自然観察♪BLOG 「 知床ころぽっくる探索記 」

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境目

2010-09-30 18:30:05 |  風景など。　
陰と陽の境目。

一頭のオスジカが草原に...どっしり..と立ち、
黄葉が始まろうとしている森の向こう側に悠然とそびえる羅臼岳を
強い眼差しで見上げているように...見えました。
(…実際には森の中にいた人達を少し警戒してるだけ。...たぶん。)

なんだか「決戦前夜の決意」のようなモノを感じました。
勇ましい後ろ姿だなぁ。。。

今日の夜には９月と１０月の境目が訪れます。
これから一気に秋が深まっていくことでしょう。

＊* I to U *＊BYつよし

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青いアイツ

2010-09-29 18:17:12 |  昆虫①　
「私に気安く触れると火傷するわよ！」

「オイラに触るなんて、おめぇも...まだまだ青いな。」

とか、、思ったりするのでしょうか？彼らは。。。

メタリックブルーの美しい色をした昆虫ですが、
このツチハンミョウの仲間たちは毒をもつという危険な一面もあります。
彼らの体液に含まれるカンタリジンは皮膚に付着すると
火傷をした後のような水ぶくれ状の炎症を起こすことがあります。

鳥や動物に食べられないようにするための防衛策なのですが、
もちろん人間が触っても体液を分泌するので注意が必要ですね。
…くれぐれも目で観察するだけにしましょう。。。

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１

2010-09-28 19:05:23 |  鮭・鱒、蛙など　
“１”ではなく、その“１”にはなれなかった方のカラフトマス。

どれほどが最後まで到達して果てることができるでしょうか？
…浅瀬で光なき目で空を見上げていました。

　　　　

どうにも無残な姿ですが、決して無駄にはならずに食物として連鎖して、
ココから消えるときには、その姿が別の形へ変わっているのでしょう。

そんな...ありのままの“１”にはなれない僕。

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赤と黒　羅臼湖　①

2010-09-27 16:46:25 |  キノコ・実り　
日中の空いた時間をつかって
羅臼湖(…その手前の三の沼まで)に行ってきました。
帰ってから気がつきましが、、会社のH.Pにも同じく羅臼湖が…。

　　　　

こちらは波立ってますが、会社の方は水鏡ですよ。
昨日の雲が去って羅臼岳に積もる雪も少し増えました。

まだ黄葉・紅葉のピークには早いようですが、
足元や頭上に赤い色が...ぽつ..ぽつとアクセントをくわえていました。

　　　　
　　　　赤。(ツルリンドウの実）

　　　　
　　　　赤。(ゴゼンタチバナの実)

　　　　
　　　　赤。(ツルコケモモの実)

　　　　
　　　　赤。(タカネナナカマド?)

　　　　
　　　　赤！(エゾアカガエル...なんか、すごく赤いんですけど。)

　　　　
　　　　赤。(僕のレインウェアも真っ赤です。）

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赤と黒　羅臼湖　②

2010-09-27 16:46:24 |  昆虫①　
赤と黒。

黒い色をしたトンボがたくさんいました。

　　　　
　　　　黒。(ムツアカネ♂ではないでしょうか。)

　　　　
　　　　黒。(シラフヨツボシヒゲナガカミキリ。気温のせいか動きが鈍い...)

　　　　

...じわり、...じわり..と来る秋。

羅臼湖などの標高の高い場所では、、
少しだけ駆け足でやって来ているように思いました。

この冷たい空気の感覚が僕は好き。

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氷雨に咲く花ひとつ

2010-09-26 18:30:55 |  花々...。　
氷雨といっても雹や霰が降ったわけではないのですが、
強い風に時折冷たい雨が降る中での散策になりました。。。
ただ、こちら(ウトロ)は台風の影響は日中にはそれほど無く、
考えていたほどの悪天候にはなりませんでした。…波は高いですが。

最近では、すっかり風景も気温も秋なのですが、
散策路に...ポツンと季節はずれに咲くイチヤクソウがありました。
それに蕾まで後を控えているではありませんか...こんな寒いのに。

花や野鳥との出会いは...めっきり減ってしまうこの時期、
目立つのは相変わらずキノコばかり…、そんな中で見つけた“花ひとつ”。
不思議であり新鮮であり、とても美しく思えました。

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羅臼岳冠雪

2010-09-25 05:10:33 |  風景など。　
今朝、起きて...天気はどうか?..と窓の向こうを眺めれば、
曇ってはいても知床連山が綺麗に見えていました。。。

…しかし、寝起きで...ボーーーッっとしながら、気がつきます。
なんだか山頂が白い。羅臼岳だけでなく三峰やサシルイ岳、硫黄山も！
僕が確認したかぎりでは初冠雪なのでは?と思いますが。。。

