猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

第4回ニャンだホーミーティングに行ってきました。

2018-11-25 08:33:34 | 猫カフェ、勉強会、ねこの会、譲渡会お出かけ

第4回ニャンだホーミティング

参加させていただきました。

地域猫やTNRを説明するのってすごく難しいですよね。

私たちもよく相談にのったり、TNR時に現場で聞かれたり

と説明する事があります。

全然知らない方もおられますので分かりやすく

説明できたらいいなといつも思っています。

 

まだまだ手術してリリースするというと

保健所にそのまま連れて行けとか保護してといわれます。

猫が多すぎてすべての猫を保護する事はできませんし

保健所も外猫の引き取りはしていません。

TNRや地域猫って手術後、猫がまた戻ってくるので

すぐに効果が現れないから

理解されにくいところがあります。


手術を施すことによって、数が緩やかに減り

猫も穏やかになり、けんかやマーキング臭も減ります。

こういったメリットを強調してお伝えするのがいいようです。

 

猫は保護しても、周りの野良猫が流入しますので

また保護やTNRが必要になります。

TNRした猫にいてもらって、お世話をするほうが

流入猫を防ぐことができます。

 

 

ただ管理する人がいない場所でTNRをしただけでは

また未不妊が流入して増えていきます。

適切な餌やりが必要なのです。

その継続管理を地域の住民で行うのが望ましいです。

 

地域の合意形成、、、そこに行き着く事が難しいです。

住民間の感情対立が起こってしまえば

もっと時間がかかってしまいます。

猫嫌いの人に毒をまくと言われ、猫を家に入れた話がでてました。

これは脅迫ですよね、、、。

みんなが困っている野良猫問題ですが

TNRや地域猫、保護活動、適正飼育の啓発など

あとは実行していくしかないと思うのです。

 

猫の繁殖力の強さはすごいです。

相談を受けると

1〜2匹の猫に餌をやっていたのに

1年後にはもう15〜20匹に

増えてしまってという話が多いです。

保護までできずとも、早くに手術しておけば増えないのです。

ただじゃあTNRしてくださいっていっても

はじめての人、猫を飼った事がない人

どうやってやればいいか分かりません。

 

猫の捕獲方法、捕獲器の貸し出し場所も分からず

TNR協力病院は遠く、車が必要です。

10匹の猫の手術の費用となると捻出が難しくなります。

1、2匹のうちに手術できるようにしていきたいです。

 

そして、地域の方に理解してもらうよう

働きかけも必要ですね。

地域猫セミナーなんかができたらいいのになと思います。

今は大学生も地域猫サークルを作って活動されています。

立命館大学では20匹いた猫が今5匹となっているそうです。

 

私たちも自分たちの住む地域の猫問題、みんなで協力して

解決していくべきではないでしょうか。

今回も大変有意義なミーティングでした。

こうやって猫の問題に立ち向かっておられる方が

たくさんおられ、たいへん心強いです。

お顔見知りのかたもおられ、挨拶させてもらい

お話させてもらうと元気が出ました〜

また私たちにできることをできる範囲で

がんばっていきたいと思います。

 

 


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 ありがとうございました〜

ご訪問ありがとうございます。

 
コメント (3)
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