猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

7/1 フリマと勉強会、「動物行政の現状と課題」。

2018-07-03 21:32:46 | 猫カフェ、勉強会、ねこの会、譲渡会お出かけ

「南河内ねこの会」フリマしました〜

みんなはじめてだったのですが、メンバーさんがいいものを

たくさん持って来てくれました。

この「ねこのかいパック」お得だったので、よく売れました〜

こういう工夫が大事なんですね!

ちらしを配る余裕はなかったのですが、やはり看板をかかげると

読んで見てくれる人もおれば、話しかけてくれる方もいて

「ねこのなんか?」って聞いてくれたりまします。

地元の人とふれあえるのがいいのですね〜

これ、楽しいですね!

はまりそう。

また売り上げは大切に、会の活動費に使わせていただきます!

 

 

 

そして、あとじまいをメンバーさんにお願いして

仕事場にいる猫白血病の猫ちゃんのお世話をしに帰り

ペットライフネットさんの勉強会へ〜

「動物行政の現状と課題」のお話です。

まずはペットライフネットの吉本さんからごあいさつ〜

たくさんの資料があります。

行政や法律のお話って、難しいですね。

こんなの頭のいい人にまかせておいたらいいとどこか思ってましたが

みんなが関心を持っていかないと進まないのだと思うようになりました。

 

①細川先生から動物愛護管理法の改正について

流通による動物の不当な扱いがあとをたちません。

お金儲けのために、年になんども産まされて

ぼろぼろになって捨てられるパピーミル

エイベットさんのBlogの記事を読んでみてください。

こんなのが許されるなんておかしいです。

 

今年は動物愛護法の改正の年です。

浅田美代子さんなどが、がんばって署名活動をやってるのですが

もっともっとやらないと、手応えが全然ないそうです〜。

 

はやくこんな目にあわないといけない動物をなくしたいです。

普通の市民に何ができるのでしょうか、、、。

ペットショップで生体を飼わないことや

ペットショップの裏側を知る事でしょうか。

次々と発覚するひどいブリーダー崩壊現場など、SNSで発信して

みなさんの関心を高めていくことも有効だそうです。

なにか大きな事件があると法律も動くんでしょうね。

そして、そんな問題をがんばって取り組んでくださる

議員さんに投票したいです!

 


②大阪府議横山氏より、新設の動物愛護基金について

大阪府民なので、一番興味深かったです。

大阪府はこれからいったい、どうなるんでしょう。

市に相談しても府の意向に従うとしか返答いただけません〜

大阪府動物愛護管理基金(仮)ができ、来年度予算があがるそうです。

まだくわしいことは決まっていないそうですが

猫対策アドバイザーモデル地域を増やすなどと書かれています。

収容動物治療やケアをして譲渡を促進所有者のいない猫の繁殖防止

を行うそうです。

動物愛護行政の問題って、やはり扱いがとても難しいそうです。

もう議員をやめようとも思ったそうです。

動物愛護の声もあるけど、農作業の被害などで駆除の声も多いそう。

やはり、税金を使うので、いろんな意見が出ます。

好きな人も嫌いな人共生できる社会をめざさないとなりません。

 

 

*大阪府の手術の助成金

北大阪はほぼでてるのに、南大阪はまったくでていません、、、

なぜなんでしょうか??

府からだすと、市町村でだしてるところもあるので不公平になります。

各市町村でだしていかないといけないようですね。

 

ドイツのティアハイムのような施設を作るよりも

今はとにかく不妊手術が必要です。

大阪は、去年はねこの会で手術が無料だったときは

たくさんの申し込みがあったけれど、1匹3500円になったら

申し込みが減りました。今年も、子猫がたくさん産まれており

保護しきれません。まだまだ繁殖制限が追いついていないのです。

 

 

共催のネコアパートメントさんの山田さんが関わっておられる

松原市も予算がなく、犬猫って何?状態だそうで

「松原市犬猫を救う会」さんは市役所のゴミ拾いからはじめるそうです。

松原市も南河内なので、一緒に啓蒙からがんばろうといってます。

こうやって、南河内で活動されている方とつながり

すこしでも風をかえていきたいですね。

 

 

③大阪市市会議員ホンダリエ氏 街猫制度の刷新について

大阪市も昔、助成金制度だったそうですが

それでは飼い猫か飼い主のいない猫なのか分からないので

今は、街猫制度なんだそうです。

1匹2500円で手術ができます。

それを利用するには、住民が3人で活動しないといけないとか

地域の合意を受けないといけないとかハードルが高いそうです。

通勤で関わっていて、住民主体でない場合もあり

この合意形成のお手伝いをする事が必要ではとのことでした。

 

大阪市も街猫制度公園サポーター制度も反対勢力もあるなか

熱心な行政職員さんが無理をしてつくられたそうです。

でも最初は使い勝手が悪いもの。

制度を利用して、どんどん使いやすいものに要望していくことが

必要と言われていました。

 

なくなってしまえば、もう立ち上がりません。

市民は、行政は言えばなんでもやってくれる万能なものと思いがち

なんですが、制度をつくるのは、何事も大変なものなのですね。

相手も人間、話せば分かってくれます。

敵対しないで、うまくつきあってくださいとのことでした。

 

最後は、パネルディスカッションとなりました。

この問題、結局、猫というより人の問題なのです。

「地域のコミュニティが一番大事!」といわれていました。

 

猫の活動をされている方、猫を切り口にもっていかないで

これは環境問題ととらえ、迷惑を受けている猫が好きでない方も

多くいることをふまえて、お互い猫を減らしたいのですから

その視点から取り組まないといけないようです。

 

そのためには普段から地域に溶け込み、地域に貢献していく。

町会に積極的に参加する事も大事です。

猫だけのことを要望していては、だめなんです。

近づきたくない変な人になっては、誰も理解してはもらえません(笑)。

円滑な地域コミュニティを築きましょう〜

大阪ねこの会の代表さんがいわれていました!

最後に

こんな大変な問題に取り組んで、社会貢献している方は

優秀な人材だといっておられました。

私もそう思います。

諸先輩方、素晴らしい方ばかりで、尊敬できる方たちです。

そんな方のお話を聞いているのは、明るい未来が

待っているようで楽しいです。

このような勉強会に参加される事ぜひおすすめします!

早くこんな問題は終わらせて、もっと人も動物も暮しやすい

いい社会になってほしいですね。

 

フリマ帰りの頭には難しかったですが(笑)

いい勉強をさせていただきました。

今後の活動に必ず役立てていきます。

 

 



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有意義な時間をありがとうございました〜

ご訪問ありがとうございます

 

コメント
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