津波注意報

27日にチリ中部コンセプシオン近郊で発生した
マグニチュード8.8の大きな地震。

その影響は津波となって日本にも及んでいます。
今日、28日9時35分に警報・注意報が発表になりました。
その関係で僕の案内していた一日コースもちょっと、...バタバタ。。。
その後の動きをどうするか…と悩みました。大変・・・。

ウトロ(斜里町)があるオホーツク沿岸地域は「津波注意報」。
知床半島の反対側の羅臼町の地域は「津波警報」。
あちらは避難勧告も発令されたようです。
僕の出身地である別海町でも沿岸地域では同様に避難勧告が。

また、午後4時前には根室市花咲港で津波の影響により潮位が上がり、
港周辺の建物や、岸壁に駐車した車などが海水で冠水したそうです。

幸い、僕の住むウトロでは今のところ目立った変化はないのですが、
今、ニュースを見ていると、太平洋沿岸では次々と津波が観測されています。

今後も警戒が必要です！

＊* I to U *＊BYつよし

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雪らしい雪

昨日までの(特に一昨日の...)異常なまで、、の気温の高さ。
急激に雪融けがすすんでしまい、スノーシューの足どりを重くします。
湿った雪が...くっついて、くっついて、歩きづらいですし、
気分的にも散策していて、、(これは昨日の状態ですが)

・・・これは、いったい、、どうしたもんだべか？。。。と思わせます。

そして、また気温が下がった今日。これは雪というより氷です。
上を歩いて沈まないのは、とりあえず良いとして、
...ザリッ!ザリッ！..という質感はあまり好きではありません。
硬くて横滑りやすいので足場の悪い場所では要注意！
道路もすっかり乾いていますが、雪のある場所では、ひどい轍(わだち)。

・・・これは、いったい、、どうしたもんだべか？。。。と、また。

一日コースのツアーが終わる頃、...ふわふわ..と舞い降りる
ちっちゃくて白い結晶。あぁ、これだよ。雪だよ。

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角×角×角

2頭の若そうなエゾシカ(♂)が
角をくんで、首相撲(くびずもう)をしています。

ケンカというわけではなく、、
やがてくる闘いにむけてのスパーリングという感じでしょうかね。
(・・・きっと、ほとんど人にわからない言葉でしょうが。。。)

彼らのその姿は、立派な若きファイターです。

よく見れば、右側のシカは角が折れています。
ただ、エゾシカの角も1年に一度生えかわるので、心配しなくて大丈夫。
また春になれば新しい角が...ぐんぐん..伸びだします。

今は、“その日”をイメージしながら特訓中！いい心掛けです。

右手前の大きな角をもった大人は、そんな事は気にせず...のんびり。

「今に見てろよ！オイラは貴方に勝ってみせるぜい!!」
・・・後ろの若いシカ達の心の声。

うぅ～ん、青春ですねぇ。

・・・すいません。僕の単なる妄想です。。。

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あたたかい？・・・。

今日は“あたたかい”というより、“あっつい”です！

この写真を撮った頃、午前11時のウトロの気温が
気象庁のアメダスでは＋6.3℃です。

なかなか伝わりづらいかもしれませんが、、
すっかり冬仕様の身体になった、こちらの人間にとっては・・・、
最近の急激な気温の変化は苦しいものがあります。

散策して、同じ汗をかくにしても、
先日までの厳冬の空気と、今日の空気ではまったく違う感覚ですね。
...じっとり..として、爽快感がないです。いつまでも残る感じ。

海を眺めれば、遥か沖に白く見える流氷も、少しボンヤリ霞んでいます。
佇んでいると、、今は２月では無いです。きっと。

えっ!?もう春ですか？と、、
ヒグマも冬眠からさめなければいいですが・・・。

＊＊＊追記＊＊＊
その後も、ぐんぐん！と気温は上がり、21時には＋15.4℃にまで・・・。
アメダスさん、ホントですか!?・・・と疑いたくもなります。
その上、、明日は雨の予報!?。。。まいったなぁ。

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夫婦、そろって気が強そう。

昨日に続いて、またオジロワシなんていかがでしょう。
これから出かけるので、、早めにブログ更新です。

ウトロの町を出発して、すぐにある大きな岩。
ここには、ほぼ毎日のようにオジロワシがいるのを
車の運転中に見掛けています。・・・また今日も。

オジロワシは知床半島でも少数が繁殖し、住み着いているので、
この岩に仲良く並んでいることがある2羽も番い(つがい)のようです。
夏も冬も、１年とおして見ることができます。

