待つ

そして、、今日も雨はぁ降る。

肌寒さを感じながら散策していると、
トドマツの幹にエゾハルゼミがいました。
それも羽化したばかりのようです。
薄緑色に透けた全身、特に翅なんて
ガラス細工のような繊細さすら感じます。

身体が乾ききればこげ茶色に(19日ブログ参照)
なるわけですが、、いつやむとも知れぬ小雨の中、
雨粒と風を凌ぎながら、、ただじっと待つ。

羽化から飛びたつその瞬間まで、その長い時間は
失敗が絶対に許されない静かな戦いの光景でもあります。

＊* I to U *＊BYつよし

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http://www.shiretoko.info/

知床五湖を一周

昨日まで遊歩道の除雪・整備の為
閉鎖されていた知床五湖の３～５湖でしたが、
今日の午前10時30分より開放されました。
(写真は知床五湖の五湖。ちょっとややこしい名前…。)

昨日の夜の時点で、今日の午前より
開放されるとの情報があったので、、
期待して駐車場に向かったのですが、まだ、、
その時(午前9時頃)には「１,２湖のみ」との看板。
表情にはださず…内心ガッカリ。
ですが、、散策中に開放！お客様も幸運ですね！

ネイチャーツアーでは僕達が今年の一番乗り。
他のお客様も今日は少なくて、貸しきり状態でした。

＊* I to U *＊BYつよし
※ただ、今後もヒグマの出没状況等によって
遊歩道が閉鎖される場合がございますのでご注意下さい。

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耐える姿

真っ白な霧がたちこめ、霧雨が降り、
もう全身びしょ濡れになっている
一匹のトンボ。(コサナエでしょうか。)
気温も低くて手袋がほしいくらいの中で、
無数の透明な雫をまとって、ただただ、、
じっと、、枯草にとまっていました。

きっと動くことすらできない状態なのでしょうが、
その姿、見つめる僕達には覚悟や確信といった
潔(いさぎよ)さすら感じとれました。

昼過ぎには青く晴れわたった空の下、
同じ場所にはトンボは居らず、
この空高く飛びたっていったことでしょう。

君は素晴らしいな。人間の僕は思う。

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幸せの青い鳥

フレペの滝の眺められる断崖に行くと
早朝も日中も見ることが多いキレイな鳥。
頭、喉、背中の「青」と胸からお腹の「オレンジ」、、
出会うたびに、お客様に大人気のイソヒヨドリ(雄)です。

特に海の色を背に岩にとまっている姿は
よく似合っていて素晴らしく思います。
(写真は対岸の岩壁を背にしていますが…。)

・・・ただ、個人的には
オオルリの青が一番好きなのですが。
どちらも素敵な色ですよね。

あぁ、幸せの青い鳥は何処(いずこ)へ。。。
あぁ、僕のもとに飛んできておくれ。
とか思ったりして。

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今日、晴れて、

数日ぶり(実際には4日ぶり?)に青空を見ました。
早朝ツアー時や午前ツアーの前半までは
厚い雲が空を覆い、霧もあたりを包んでいて、
やっぱり寒かったのですが、、
どうでしょう。。。すーーーーーーーーっと
グレーの雲と白い霧が消えていく様(さま)は。
散策中の一湖で僕らは目の当たりにしました。

そして、同じ空間とは思えないこの暖かさ。
たしかに肌に感じる、陽が当たるという刺激。

青空の色。
空の青は何故こんなにも人をワクワクさせるのでしょう。

遊歩道からでると上空の雲に七色の彩が！
環水平アークという気象現象の一部でしょうか。
(また別の)彩雲は吉兆と古くから言われますが、
これは、、何か“いいこと”あるかな？

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霧の日には①

静寂続く中に...ザーザー...ザーザー...
川の流れる音が聞こえてきました。

霧の日には②

雨粒、雨粒。
濡らす雫。雫。雫。。。

霧の日には③

連日の濃霧と雨。

寒い。何も見えない。

あぁ、知床連山の姿がみたいなぁ。。。
あぁ、温かな日射しと青空が恋しいなぁ。。
と思ってしまう僕ですが、、

でも、悪くもないかも。
こんな日だって、やっぱり綺麗だから。

見えづらい世界だからこそ、見える世界があるんです。

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冷たい雨。白い霧。

部屋で見るこの写真は幻想的で綺麗に
感じますが、、正直、寒かったぁ…。

今日になっても天候は回復せず、
冷たい雨が長く降り続き、
白い霧があたりを深く包みこんでいます。
また、季節が少し戻ったような気温の低さ！
一日をとおしてウトロは+3.0℃前後で
経過していきました。・・・そして、降る雨。。。

