AKB48が、日中国交正常化40周年記念事業の「親善大使」とやらに任命された。任期は今年末まで。
右ボードに「活力日本」という言葉とロゴがある。日本側が作った団体なのか、中国がよくやる「合弁」の団体なのか。
「親善大使」の割には、6人しか踊っていない。しかも足が太い。足が太いならミニスカートはかせるなって話だ。
こんなことを書いても、「差別だ!」とか騒ぐバカサヨがいないから、国産の芸能人は重要なのだ。これが「韓流」自称「アイドル」だったら、たちまち
「差別だ差別だ!」
と騒ぐ、頭のおかしい人が出てくるだろう。
1000人入れるホールで2回公演をやり、各回に14000人もの中国人の応募が殺到したとのこと。
中国のファンも、このように喜んでいるようだ。
これはフジ系「ニュースジャパン」からのものだが、この「親善大使」とやらが、日中の友好の切り札になるか?という扱い方。左は経団連会長。
で、気になったのが、TBS「news23」で紹介された、以下の発言。
梅田彩佳「震災では北京をはじめ 中国の方に本当にたくさんの支援をいただきました」
・・・えっ?
本当にたくさんの支援をいただいたのは、台湾からであって、決して中国からではない。当ブログ昨年9月20日の記事を。
この「180億円」は、しつこいが、「台湾」からのものである。「中国」からのものではない。
中国からはいくらいただいたのか。ソースはこちら。
台湾の義援金が140億円を突破=それなのに感謝の新聞広告はなし―日本(recordChina 2011年04月17日16時05分)
2011年4月、台湾紙・中国時報は、日本政府による震災義援金感謝の新聞広告を台湾で実施しなかったことについて、一部の日本ネットユーザーが怒っていると報じた。16日、環球時報が伝えた。以下はその抄訳。
震災から1か月を迎えた11日、日本政府は米国、英国、フランス、中国、ロシア、韓国の新聞と国際英字紙ヘラルド・トリビューンの計7紙に感謝状の広告を掲載した。4月13日までに48億5374万台湾ドル(約141億円)もの巨額の義援金を提供した台湾では、新聞広告は出されなかった。
中国本土の3億4000万円(3月末時点)、韓国の16億円と比べても台湾の義援金額は突出している。それなのになぜ台湾の新聞に感謝の広告を掲載しなかったのか。そう不満に思うネットユーザーは少なくない。一部では有志でお金を集め、民間で感謝広告を掲載しようという動きが広がっている。(翻訳・編集/KT)
その後、中国からの義援金が増えたとしても、せいぜい5億円だろう。一方で台湾は、180億円。中国の人口は約10億人、台湾の人口は約2500万人である。なぜ台湾と中国の区別にこだわるか、これで、当たり前すぎるほどわかるだろう。
ちなみに、一人あたりに直すと、中国人は、一人あたり0.5円、台湾人は、一人あたり720円となる。この差を、日本人はしっかりと覚えておかなければならない。
というのも、もう3年前にもなったプロジェクトJAPAN問題になるが、あのNHKは、台湾にこれだけいる「親日」な方々の存在を徹底的に隠し、
・戦前の日本は、昔から台湾に住んでいる人々を「人間動物園」と称して、ロンドンの博覧会で見世物にした。
という、きわめて偏った扱い方を、「NHKスペシャル」の「プロジェクトJAPAN」という番組で、1時間近くにわたって延々と行ったのだ。なぜ、上に挙げた当ブログで、「日本が嫌いなNHK」という言い方をしたか、おわかりいただけるであろう。
その「プロジェクトJAPAN」という番組では、もうおじいちゃんになった台湾人が、日本に併合されたときに、日本語を使うことを強制された!ということを口々に語る風景を繰り返し流していたが、その後の調べで、そのおじいちゃんたちも、その発言の前後で、
・「でもその後やって来た、中国国民党の政治よりは確実にましだった」
という発言を明確にしていたことを、このクソNHKは、意図的に隠して「NHKスペシャル」にしていたのだ。詳しくはこのリンクを。
http://www.wdic.org/w/POL/NHK%E5%81%8F%E5%90%91%E7%95%AA%E7%B5%84%E5%95%8F%E9%A1%8C