また、もう10年近く同じ番いでいるのではないかと聞きます。
イメージと違うのか、猛禽類の番いの関係については
ツアーのお客様に解説すると、よく驚かれます。

それにしても、あらためて見たら、目つきが鋭い。
当然ですが夫婦共に。・・・気が強そうでもありますね。

うちの夫婦とは違うかな。(失礼、・・・深い意味はありません。)

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...あっ！！！

その瞬間。

その場の全員が。。。「 ...あっ！！！ 」　・・・。

飛び去っていくオジロワシの後姿。それは、、そうだね。

苦笑い。と、落胆の声なき声。

道路のすぐ脇にとまっていた一羽のオジロワシ。
すでに、すぐ側の枝にいたカラスを警戒していたようで、
僕らはだいぶ離れた場所に車をとめて、観察していました。

なかなか、これだけ見やすい場所にいてくれる事は無いような状態。
出来る限り、このワシにストレスをかけないようにと配慮しながら、
お客様も僕も双眼鏡で観察しながら、写真撮影も。みんな嬉しそう。

しかし、、急に来た一台の白い車が、ワシのすぐ横に車を近づけて停車！
その瞬間、慌てて飛び去っていったオジロワシ。。。そりゃぁ、そうだよ・・・。
人間でもその距離は驚くわよ。

気まずそうに、白い車はそのまま走り去っていきました。。。

僕らも含めて、観察の際には距離や相手の様子には注意と配慮が必要ですね。

...あっ！！！（その前)

やっぱり、僕はオジロワシが好きですね。(オオワシよりも)

この精悍な顔つき。鋭い眼光。

オオワシの模様にあるシックな雰囲気ではなく、
こちらは粋で洒落た雰囲気がでていますよね。・・・どうでしょうか？

女性のお客様には、、いまいち伝わらない事が多いです。
オオワシ好きが大多数。寂しいなぁ。
・・・男性は半分、半分かな。

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知床五湖の昼下がり

あぁ、静寂なり。冬の知床五湖。
ひろがる風景も素晴らしい。。。
真っ白な知床連山と、まっさらな雪原となった湖。

吹く風が冷たくとも、心に弾むような感覚が沸き立ってきます。
...わくわく..とか、...どきどき..とか無邪気な喜びのような。
時折、森の中から聞こえてくる小鳥達の鳴き声。・・・。
また心を軽やかに弾ませます。

冬の知床五湖スキーハイキングのツアーに参加された
今日のお客様の誰もが笑顔になった瞬間です。写真の第二湖の風景。
ツアーの前半が雲が多くて山が見えない状況で、
まるで演出のように一気に連山と青空が見えたのですから、より嬉しい！

この季節にここを訪れる人は夏季に比べたら、
ほぼ...いないと言ってもいいでしょう。
それでも、この空間を味わうことが出来たならば、
なんと幸福なことでしょうか。。。

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飛んでいってしまいたい。

僕も、このまま、飛んでいってしまいたい。
・・・と思う事、たまにあります。

今日のツアー出発時の大雪...メガネがあっという間に雪まみれ。
その向こうに、よく目を凝らせば、昨日までの流氷は何処(いずこ)へ？
・・・予想外なくらいに沖へ消えています。・・・波もあるし。

雪がやんだ後に広がるのは、どこまでも青い海、海、海、遠くに氷。

その時の動揺は、きっと表情にあらわれて．．．
きっとお客様にも伝わってしまったことでしょう．．．
あぁ、一日コースのお客様に申し訳ない。申し訳ない。申し訳ない。

どうしようもなく、やるせないのです。

天候や自然ばかりは...しょうがない。とは言いますが、
きっと、僕の日頃の行いが良くなかったばかりに・・・。申し訳ございません。

それでも、午後からの天候の回復と知床の絶景に助けて頂けました。
ありがとう。知床の神々よ！愛しております。

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おだやか～。

昨日と同じく、フレペの滝へとお客様をご案内しました。

昨晩から今朝に降った雪が陽光に...キラキラ..輝いています。

そこをスノーシューで踏みしめながら歩く感覚。

軽やかに歩めば、...さらさら..と、、なんとも心地がいい！

それにしても、
昨日の午後の散策がウソのような今日の青空。と穏やかな空気。
お昼からは知床連山も、スッキリと、カラッっと、
僕らの眼前にそびえています。綺麗ですね。

