でも恐怖で豹変しますので
搬送の際の脱走には気をつけてあげてください。
ファスナーのソフトキャリーは
出ようとするとどんどん開いてしまうので
どんな猫にも不向きだと思います。
使用しないようにしてください。