鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

onlyな訓の1級漢字(書き取り用)サ・タ行

2009年10月27日 | 様々な一覧

(23.6.18 過去問情報追加中) 

凡例
目次・分類記号
SIMO様のコメントのご意見を、orC(B)と付記。

21-2直前の正答率 51/73=69%

○A110 さい()=[][]7-1K
×C111 さおさ()す
○B112 さざなみ()11-2Y 14-1Y=(細波)(小波)
×B113 さすが()18-2Y 21-3Y=(流石)
○A114 さぞ()6-2Y 17-3Y 20-1K
○C115 さなぎ() この字は過去問未出です。
○A116 ざる()7-1Y 16-3K
○D117 さわ()す16-3Y
○B118 さんしょううお()19-3Y=(山椒魚)

○E119 しいな()この字は過去問未出です。
○A120 しか()める 6-3K
×E121 しじ()
○A122 しじみ(13-2K
×E123 しとぎ()
×C124 しな()う  しわ()る合9-7K  たわ()める
×A125 しのぎ() 5-1Y 10-2K 13-1K 16-2K 18-3K
○EorC126 しゃく()
×C127 しゃく(*る しゃっく()*り=(吃逆)16-3Y 18-3Y
○C128 しゅうと()
○A129 しらみ() 異体字は 7-2K 14-1K
○A130 しりがい()14-1Y 21-2K=(尻繋cf.対  ア行 おもがい
○BorD131 しわ()い 22-3Y
×B132 しわが()れる 8-3Y

○A133 すが()る 6-3K 14-1K 17-1K 18-2K 21-3K
×A134 すく()む 9-3K 問118頁 
○C135 すずき()
×B136 すすりな()く 8-2Y
○E137 すだま()=(魑魅)
○A138 すっぽん() 15-3K
○C139 すのこ()=(簀子)
○A140 すばる() 10-1K
○E141植物 ずみ()この字は過去問未出です。=(棠梨) 
   桷は○E142植物 すみれ() この字は過去問未出です。
○B143 するめ() 8-2Y

○A144 せめ()ぐ 12-2K 15-2Y 17-3K 19-2K
○A145植物 ぜんまい()=(紫萁) 14-2K

×E146 そぎ() この字は過去問未出です。
○A147 そび()える 7-3K 20-2K そび()やかす

○E148植物 だいだい()この字は過去問未出です。=(回青橙) 
○A149 たが() 16-2Y 18-1K 19-3K
×DorB150 たがね() 10-3Y
○D151 たが()ねる≠わが()ねる 16-3Y 21-1Y
○B152 たぎ()る 10-1Y 16-1Y
○A153 たくま()しい 9-3K 13-3Y 19-1K 20-2K 21-2K 
×A154 たしな()める10-2K 19-2K
○C155 たたず()む
○A156 たた()り 8-2K 12-3K 16-1K  たた()る18-3K 21-3K
○A157植物 たで() 7-3K 13-1K 16-1K 20-2K
×B158 たてがみ() 11-2Y 20-2Y 
×D159 たぶさ()  もとどり()15-3Y  22-3Y(下注)
○C160 たぶらか()す
×E161 たぼ() この字は過去問未出です。
×C162 ためら(躊躇)う
○C163 たわごと() この字は過去問未出です。cf.類 ア行 うわごと

○A164 ちりば()める 13-1Y 17-2K
○C165 ちん()

○A166 つくばい()=(蹲踞) つくば()う 18-3K
○C167 つぐ()む
×EorC168 つちのえ()  cf. マ行 258みずのと() 十干についてはwikipedia参照
○A169 つつが() 5-2Y 10-3K 14-2Y 17-1K
○A170 つね()る 8-2K 14-2K 16-2K 18-1K
○A171 つぶて()=(飛礫) 7-2K 9-1K 14-3K
○A172 つぶや()く 21-1K 
○A173 つぶ()る 8-1K
○DorB174 つんざ()く 13-2Y

×C175 てかせ()=(手枷)
×A176 てこ()=(梃子) 8-3K
○A177 てら()う 6-1Y 6-3K 7-1K 問118頁 
○A178 てん() 6-3K=(黄鼬)

×A179 とぐろ()=[蜷局] 14-2K とや()=(鳥屋)  ねぐら() 9-3Y 16-2K
○DorB180 ともづな() 15-1Y が20-7Y 本7-13-9K 合19-5K
×C181 どら()=(銅鑼)
○C182 どんぶり()

(注)15-3Yは、露伴「二日物語(此一日)」の文章題で、「髻斬って持仏堂に投げ込み」という文。また、22-3Yは、読み問題で、問題文は「髻を切って聖に随った。」 何れも標準解答は もとどり だけ。「辞典」によると、たぶさ=もとどり だから、たぶさ でも許容解答のような気がするが、「成語林」や「日国」によると、「髻(もとどり)をきる」は、出家する意の慣用句で、たぶさとも読むとの記載はない。従って、ここは、もとどりだけが正解で、たぶさは不正解と思う。こういうことって、主催者がどこかで説明して欲しいと思う。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
久しぶりに (あおむし)
2007-08-27 19:47:56
 ご無沙汰しております。 仕事をサボって試しに解いてみましたら7割くらいしか書けませんでした。 不合格ですね。 最近漢字から遠ざかっていますのでこんなもんでしょうか。 書けそうで書けないのがとても歯痒くて仕方ありませんでした。 取り敢えずはここに出てるものは覚えていきたいですね。

