宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

僕は、死なない。 全身末期がんから生還してわかった人生に奇跡を起こすサレンダーの法則 1/2

2020年03月15日 00時07分07秒 | 本のこと

 フェイスブックでフォローしている、我が国のスピリチュアル関連翻訳の第一人者である山川紘矢さんが紹介されていたので、図書館にリクエストして読ませて貰った本。
結論から言うと、素晴らしく整理された本だった。
何が?
今、巷に溢れている様々なスピリチュアルな情報や考え方を、分かり易く繋ぎ合わせたとでも言えばいいか。
兎に角、そうした関連本を片っ端から読み漁った結露なのではないか?と感じた。

 大雑把に言えば、冒頭から五分の三くらいは、ステージ4の癌からどう回復するか?という点についての具体的な取り組みに終始する。
手術は?代替医療は?セカンド・オピニョンは?民間療法は?等々。
これらは、「癌になったらそのまま死ぬ」と決めている私には、全く興味の無いハナシ。
何が無駄で何が有効か、なんてハナシはどうでも良い。

 問題は、後の五分の二に語られた部分。
これが、見事に私の脳内の整理に役立った。

私は、遅くまで死の恐怖に向き合ってきた。
人間とは?生命とは?死とは?魂とは?宇宙とは?神とは?・・・
産まれてからこの方、学校で学んできたのは自然科学だし、それらを教えてくれた教師だって、私の疑問に答えられる人はいなかった。
結果として、死ねば肉体は腐り、そこにあった脳も機能しなくなるのだから、考えることも出来なければ記憶も無くなる、こう結論づけるのはむしろ当然の帰結だったと言えよう。
常人であれば、そう考えるのが当たり前ではないか。
そして、この「無に帰す、または闇に溶け込む」状態が空恐ろしくて仕方がなかった。

 それが、様々な本を貪り読んだ結果、「ちと違うんやないか?」と思い始めたのだ。
そのきっかけは「ザ・シークレット」というDVDだったと記憶している。
ナイルの履歴によると、「お客様は、2009/3/13にこの商品を注文しました」ということらしく、私はそれと11年前に出会ったようだ。




この映画自体は、基本的には「引き寄せの法則」が骨格になっていて、敢えて極論すれば、欲とエゴが動機の生臭いものだ。
でもそこから、古今東西を問わず、識者やリーダー達、即ち、キリストだろうが、アラーだろうが、仏陀だろうが、実在したのかも怪しいような伝説の人達が、とどのつまりは同じことを言っているという事を知った。
以来、その世界を牽引する現代の語り部たちの文献を手当たり次第に読んできた。
その結果、「今ここ」という理念を理解し始めているところであり、それによって死の恐怖は雲散霧消した。
も一つ言えば、私に宗教は必要ない。
それは、「私が神」だからだ。

 あ、スーっと引いてゆく潮の音がする。
ま、敢えて極論をぶち上げた訳ですな。

何故こんな気が狂ったのかと疑われるようなことを敢えて言うか!?
それは、そこんとこが究極だからである。

 この本は、そこのところを着実に開陳してゆく。
要するに、これまで私が抱えてきた理念をキチンと文章にした凄い本だ、ということだ。


 では、何故「私が神」などと空恐ろしいことが言えるのか?
それは、長くなるので、明日のココロだ・・・







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