宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

私の遺言

2016年10月20日 11時31分43秒 | 本のこと
 それまで否定派だった高名な作家が、ある体験を通して「精神世界」の奥を覗くことになる。
そして、それをありのままに書くことが自分に与えられたこの世での使命だと悟る。

その確認をしたくて読んでみた。
一読の価値あり。

 特に印象に残ったハナシを挙げておく。
それは、ここ十数年間で起こった、主に若者による理不尽な殺人事件の中には、波動の低い人が悪霊に憑依された結果だというものが含まれるという解釈。
*波動とは、「意志と情報と振動数を持ったエネルギー」

奇しくも、昨日からよく耳にする「門真市で起こった意味不明な殺人」のニュースが、ついそいつを連想させる。

そして、現在の我が国は、その波動の低い人がどんどん増えていて、実に危ない状態にあると。
だから、それを「遺言」として書き残すんだと。
信じるかどうかは読み手次第だ。

 私には大いに参考になった。


 後、勉強になったことが二つ。

一つは、右脳の育て方。

以下引用
 宇宙は物質の世界とエネルギーと精神の世界から出来ている。
神は人間の大脳を左右二つに分けて、左脳は物質の世界に、右脳は精神の世界に対応する能力を与えられた。
左脳は外部からの教育を受け、体験を積むことによって育つが、右脳は自分で啓発し反省することで成長する。
右脳の感性は四次元世界の能力で、自分以外のものに価値を発見して喜びを感じる性質がある。
 現代人の右脳はよく働かなくなっているが、それは物質世界の中で育ち、小学校から大学まで理論や数学や権利意識ばかり教育して左脳人間を作り上げた結果である。
だから右脳にソフトをインプットすることが必要になってきた。
以上引用

そして、こんな教えをトイレに貼っておけと。



大切なのは「想う」こと。
そして、それを右脳に擦り込むこと。




二つは日拝(にっぱい)
こいつを実行してみようかと。


 最後に、ここでもシルバーバーチが登場する。
私が最初にその存在を知ったのは、稲盛和夫さんの著書によってだった。

 これは、そろそろ機が熟してきたということか?


 こうしてまた、「読むべき本」が積み重なってゆく・・・




私の遺言 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社


シルバーバーチの霊訓〈1〉
クリエーター情報なし
潮文社




追記
その稲盛和夫さんの著書が気になって調べてみた。
するとそれは、「稲盛和夫の哲学」という本だった。

当該記事を引用する・・・

 「二十世紀初頭のロンドンでは、インテリたちが集まり、死んだ人の魂と交流する交霊会というものがよく開かれていたそうです。
ある町医者が主催する交霊には、いつもシルバーバーチと名乗るインディアンの霊が現われ、いろいろ話をしたそうですが、その話がまとめられ本になっています。
その本をたまたま読んでいたときに、一カ所、強く惹きつけられるところがありました。
長年疑問に思っていた「因果応報の法則」が証明できないということについて、シルバーバーチは次のようなことを述べていたのです。
「みなさんは因果応報の法則を信用していないでしょう。善いことをしたからよい結果が出るとか、悪いことをしたから悪い結果が出るということがはっきりしないので、信用しないのだと思います。しかし、短い期間ではそのとおりには出てきませんが、十年、二十年、三十年という長いスパンで見れば、必ずそうなっています。また、現世では結果が出てこないケースもありますが、私のいる世界(あの世)も含めて見れば、一分一厘の狂いもありません。寸分の狂いもなく、悪いことをした人は悪いように、善いことをした人はよいようになっています。因果応報の法則は正しいのです」
 三十年、四十年という長いスパンで見れば、だいたい辻褄が合う。
それでも結末のつかない場合も、あの世に行けば寸分の狂いなく帳じりが合う、といっているのです。
いま、われわれが行なっていること、思っていることが、何年先か何十年先かはわかりませんが、やがて必ず起こる結果を作っているのです。
いま作っている業(カルマ)が原因となる現象は将来必ず現われます。
そのときにあわてふためいて悲しんでももはや遅いのです。
ぜひ、このことを心にとめて、日々善きことを行なうようにしていきたいと思います」


稲盛和夫の哲学―人は何のために生きるのか (PHP文庫)
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PHP研究所




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