>台湾人の発言は、本来は「日本統治自体には良いことも悪いこともあり、6:4くらいで良く、総合的に判断すれば日本の統治は良かった」という意見であったが、このうちの「悪い」とした箇所のみを切り貼りし、暗い音楽と共に、日本の台湾統治は凶悪極まるものであったかのように大嘘の捏造報道をした、という事件である。
>取材を受けた台湾の柯徳三氏は「(NHKには)八田與一のことや、後藤新平のことなどもいろいろ話したのに、そこを全部カットした。同窓会の改まった席で誰かが火ぶたを切って不満を話した部分だけが放映され、あたかもあそこにいた人全員が反日的であるかのように宣伝された。……なぜNHKは私が話したプラスの面を一つも流さなかったのか」と、自著を出版した版元ホームページにわざわざコメントを寄せている。
ちなみに、NHKを相手としたこの訴訟は今でも続いている。
http://www.ch-sakura.jp/topix/1054.html
「こまけーこと言うな!中国だって日本を助けたんだろ?だったらガタガタ言うな!」と、ネトサヨ&リアルサヨは声を揃えて言うだろうが、そんなあなたのために、昨年4月20日の「ニュースゼロ」からの映像を蔵出しする。
中国では、あの大震災のとき、自分の命を張って、中国人留学生20人を助けた日本人がいたことが、大々的に報道された。
中国では、「義援金を送りたい」という声が高まったとのこと。
この人の肩書きに注目。「中華文化促進会」である。「中華」とは、「中国こそが世界の中心」という価値観で、世界史で「中華思想」という言葉で習うレベルなので、ゆとりな人は覚えておこう。
つまり、中国人の発想としては、「日本の復興を助けよう」よりも、「中国人を助けた日本人にカネを渡そう」の価値観の方が、はるかに優先しているということである。
こちらが、身を犠牲にされ、亡くなった方、佐藤さんである。
でだ。このセリフ、聞きようによっちゃ、「中国人を身を張って助けたことは、尊い人格を表しています」と聞こえる。だとすれば、なんじゃその中華思想目線は。あ、中華思想普及促進会でしたか(笑)。
その証拠に、女川町へ2000万円を、「ピンポイント募金」。これでは、「中国人を助けるとトクだ」という価値観がただ広まるだけであるし、実際にそういう効果も持つだろう。そこには、「困ったときにはお互いに助け合う」という精神が全く存在しない。
朝生や、田原総一朗の番組に時々出てくる、中国人の朱教授。
はいここから欺瞞スタート。「民間レベルで日中の気持ちが近づき」など、単なる出まかせである。「中国人を助ける日本人にはカネを回しますよ」というメッセージがホンネである。でなければ、なぜ「中華」などという言葉がついている団体が、率先して日本のために募金を行うというのか。
はー、そうでっか。
そんなわけで、日々ニュースをあまり観ていない人は、
「中国からの義援金は、中国人を助けた日本人のためにが大部分」、
「台湾からの義援金は、とにかく日本の復興のためにと集まったお金が大部分」
と知っておくといいだろう。
その上で、さっきのこの画像をもう一度ご覧いただこう。
うーん。ただの「バカ」にしか見えない。やはりこれがAKBクオリティ、あるいはこの運動の旗振りをしている民主党クオリティ、もしくは両方なのか。あ、秋元康を忘れていた。
ここにハッキリ記しておこう。震災では、北京を始め中国の方に、本当にたくさんの支援など、いただいていません。
で、ネトサヨやリアルサヨは、こういう一連の「歴史の歪曲」を、「歴史修正主義だ!」と騒ぎ立てはしないの? え? なぜ?(笑)
教訓:中国人による「中華思想浸透計画」は、今でもまだまーだ続いてる。「中華文化促進会」なる名前の団体が今でもあることから、頭の悪い人でも、よーくわかるだろう。
こんなことばかりやってたら、味方が敵になってしまう・・・
ただ、中国は台湾に対して、
「中国と仲良くすればがっつり経済協力してやるぞ!親日の態度はやめろ!」
という水面下の圧力をかけているので、これが5年後、10年後となるとわかりません。
その点も、日本人は忘れてはならないと思います。