坊主頭

先日、マイバリカンで２回目の散髪をした。
初めてのときに感じた、下手すると頭皮が「切れるんじゃないか」という不安は、刃先を直角に当てても大丈夫だということを実感することによって、払拭されている。

だから一人でやってみた。
後頭部も左手で探りながら右手でバリカンをトレースする。
この日は最後に細君に手伝ってもらったが、合わせ鏡で確認すると、ほぼ一人でも丸刈りなら出来そうだ。

問題は耳の周り。
やっぱりなんとなく耳が切れそうな気がして、やや遠慮気味。
翌日よく見ると、案の定うっすらと長い毛が残っている。
それを慎重に再トレース。
ますます一人散髪に自信がつく。


坊主頭にして一月余りが経った。
手間がかからないという点では快適である。
そこで気づいたことがある。
それは、シャンプーは洗浄能力が低いということである。
結局、石鹸で頭と顔を洗う様になった。
多分シャンプーは髪の毛に対する影響の方に比重をおいてあるのだろう。
てことは、ハゲかかった人は坊主頭にして、頭皮をよく洗う日々に切り替えれば、もしかすると髪が復活するのかもしれない。

なにはともあれ、坊主頭のお陰で、石鹸で洗顔をするようになったことは、私にとっての進歩かも知れない。
（小学生くらいまでは石鹸で洗顔していたが、以来滅多に石鹸を使うことは無くなっていた。）



ただ、いいことばかりではない。
一番の不都合、それは、

寒い！のである。
冗談でなく風邪をひきそうだ。


それと、どうやら細君には頗る不評の様だ。
面と向かって否定はしないが、言葉の端々でそうしたニュアンスを感じる。
例えば、
「若い子ならええけど、中年のそれは・・・」
「散髪屋さんに行って。」
「後かたづけが大変・・・」
「元々髪は頭の保護の為にあるんだから、それがないのは不自然。」

とまあ、事あるごとに否定とも批判ともとれる言葉が漏れる。




そんなこんなで、冬場は元に戻すことにしようかと思っている。
夏になったらまた丸刈りにしよう。

多分、夏は快適だろう！



しかし、それでは季節によって様子の変わる獣みたいだなあ・・・



追伸

そうだ、いいこと思いついた！
バリカンで人の頭を刈ってみたい方、やってみますか！？
そうだなあ、６月に入ったらやろうかなあ。
６月から９月いっぱいは坊主頭月間ということにしようか。
都合４ヶ月、年の１／３か・・・