宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

メニエール病か?

2024年06月24日 10時24分04秒 | 徒然




 一週間くらい前から、目覚めて立ち上がるときに目眩がするようになった。
また例のメニエール病ってやつなのかも知れない。

 それが、昨日の朝、顕著になった。
フラフラして、普通に歩けない。
無理すると嘔吐しそうだ。

メニエール病にはストレス・睡眠不足・疲労が関与していると考えられており、薬による治療だけでは根本的な治療にはなりません。
「薬によって症状を抑える事が出来る」事で少し安心しつつ、ゆっくりとストレスの原因を見つめ直したり、生活習慣を正すことが必要です。



 大いに自覚あり。
兎に角、睡眠の質が悪い。
基本的に自律神経失調症なので、常にどこかでミンミン蝉が鳴いている。

昨晩は宝島を閉めて入浴した後、チュー太郎はサボって、兎に角横になっていた。
横になってれば、何の問題もない。
けど、一度立ち上がると、グラグラ天井が回る。
吐き気がして、その後どういう訳か便意が起こる。


 30年ほど前に発症して、労災病院でMRIなんぞも受けてみたが、特にこれといった疾患は見つけられず、言いようがなかったのだろう、自律神経失調症と。
脳神経内科、耳鼻科と回って、耳鼻科では、三半規管の中にあるバランスを司る玉のようなものが、通常は浮いてなければならないのに、壁にくっついて起きている現象かも?と。
「ではどうすれば?」
「時々頭を振ってみてください」
「はぁ」
こんな笑い話的診断結果だった。


 思うに、疲労が蓄積してたところへ、土曜の夜のチューパル後の片づけが深夜に及んだことが引き金になったのだと思う。
要するに、歳ですな。

 胆力をつけようと、最後の20年物朝鮮人参酒を開けた。
これは、もう10年余り前に廃業された西条の酒造店さんの品で、体力増強には驚くほどの効き目があって愛飲してたのだが、お年寄り夫婦二人で経営されてたところ、ご主人が亡くなったためにやむなくという経緯がある。
お二人とも90歳を超えていて、ご主人は、自分が造ったそれで糖尿病が治ったとか。
きっかけは30年ほど前、私が企画した商工会議所青年部の酒イベントの参加酒造店としての出会いだった。
最後に奥さんがご挨拶に来訪されて、廃業の意を告げられた。
その話の中で、まだタンク数本分のそれが残っているとのこと。
どうするのか訊けば、処分するしかないと。
その時、全てを引き受けたい、と申し出たかったのだが、結局踏み切れなかった。

 そんな経緯から、最後の1本を大事に取ってあったのだが。
今が【ここぞという時】なのだろうと、封を切った。

















 明日は定休日。
日がな一日、ゴロゴロしていようと思っている。

 こうして、段々枯れていくんだなぁ。


 だんだん・・・





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