★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

失われた時

2017-04-22 23:22:32 | 文学


1934年の三笠書房版しか読んでおらず、どうも結末が妙だなと思っていたのだが、途中までの訳だったのである。漫画版も読んでみたが、原作のものすごさみたいなものは少し伝わるのではなかろうか。わたくしも、「この小説を読むことで失われた時」を思い出したし…