猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

庭猫のお世話、餌やり問題を考える、、、

2018-08-01 22:33:33 | TNR活動とその他

5月に餌付けしてTNRした庭猫ちゃおくん

ほぼ毎日しっかり2回ごはんを食べに来ます。

来ない時もあります。

最近は暑いのであまり庭には来ないのですが

大雨の日なんかは温室で寝そべっています。

足を放り出してくつろいでいます。

のぞくとすぐにでてきて

朝飯にゃーとごはんをねだります。

ドライにすこしウェットをのせてやるのですが

上だけ食べて、またおねだり(笑)。

かなりのグルメです。

しかも最近はカルカンは残します、、、

白身ベースの缶詰めがいいようです。

めちゃくちゃぜいたく、、、(笑)。

ドライは食べないので、蟻がたかります。

水を入れた器に餌入れをいれて、蟻が来ないようにします。

すぐに引き上げにいくのですが

まだまだ食べたいそうで

日陰で根気よく待っています。

このアピールに弱いんですよねー(笑)。

ちゃおくんはオスなので、あちこちでかけていき

複数の餌場があるんでしょうね。

外猫は3カ所は、餌場をもつといいます。

うちもその中のひとつの餌場なんだろうなと思います。

 

私はできるだけ外で猫に餌やりしたくないです。

毎日行かないといけないし、苦情をうけるし

猫に情はうつるし、お金もかかるし

とにかく大変だからしたくない(笑)!

 

でも自分の敷地だけは、がんばってやっています。

なぜかというと、自宅周りや仕事場周辺に

外猫を増やしたくないからです。

餌をやってなくても、見かけた外猫はすべてTNRをします。

外猫の迷惑行動対策のいちばんは

数を増やさないことだと思うんですね。

 

餌やりを理解してもらうには、、、

餌やりマナーの向上の啓発

地域への働きかけが必要だと思います。

外猫ちゃおくんのことも地域の働きかけ必要でしょうね。

手術をしない餌やりさんは、猫を見つけるのが上手で

とかく猫を見るとお腹がすいてるだろうと

後先考えず、すぐに餌を与えます。 

 

私は出先で猫を見ても、誰かに餌をもらってるんだろうなと思います。

わざわざ餌をあげようとは思わないです。

一度あげれば、最後まで責任がでてくるからです。

特に私有地なんかは介入が難しいです。

 


餌やりさんは自分しか餌やりがいないと思いがちです。

人のいる場所であれば、餌をあげる人は必ずいます。

一度、餌やりさんを探すと、7人もいたことがあったそうです。

餌をやる人はたくさんいるけど

手術までする人は少ないのが問題なのでは、、、 

 

餌やりさんは外猫がおなかをすかせてかわいそうと

餌をあげる事しか考えていないように思います。

それだけで猫は幸せでしょうか、、、。

またそんな外猫がどんどん増えていきます。

手術の必要性が分かっていても

手術は別の誰かの仕事、、、

捕獲の手伝いすらしてくれない方もいます。

 

特に自分の住む地域外の住宅街の餌やりが難しい!

無断で私有地にはいってはいけませんし

そんな人の土地での餌やりは置き餌になり

管理もできません。

  

地域の方は、餌やりさんのせいで猫がいると思っています。

遠くから来て、餌を置いて帰るんや!こっちは糞やらおしっこで

たまらん!と怒っておられます。

ほとんどの方は餌さえ与えなければ

猫はいなくなると思っておられます。

そしてご近所トラブルに発展していきます。

 

猫を減らすには、TNRして、餌やり管理をすることです。

地域住民が手術していない猫はいないか

猫の把握に努めないといけないんですね。

なかなかそこまで理解してもらうには

地域猫セミナーなどが必要ですが、、、

 

以前TNR中にトラブルがあり、その方が言われていた事は、

「お宅らは、いい活動をしているのに

外部から来て、隠れてこそこそとしている。

まず町会を通さないと、勝手にうろうろされては

不審者や泥棒にみられるんじゃないか。

町会が理解するかどうかは分からないけど、捕獲するなら

説明して、捕獲日を知らせる、責任所在を明確にすること!」

と言われていました。

本当にその通りだと思いました。

 

 

今度TNRする現場へ南河内ねこの会として、議員さんと

町の区長さんにもお話させていただき

TNRの説明をさせてもらい捕獲の許可をいただきました。

こうやって堂々と町ぐるみでTNR管理ができると

猫は減っていくんだと思います。

不審者と思われないように腕章作りました! 

南河内ねこの会では、TNRをはじめる方のご相談にものっています。

だいたい餌やりさんの相談ではなく、見かねた近隣の方の

相談である事が多いです。

餌やりさんは手術までしようとなかなか思わないし

かなり手伝わないと、できない方が多いです。

 

 

みなさん、そんな餌やりさんとの交渉に難航されておられます。

できない部分はお手伝いするとしても

見かねた方が費用負担をする形になっています、、、。

せめて助成金があれば、費用負担なく手術が進むのにと思います。

お手伝いするにしても、そこの地域の方とともにする活動

でないと本当の問題解決にはならないのだと思います。

 

難しい問題、長くなりました、、、。

 

追記

7月にいただいたどうぶつ基金さんの大切なチケット

南河内ねこの会で使いました。

めす2匹のさくらねこが誕生しました。

ありがとうございました!

 


私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する

「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。

今回7月分さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり

公益財団法人どうぶつ基金から2頭の不妊去勢手術費一部を

負担していただきました。

公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に 

心より感謝申し上げます。

 

また どうぶつ基金のみなさま、協力病院のみなさまに

心より感謝申し上げます。

 
 

 

 


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明日から捕獲作業はいりますー

ご訪問ありがとうございます

 

 

 

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