猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

夏にTNRした母猫を保護するための再捕獲〜

2018-11-27 22:05:47 | TNR活動とその他

今年の暑い暑い8月のお話です。

猫を飼った事がない方なのですが

家のすぐ前の道路で弱った子猫を保護してしまい

他の子猫の保護と母猫のTNRがしたい

とまわりまわってのご相談がありました。

お手伝いすると、滞りなくTNRと保護がすみ

子猫は順調に里親さんが見つかりました。

 ちょっと怖がりのシロキジちゃんは先住猫のいるお家へ

黒キジちゃんは、兄妹一緒にご近所へ

今も近況報告をいただけるお家に里子に出れたそうです。

そして最初に保護した子猫はご自分で飼う事にしたそうです。

母猫さんは毎日、家の中にいる子猫をみにくるそうです。

最後の子猫を保護した直後は、子猫を探して

大きな声で鳴き叫び、網戸をよじ登りました。

かなり近所迷惑だったようですが

お隣りさんは、母猫ってすごいねーと言ってくれてたそうです。

3日もすれば、おさまるはずなんですが

母猫は毎日、子猫のもとへせっせと通い続けます。

相談者さんは、そんな母猫の様子を見て

母猫にも里親さんをみつけたいと思われました。

それを聞いたとき、とてもうれしかったのですが

一応、成猫を保護するリスクも説明しました。

成猫に里親さんを見つけることは可能だけど

人なれトレーニングをしないといけない

子猫ほどに里親さんはすぐには見つからない

最悪、自分で飼う覚悟も必要であることを話すと

少し考えてみ合わせますと言われていたのですが

また相談があり、3ヶ月経った今も

毎日、朝夕ごはんを食べにくるし

道路を横切ってくるのが心配だと

家に入れる決意をされました。

もうすっかり情がうつってしまいましたね。

 

ちょうど寒くなるし、家に入れるのにいい頃合いです。

うちも最初に保護した子猫の母猫たびちゃんを

こんな時期に保護しました。

里子にでてませんけどー(笑)。

それにごはんを食べた後は網戸越しに

子猫と遊ぶそうなんです。

保護する決意をされましたので

それではと捕獲しにいくと、捕獲したのに

痛恨のミスで逃げられるという大失態を

犯してしまいました。

そこで子猫をおとりに玄関でごはんを食べさせて

家に入れるようにして保護しました。

自宅はこれができますよね。

家に閉じ込めればなんとか捕獲はできます。

偶然トイレに立て込んだ母猫さんを捕獲できました。

母猫ナナちゃんお家猫修行がはじまりまーす。

産後に比べてむっちりしてますね。

ハチちゃんは、本当のママと人間のママと暮らすの!

そっくりな親子だね。

はやく一緒に遊べたらいいね。

今はトイレに隠れてますが

猫はちゃんと環境に順応してくれると思います。

 

このように外の猫、みんな保護できるわけではないんですね。

保護してやりたくても、保護できない事の方がほとんど。

子猫ですら、保護できなければ、TNRします。

わたしも保護できない辛さ、何回も経験しています。

だからこそ、やっぱりTNHomeはいいですね。

 

11月はどうぶつ基金さまより

2枚のチケットをいただきました。

今年は全部で11枚のチケットをいただきました。

ほんとうにありがとうございました。

 

来月もTNR相談があるのですが、チケットがないのが残念です。

大阪はねこの会があって、助かっていますが

助成金のない南河内地域は

すべて自費となってしまいます、、、。

 

どうぶつ基金さんに寄付をしていただくと

全国でTNRがすすみます。

TNRは今いちばんやらないといけない蛇口を閉める活動です。

TNRが終わらなければ、外の子猫が産まれ続けます。

年末、猫のためにどこか寄付を考えておられる方が

おられれば、ぜひどうぶつ基金さんにお願いします。

税金の控除も受ける事ができますよー 

 

私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する

「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。

今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ

基金から2頭の不妊去勢手術費一部を負担していただきました。

公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に

心より感謝申し上げます。

 banner.jpg
 
協力病院さまにも、心より感謝申し上げます。
 

 

 



ブログランキング参加しています。


里親募集(猫)ランキングへ

にほんブログ村 猫ブログ 猫 里親募集へ
にほんブログ村

がんばれ、ナナちゃん〜

ご訪問ありがとうございます。

 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする