何の手入れもしない庭の草引きを久しぶりにして、
仕舞い込んであったベンチを引っ張り出して、
ガラス越しに眺めるだけだったガラス戸から出入りするようになった今、結構庭を楽しんでいる。
それは、今の時期の月を愛でるという行為も手伝ってのことかも知れない。
また、虫の音が心を癒してくれるからかも知れない。
庭に下りて過ごすことが、ごく当たり前の日常になった。
すると、もう少し手を入れてみたい願望が湧いてきた。
なんと、この歳になって初めての兆候である。
それまでは、およそ庭の景色には興味がなかった。
というよりも、その余裕がなかったというべきか。
すべきことがありすぎて、それに費やす時間が勿体ないとも思っていた。
それが、ある日ふっと、灯りを置いてみたいと思った。
昔ホームセンターで見かけた、テラコッタのオーナメントの中に照明を組み込むタイプのあれ、あれが庭の隅っこにあると和む気がする。
ただ、私の場合は、それにDIYの精神をくっつけたいのである。
金銭的余裕がないというのも、その要因のひとつではある(笑)。
そのつもりで見ると、使えそうなものが二つ、既に庭に転がっている。
一つは、薦被りの酒斗樽を模した商品に使われていた陶製の樽型容器。
昔はこの手の商品がそこそこ需要があった。
それが庭の隅っこに転がっている。
もう一つは、「チュー太郎」で使っていたでっかい湯沸かしポット。
ステンレス製のそれをうっかり空焚きした挙げ句に、あろうことかすぐに水を入れてしまった為に、底に亀裂が出来てしまったもの。
もう20年近く前のこと。
処分するつもりで、ゴミ置き場に出しておいたら、父が勿体ないと言って、持っていった。
勿体なくても、もうポットしては使えない。
どうするのかと思ってたら、なんと庭のオブジェになっていた(笑)
この二つを加工して庭のアクセントに出来ないものか。
まず陶器に穴を開けてみよう。
どうやって?
ドリルは持っている。
その刃先を変えればいいのかな?
困ったときのネット検索。
あったあった、コンクリート用のそれを買ってくればいいんだ。
次の休みにトライしてみようと思う。
但し、それは何週間か先のこと。
次週は秋祭りなので店を開ける。
どうせ配達があるんだし。
その次の週はチラシ配りのアルバイト。
その次は月末・・・
まあ、気長に行こう。
現在、池、水の流れ、煉瓦塀、果ては露天風呂までその妄想は膨らんでいる。
朝起きて、歯を磨きながら、その後ブラックコーヒーを飲みながら、庭を徘徊しつつ、その妄想遊びにふける時間が妙に楽しい。
ここに何年も枯れ枝を積み上げてあった。
素人でもなんとかなりそうな会所(排水溝)。
ここに露天風呂。
薪で焚くことも出来る灯油タイプの風呂釜を。
目隠しの為に、角の立木を伐採して、煉瓦塀を。
ポストも埋め込む。
表札のデザインはじっくり検討。
取り敢えずは立木で目隠しにはなるが、いずれは煉瓦塀にしたいなあ。
アンティーク調のそれで。
やっぱ、こっちのラインも同じく煉瓦塀に。
高くなくていい。
せいぜい1m程度。
まあ、何年も先のことではある。
こういう妄想が結構楽しかったりする。
え?今?
ただの空き地に統一性のない立木があるだけの場所です・・・
ランキング
仕舞い込んであったベンチを引っ張り出して、
ガラス越しに眺めるだけだったガラス戸から出入りするようになった今、結構庭を楽しんでいる。
それは、今の時期の月を愛でるという行為も手伝ってのことかも知れない。
また、虫の音が心を癒してくれるからかも知れない。
庭に下りて過ごすことが、ごく当たり前の日常になった。
すると、もう少し手を入れてみたい願望が湧いてきた。
なんと、この歳になって初めての兆候である。
それまでは、およそ庭の景色には興味がなかった。
というよりも、その余裕がなかったというべきか。
すべきことがありすぎて、それに費やす時間が勿体ないとも思っていた。
それが、ある日ふっと、灯りを置いてみたいと思った。
昔ホームセンターで見かけた、テラコッタのオーナメントの中に照明を組み込むタイプのあれ、あれが庭の隅っこにあると和む気がする。
ただ、私の場合は、それにDIYの精神をくっつけたいのである。
金銭的余裕がないというのも、その要因のひとつではある(笑)。
そのつもりで見ると、使えそうなものが二つ、既に庭に転がっている。
一つは、薦被りの酒斗樽を模した商品に使われていた陶製の樽型容器。
昔はこの手の商品がそこそこ需要があった。
それが庭の隅っこに転がっている。
もう一つは、「チュー太郎」で使っていたでっかい湯沸かしポット。
ステンレス製のそれをうっかり空焚きした挙げ句に、あろうことかすぐに水を入れてしまった為に、底に亀裂が出来てしまったもの。
もう20年近く前のこと。
処分するつもりで、ゴミ置き場に出しておいたら、父が勿体ないと言って、持っていった。
勿体なくても、もうポットしては使えない。
どうするのかと思ってたら、なんと庭のオブジェになっていた(笑)
この二つを加工して庭のアクセントに出来ないものか。
まず陶器に穴を開けてみよう。
どうやって?
ドリルは持っている。
その刃先を変えればいいのかな?
困ったときのネット検索。
あったあった、コンクリート用のそれを買ってくればいいんだ。
次の休みにトライしてみようと思う。
但し、それは何週間か先のこと。
次週は秋祭りなので店を開ける。
どうせ配達があるんだし。
その次の週はチラシ配りのアルバイト。
その次は月末・・・
まあ、気長に行こう。
現在、池、水の流れ、煉瓦塀、果ては露天風呂までその妄想は膨らんでいる。
朝起きて、歯を磨きながら、その後ブラックコーヒーを飲みながら、庭を徘徊しつつ、その妄想遊びにふける時間が妙に楽しい。
ここに何年も枯れ枝を積み上げてあった。
素人でもなんとかなりそうな会所(排水溝)。
ここに露天風呂。
薪で焚くことも出来る灯油タイプの風呂釜を。
目隠しの為に、角の立木を伐採して、煉瓦塀を。
ポストも埋め込む。
表札のデザインはじっくり検討。
取り敢えずは立木で目隠しにはなるが、いずれは煉瓦塀にしたいなあ。
アンティーク調のそれで。
やっぱ、こっちのラインも同じく煉瓦塀に。
高くなくていい。
せいぜい1m程度。
まあ、何年も先のことではある。
こういう妄想が結構楽しかったりする。
え?今?
ただの空き地に統一性のない立木があるだけの場所です・・・
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