ただ、昨日の午後にご案内したお客様には、、なんだか申し訳ない。。。
知床の自然の厳しさばかりが印象に残ってないかなぁ？・・・。

どこかで、同じ知床連山を見ていてくれたらいいなぁ。。。

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強風！注意！！

今日は午前と午後の2回、
フレペの滝へスノーシューツアーで散策しましたが、、
午後の散策はある意味で壮絶な場面がありました。。。

山側から吹きおろすような、強烈な南東の風。

出発時には風もまだそこまでの獰猛さは無かったのですが、
なんとなく嫌な予感もしたので、比較的風の影響がない林内を歩いていきました。
しかし、というか予感どおり、しだいに強まる風。

目的地に到着直前には
滝の見える展望地へと、、、向かうのか？、断念して引き返すのか？
と判断が必要なくらいになってきました。ここは慎重にならねば...。

ただ、幸運にも一時風がやんだので、その時間で急ぎ足で展望地へ、、、
いつまた吹き荒れるかもわからないので細心の注意と、
お客様への笑顔も忘れずに。

解説後、少し風に吹かれましたが、雪原は遮るものがないので、
森に入って回避しました。無事、帰着。

今日のような風向きの強風時には、フレペの滝への散策は要注意です。
もちろん海側に近づきすぎたら危険ですし、硬い雪上で転倒の心配も、
降雪があれば視界が真っ白になる可能性もあります。

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．．．．．しーーーっ..。

先日は、人目も気にせず寝るエゾシカ(♂)。なんか、ふてぶてしい。
今日は、偶然というか...思いもよらず、寝ているキタキツネです。

やっぱり、彼らは警戒心もあるようで、、
時々...顔をあげては、こっちを振向き、...ちらっ..と見ては、
また丸まって、寝るという感じでした。その仕種も可愛らしい。
というか、、愛おしくもありますね。。。

獣医さんの卵だという、３人の若者(失礼...お客様)も喜んでおりました！

夕焼け色。風にゆれる冬毛が...ふわふわ..。

その...もこもこ..とした身体が丸くなって、...ぬくぬく..と温かそう。

午後4時のウトロの気温が－1.6℃。
でも、この姿を見てるだけで気持ちまで...ぽかぽか..あったかくなってきます。

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氷結と流動

散策して森をぬけ、海を望み、断崖を眺める。
知床の断崖には、幾つもの滝があります。

なかには川でなく、断崖から直接流れているモノも。

岩の隙間から染(し)みだしては、流れおちる滝の繊細さ。
それも寒さに凍(し)みだしては、海へとおりる大きな柱になり、
氷瀑が...どこか荘厳な青さで、鈍い光を放っています。

ただ、滝の全てが凍って「静止」しているわけではないようです。

耳を澄ませば、遠くから水の流れおちる音がします。
双眼鏡をとおせば、水の流れも見ることができます。

静と動が共存した風景って感じでしょうか？…よくわからん表現。

僕はそれ自体の感動よりも、その奥にある感動が好きです。

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どうどうと...寝るシカ。

お～～い！ 聞こえてるかぁ～っ!?

もしもし。。。

あんたの近くに人間がいますよぉ！
熟睡中のように見えますが、それは本来のシカとしてどうなんですか？

・・・自分が危険にさらされない事を理解しているのか、
僕らの目の前で、どうどうと目をつぶって眠っています。

(その上、場所は森でなく、、駐車場の端で)

勿論、本当に熟睡はしていないのでしょうが、リラックスしすぎ。
ここまでは、、野生動物、特に草食動物では普通は
簡単には見ることの出来ない姿のはず。

実家で飼育されているホルスタインだって、あまり見せないよ！

お～～い！ 聞こえてるかぁ～っ!?

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惑星散歩

流氷が水平線の彼方まで続くオホーツク海。
遠くには、その氷原の裂け目に海が見えていたりして、それもいい感じ。

氷をしっかり踏みしめながら、列をなして歩む僕らは
まるで別の惑星を探査する宇宙飛行士みたい。。。
さながらドライスーツは宇宙服。グローブもしっかり装着。

どこまでも広い空の下、真っ白な大地を歩く、歩く。

そして、ちょっと休憩もしつつ、

思えば遠くに来たもんだ．．．
小休止、腰をおろし...自分の場所というものを確認する。
～～ふ～～っ・・・と一息。自分に浸(ひた)る。

だいぶ氷が安定して、流氷ウォークらしく歩けるようになりました。
先日まではシャーベット状の部分が多く、また違う世界でしたが。
どちらも多くの方にとって、未感覚の体験でしょうから、ワクワクするはずです！

これからは、歩くことが中心になりそうですね。

＊* I to U *＊BYつよし

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