雨に濡れた手袋の中。
僕の手は悴んで、動きが鈍った指先。
久々に思い出した“厳しさ”の感覚でした。

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静

．．．しとしと...しとしと...と降る小雨。

また、真っ白な霧がゆっくりと包みこむ空間。

それでも、静かな森は歩みを止めることなく、
この日も、ゆっくりゆっくりと、、ながらも、
むしろ加速しながら季節が巡っているようです。
一日、一日と緑を深める森の風景。

春の到来を感じさせたエゾエンゴサクの青は消えて、
林内にはヒトリシズカ(写真)の清楚な白が
いつの間にやら僕らの周囲に咲いていました。
草花の緑もみずみずしく、小さくとも美しいです。

静寂の森で一人静。いいですねぇ。

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大きな流れ

ほぼ一週間ぶりに雨降りの日。
この季節は雪解けで水かさが増している
オシンコシンの滝ですが、まとまって降った雨の影響で
いつもにも増して豪快に流れている気がします。
...ごーごーごー．．．ざーざーざー．．．
川から滝になり流れ落ちて、
また川となって海へと流れこんでいきます。

小さな流れ

ほぼ一週間ぶりに雨降りの日。
やっと広がってきた若葉が強風で
飛ばされそうになっていましたが、、
雨は木々の成長には恵みとなるでしょう。
枝先の葉から枝、細い枝から太い枝、
そして幹をつたって土へと。



大きな流れ、小さな流れ、
いずれも“水”が海へと帰っていく、一つの循環の風景。
また海すらも「結果」ではなく、その「過程」なのでしょう。

＊* I to U *＊BYつよし

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佇む佇まい

早朝の森も草原も、また今日も賑やか。
アオジ、ニュウナイスズメ、アカゲラ、ノビタキ、
その中でも、やはり際立つウグイスとオオジシギ。
若葉色に縁どられた木々の枝先、天辺、幹、
丈の短い草木の上。または上空。
思い思いに鳴いて、鳴いて、響きます。

写真のビンズイはまだ“さえずり”に
ならない短い声で控え目に鳴いていました。

彼らの時に鳴き、時に佇む、その佇まい。
それぞれの野鳥の模様だったり動きに
包むように広がる新緑が重なり合って、
とても美しく感じられました。

＊* I to U *＊BYつよし

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初夏なのですか？

今日は暖かいなんて、とうに通り越して
暑い！と誰もが感じるであろう一日になりました。
埼玉からお越しの今日のお客様でも暑いと
言うのですから、、、そうなのでしょう。
(埼玉だから暑くないだろうは僕の偏見ですが…。)

気象庁のアメダスが機器の不具合なのか、
今日の気温等のデータが時間によって
わからないのですが、+25.0℃位までは
上がったのではないでしょうか。。。

それでも、雲一つないくらい晴れわたり、
雪融けの水溜りに青が映りこんで、、
気温のことなど忘れて眺めていました。
天に青、地に青、僕の心にも青が。
なんて。。。

＊* I to U *＊BYつよし

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ＡＭ６：３０

今日の早朝フレペの滝散策ツアーは天候に恵まれ、
鳥たちも賑やかに、新緑も美しく、エゾシカも、、
とても恵まれているなぁ...と思う次第であります。
また、午前6時30分頃に展望地近くに着くと、
神々しくも輝きをました知床連山の雄姿が、、
燦々と照らす朝日を浴びています。

なんだか面白い形になって浮かんでいる
雲を見て、お客様が子供のように
はしゃいでいました。
その姿が嬉しそうで、僕も嬉しいのです。

＊* I to U *＊BYつよし
さっきまで落ち込み気味だった僕。
この写真を見て少し元気がでました．．．。

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