今日の天候しだいで大部分が融けてしまうかもしれませんが…、
うぅ～～ん、嬉しい発見です！

そして、もうそんな季節なのですね。

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月に雲

2010-09-23 05:00:35 |  太陽・月　
昨夜(9月22日)は十五夜でしたね。

朝から続いた強い風がまだあって、、雲も多かったので、
夜のツアーが始まる頃には...今日は月を観察するのは難しいかな..
と思っていましたが、月とその明かりに色がついた雲が美しかったです！
また、すっきりと月が見られる瞬間もあって良かったですよ。

　　　　

・・・だいぶボケてます。。。
思ったより観察をした場所も風があったので、少し慌てて撮影をしました。
フィールドスコープとデジカメで同じく撮ったお客様の写真。
うまく撮れていると良いのですが…。如何だったでしょうか？。。。

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風の強い日には．．．

2010-09-22 17:54:13 |  風景など。　
...ゆらり、ゆらり、ゆらり..と波立つ湖面に、
今日の日差しが...キラキラ..とした輝きをあたえています。
写真で見ると滑らかな感じがでていて面白いですね。

　　　　

フレペの滝も強風に、、細かい飛沫となって宙を舞っていました。

　　　　

知床五湖の(第)五湖は、比較的風の影響をうけないで
知床連山も青空を映しこんだ湖面も綺麗でしたよ！

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暁の隼

2010-09-21 11:53:48 |  ワシ・ハヤブサ　　
雲が多い早朝の空はより薄暗く、、
それはともかく雨が降ってきそうな予感がして、
...それを心配しながらの散策になりました。

ただ、天候が悪くなりそうな僕の予想に反して
多くの野鳥に出会えたように思います。
ハシブトガラ、ヒガラ、コゲラ、アカゲラ(鳴き声)、センダイムシクイ?、
ノビタキ、アオジ、アマツバメ(大群)、ウミウ、オオセグロカモメ、、
そして勇ましい風格のあるオジロワシにハヤブサの猛禽たち。

オジロワシは...すーーーーーーーーーっ..と飛び去っていきましたが、
ハヤブサをお客様方とじっくり観察することができました。

意外と童顔的な可愛らしい顔をした彼らですが、断崖絶壁の岩に佇み、
朝陽を背にした後姿と海を見据えるその視線には
猛禽の猛禽たる孤高を感じました。

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射しこむ

2010-09-20 18:00:55 |  光・朝陽　
朝の光が、湧きたつ雲の、狭い隙間から、
柔らかさより、むしろ鋭利な印象で、白い帯となって、
どこか薄氷のように、何本も、何本も、射しこんでいました。

下手な写真では、その感覚が伝わらず、残念、無念。。。

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変わっていく

2010-09-19 08:08:37 |  風景など。　
先月は...ま緑色にワラビが生い茂り、
ハンゴンソウやキオンの黄色い花が色を添えていた
フレペの滝へと続く草原、遊歩道でしたが、
すっかりその様子が変わってきましたね。

まだ枯野というには早いですが、
荒涼という言葉が頭にちらついてくる風景に思います。
それでも白い綿毛が可愛らしいですよ。

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...しとしと..と...

2010-09-18 18:22:47 |  風景など。　
肌寒くとも...散策をするには良い空気。
湖面を流れていく薄い靄も...これはこれで素敵！だと
言って下さるお客様、あなたの心が素敵です。

ただ、この雨は...如何ともしがたい。。。
明るい皆様に救われました。お疲れ様でございました。

そういえば、散策中の森で解説中に、、
遠くから...ブフィーーーォーォーー！...という
エゾシカのオスが繁殖期にだす独特の声
ラッティングコール(?)らしい鳴き声を聞きました。

時期的にも早いように思いますし、、
僕も話している最中だったので、その声を真似た売店などで
売られているシカ笛と聞き間違えた可能性もありますが…。

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雨が降り・・・

2010-09-17 17:35:23 |  キノコ・実り　
まとまった雨が降るのは1週間ぶりでしょうか？
たしか数日前にもパラパラと降りましたが、
今日は一日ツアーで散策する間、ほとんど…でしたね。
…天気予報では21日までパッとしないようですが。。。

それでも、雲が湧き立つような動きをした
午前中の知床連山の姿は...僕としては見事だったと思いますよ。
雨のせいか観光客がまばらだった散策路で眺めていました。

　　　　

今日の薄暗い森で異彩を放って、注目の的になった鮮やかなキノコ。
改めて図鑑やインターネットで調べると、キンチャワンタケのような...。
う～～ん、もっと勉強しなくちゃ。。。

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