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鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

別表記も少しなら書くー熟字訓の場合

2006年08月12日 | 帳面作りと学習用具

帳面は、6冊目、裲まで来ました。途中から、見出し語一つかどうかをチェックして、その見出し語等を書き込んでいますので、ペースは益々落ちました。

「辞典」の見出し熟語欄には、【表記】欄等に別表記があります。これをまた調べて、見出し語であれば、帳面に書くことにしました。読みに関しても、書き取りに関しても有益だと思うからです。先ず、熟字訓について、先般の記事に貼った帳面の例で説明しますと、

鼴鼠=もぐら というのは私は憶えにくい。これに対して、土竜=もぐら は以前から知っていたからだと思うけど、憶え易い。そうすると、鼴鼠=土竜=もぐら と憶えた方が、憶え易いと思う訳です。

それと、もぐらは、書き取りでは多分出ないとは思いますが、万一出ても、土竜が書ければ、鼴鼠は書けなくて構いません。つまり、鼴は、唯一の見出し語である鼴鼠が読めればよく、書ける必要はない漢字ということになります。簡単な別表記を憶えておくことで、憶えるべきことを少なくすることが出来ます。なお、書けなくてもいい漢字の印として、漢字の上に、K(書き取りの意)を×しています。

なお、別表記も難しい場合は、上記の説明は該当しませんが、知識を広げるという点では、有益でしょう。ただ、過去問に出ていない熟字訓は無視してもいいかもしれません。

また、ほととぎすのように、別表記が一杯あるものは、帳面のスペースがなくなりますので書きません。「辞典」巻末の熟字訓・当て字索引を参照するのがいいのではと思います。私は、熟字訓でも、同訓異字でも、3つ以上あるものは、「必携」や「辞典」の欄外に書き出していましたので、それを参照しようと思っています。

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1箇月ぶりに問題を解いて見ました。手を付けてなかったH6-1の過去問。旧字体と国名の当て字はパスして、正答率88,6%。あおむし様が目標としている95%には届きませんでした。それと、熟字訓が8割を割ってしまいました。やっぱり、熟字訓はなかなか憶えられません。角鴟(みみずく)、虎耳草(ゆきのした)、山梔子(くちなし)、牽牛花(あさがおを間違えました。

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五十音順に変更

2006年07月22日 | 帳面作りと学習用具
先日の記事で、部首順(「必携」順)に1級漢字を並べて、帳面を作ると書きましたが、その後、SIMO様から、2カ所()に有益なコメントを頂戴しました。当初は、金子みすずの詩で煙に巻いていました。

しかしながら、倩考えてみると、「辞典」中心で、勉強法を考えていく以上、「辞典」と同じ順序で帳面に漢字が並んでいた方が、「辞典」と帳面を対照するときに便利です。 従って、朝改暮変ではありますが、まだ1冊目でしたので、全部消して、「辞典」順(五十音順)に書き直すことにしました。

「辞典」の親字を書いていくと、出題されないと思っている別体字、異体字は、書かなくて済みます。また、音符(たとえば阿や亞)が同じ字が近くに出てきて、比較・対照することができます。

なお、部首を憶えるという点では、部首がよくわからない漢字(例えば、16-3で出題された)は、部首を書いていくようにします。

SIMO様の帳面の選択や作成方法の方が、正直、優れていると思います。ただ、私は、もう7冊買ってしまったので、帳面表紙のネコちゃんや、表紙裏のへのへのもへじさんに申し訳ないので、これを使うことにします。また、その他の作成方法も、今のところ、従前通りと致します。

SIMO様、ありがとうございました。
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まだ1冊目

2006年07月18日 | 帳面作りと学習用具

6日前に、帳面を作ると宣言しましたが、なかなか進みません。ブログで何かをやろうと宣言すると、励みにはなるのでしょうが、自分を縛ることになって、あまりよくないですね。

1, 大きく書く

それはともかく、漢字一字を、18mm×18mmの桝に書いています。普段、勉強で裏紙や大学ノートに書くときよりは、随分大きく書いています。大きく書くと、伸び伸びとしていいですね。Daisakuさんに紹介して貰った「三度のメシより漢字が好き」には、5cm四方桝に書くことが提唱されています。確かに、大きな字を、筆圧を掛けて、力強く書いた方が、記憶に残るような気がします。

2, 部首順で書く

「辞典」と同じく五十音順で書くか、「必携」と同じく部首順で書くかですが、部首順にしました。私は「辞典」重視派ですが、今まで、沢山の漢字が一度に見ることができるという一覧性に優れている点で「必携」も使っていました。今後も準1級・常用漢字については「必携」を使い続けますが、1級漢字については、「必携」の代わりにこの帳面を使おうと思いますので、「必携」と同じ順序にしました。

部首順で並べておけば、この帳面を使うとき、部首で漢字を探すことになり、部首を憶えることができます。部首を憶えることは、形声文字の音符を憶えることに繋がり、音読みには有意義です。

その後五十音順に変更しました。

3, 国字は書かない

国字(1級は120字)は、読みも熟語も多くありませんし、「成美堂問題集」の巻末に1級国字一覧が載っていて、なかなか便利で、以前からそれを使っていましたので、帳面には書いていません。

その後、私の場合、国字の定着性が悪いので、書いた方がよかったと思いましたが、後の祭りです。

4, 結構疲れる

正直、書きながら、1級配当漢字の多さに今更ながら呆れています。私は、この帳面を使って、憶えるべき事項を整理し、勉強法を考えていこうと思っていますが、人に勧められる方法なのかどうかよくわかりません。ゆっくりペースで勉強する方にはいいのかもわかりませんが、10月の試験に向けて驀地の方は、こういう悠長なことはされない方がいいと思います。

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私の帳面を作ろう

2006年07月12日 | 帳面作りと学習用具

悪辣莅むの項で述べたとおり、数日前にやっても本番で間違ったので、憶えるべき事項を直前にすぐ見直せる状態にしておきたいなあと思います。

今までは、「必携」や「辞典」を使ってきましたが、「必携」は、音訓はあっても、熟語を書き込むスぺースがありません。熟語がないと漢字は憶えられません。「辞典」にも書き込みをしていますが、直前に本文1616頁を見直すなんてできません。結局、自作するしかありません。

ツールとしては、daisaku様のカード式しのぶん様の単語ノート式が提唱されています。人それぞれですから、私は漢字練習帳で作ってみようと思います。

 


これも
daisakuさんの記事をヒントにしました。1頁7×14字のを7冊買ってきました。試験から一ヶ月経って、どんどん忘れつつあるので、まずは、一番上の枠に、1級配当約三千字書いてみます。

序でに、成美堂出版の本試験型問題集を買ってきて、第1回を遣ってみました。148点。くしゅん。

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