帳面は、6冊目、裲まで来ました。途中から、見出し語一つかどうかをチェックして、その見出し語等を書き込んでいますので、ペースは益々落ちました。
「辞典」の見出し熟語欄には、【表記】欄等に別表記があります。これをまた調べて、見出し語であれば、帳面に書くことにしました。読みに関しても、書き取りに関しても有益だと思うからです。先ず、熟字訓について、先般の記事に貼った帳面の例で説明しますと、
鼴鼠=もぐら というのは私は憶えにくい。これに対して、土竜=もぐら は以前から知っていたからだと思うけど、憶え易い。そうすると、鼴鼠=土竜=もぐら と憶えた方が、憶え易いと思う訳です。
それと、もぐらは、書き取りでは多分出ないとは思いますが、万一出ても、土竜が書ければ、鼴鼠は書けなくて構いません。つまり、鼴は、唯一の見出し語である鼴鼠が読めればよく、書ける必要はない漢字ということになります。簡単な別表記を憶えておくことで、憶えるべきことを少なくすることが出来ます。なお、書けなくてもいい漢字の印として、漢字の上に、K(書き取りの意)を×しています。
なお、別表記も難しい場合は、上記の説明は該当しませんが、知識を広げるという点では、有益でしょう。ただ、過去問に出ていない熟字訓は無視してもいいかもしれません。
また、ほととぎすのように、別表記が一杯あるものは、帳面のスペースがなくなりますので書きません。「辞典」巻末の熟字訓・当て字索引を参照するのがいいのではと思います。私は、熟字訓でも、同訓異字でも、3つ以上あるものは、「必携」や「辞典」の欄外に書き出していましたので、それを参照しようと思っています。
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1箇月ぶりに問題を解いて見ました。手を付けてなかったH6-1の過去問。旧字体と国名の当て字はパスして、正答率88,6%。あおむし様が目標としている95%には届きませんでした。それと、熟字訓が8割を割ってしまいました。やっぱり、熟字訓はなかなか憶えられません。角鴟(みみずく)、虎耳草(ゆきのした)、山梔子(くちなし)、牽牛花(あさがお)を間違えました。