 最近は自作の読み問題を少し解いてるだけです。  
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顰みに倣う (白魚一寸)
2007-08-28 21:54:17
>試しに解いてみました

あおむし様の自作問題と同じく番号を振ってみました。早速ありがとうございます。こうやって解いて頂けるとナ行以下も書く甲斐があるというものです。

>7割くらいしか書けませんでした。

私が目標としているあおむし様でも7割しか解けないとは、ちょっと痛快です。因みに、私は、今日、反古紙に書いたら67/73=91%でしたよ。この間ブログを書いたばかりだから書けて当然ですけどね。

>最近は自作の読み問題を少し解いてるだけです。

またまたご謙遜を。
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寧ろそれでいい (あおむし)
2007-08-29 01:24:56
 屹度読み問題だともう少し正答率は上がっていたかもしれませんが、書けと言われるとなかなか出てこないものです。 仕事をサボってそれこそ、がくぶんの大会時以上のペースでさっと解いてみてこの程度です。

 寧ろ、正答率は低い方があおむしは嬉しい。 それを体に浸みこませていくのが楽しいからです。

 元々漢検1級も0からのスタートでした。 だからこれでいいのです。

 ここまでの問題は会社のPCから勝手にプリントして間違った問題に○をつけて朝、出勤したら目を通すという風にしてます。・・・といいますか、昨日解いたので今朝そうしただけですが。

 これを見てあおむしも自作の読み問題ですが、一文字訓読と音熟語の自作を少しだけ遣り始めてます。

 これも「辞典」から拾った約1,200問ですが、今日は200問だけ遣ってみました。

 自作は今後も作成予定が沢山あります。 然し、現在は既に作った約6,000問と過去問と手持ちの問題集を全て90~95%の正答率に仕上げて本試験に臨んだら何点取れるかという実験をしたいので、そっちをやってます。 でもこれを実現するだけでもまだ1年以上かかりそうな気がしますが、焦らず、限られた環境の中、マイペースで楽しみながら遣っていこうかと考えております。
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自作問題は、最もシンプルな合格法ですよね。 (白魚一寸)
2007-08-29 18:09:45
>がくぶんの大会

今年も近づいてきましたね。昨年よりも段位を上げられることを祈念致します。

>あおむしも自作の読み問題ですが、一文字訓読と音熟語の自作を少しだけ遣り始めてます。
>これも「辞典」から拾った約1,200問ですが、今日は200問だけ遣ってみました。
>自作は今後も作成予定が沢山あります。 然し、現在は既に作った約6,000問

この6000問をネットにアップされたら、有意義だと思いますが、貴殿はアナログ派だから、そんなことはしませんわね。でも、貴殿の「漢検道」のブログを見れば作り方は、略、解りますね。

>現在は既に作った約6,000問と過去問と手持ちの問題集を全て90~95%の正答率に仕上げて本試験に臨んだら何点取れるかという実験をしたい

苛酷な人体実験だなあ。
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タイムリーです (しのぶん)
2007-08-30 22:15:57
白魚一寸さま、こんばんは。

「たぶさ、もとどり」は、最近覚えた訓なので、なるほど~と思いました。

どうやら、「たぶさ」と「もとどり」は本来は少し違う結い方をしていたという説もあるようですね。
http://members3.jcom.home.ne.jp/pehota02/equipment/headgear/headgear02.htm
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宣長は同じとしている (白魚一寸)
2007-09-02 11:08:18
>どうやら、「たぶさ」と「もとどり」は本来は少し違う結い方をしていたという説もある

落ち着いた頁を紹介して戴いてありがとうございます。一読しましたが、どう違うのかよくわかりませんでした。

「日国」によると、たぶさは紀の景行40年(但し、北野本訓)の

箭を頭髪(たふさ)に蔵し

が初出、もとどりは和名抄が初出ですので、たぶさの方が古い言葉のようです。ただ、北野本は、南北朝時代の訓ですので、紀の成立期に、たふさと訓んでいたかはよくわかりません。

「小学館全集本」の底本は、最も定着した書といわれる寛文9年版本で、これによると、

箭を頭髻(たきふさ)に蔵し

と訓まれています。また、仲哀記(真福寺本)には、

頂髪(たきふさ)の中より設けたる弦を採り出し

とあります。宣長は、「古事記伝」で「たぎふさ」と濁音化して訓んでいます。

「日国」には、たぶさは、たきふさの変化したものかとありますので、記紀成立時は、「たき(ぎ)ふさ」と訓まれていたような気がします。

たき(ぎ)ふさは、たき(ぎ)+ふさ で、たく(ぐ)は、髪を揚げることで万葉にもいくつか用例があるようです。「綰(たく)る」は、「辞典」にも、見出し語はありませんが載ってますね。ふさは、房ですよね。

記紀の用例を見ると、たきふさに、箭や弦をかくしたというのですから、かなり長い髪を束ねたんですしょうが、なんか不思議な気がします。

宣長は、「されば、頂髪(たぎふさ)は、後に云、本取(もとどり)のことなり」としています。

なんか纏まりのないコメントになりました。
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