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花粉症治療時における眼圧検査の有用性 ーステロイドレスポンダー ステロイド緑内障を中心にー

2014年01月21日 10時03分38秒 | 一般眼科

みなさん、こんにちは 今年の花粉症もカウントダウンが始まりましたね

前回ブログで記載したように初期療法(症状発現前よりも治療開始)をバレンタインデーあたりから開始することがいいと思います。

ただし、最近の傾向としては「ひどくなってからしか受診しない」人が多くなってますね花粉症のピーク時や炎症が強い時は抗アレルギー剤のみでは効果が得られずステロイド剤を併用せざる得ない場合も少なくありません。

ステロイド薬って効果も強ければ当然副作用もありますよね

不思議なことに患者さんによっては明らかにステロイド剤に依存症のようになっている人もあれば絶対ステロイド剤は使用したくない!と言われる方もありますね。

私の考えは適切な濃度の物を適切な量、適切な期間を経過観察しながら使用するということです

ステロイド剤点眼を使用する場合の副作用は多岐にわたりますが花粉症治療という期間限定使用での注意すべきことは

眼圧上昇の副作用があるってことです。

ステロイド剤を使用することで一部の方(ステロイドレスポンダーといいます)に眼圧が上昇してしまうことがあります。その場合は原因薬剤の中止をするのですがまれにステロイド剤を中止してもなお眼圧上昇の傾向が継続する場合もあります。また困ったことに眼圧上昇といっても通常は目の痛みやかすみなどの自覚症状がありません。

そのため薬剤の有効性と安全性を確認するために時々眼科を受診して確認してもらう必要があります。眼科管理の元で使用するには心配しすぎる必要はありません。有効性もあります。ただし繰り返しになりますが薬を処方してもらって自己判断でダラダラ使う薬剤ではないということです。

下の写真は代表的なステロイド剤を含む抗炎症作用点眼剤です。

 

そのあたりの説明を毎回するのですが、なかなかみなさん聞いてもらえませんね。

よくある事例

点眼回数が守れない(忙しい?かゆい時のみ使用)

2種類使用する場合点眼の間隔を5分程度あけることが望ましいのですができない。2種類目を忘れる(薬の効果が十分でていない)

ステロイド剤を使用する場合に有効性と安全性の確認が必要で再診の指示をするのですが再来されない

→こんなことが多く、結局症状が改善せずにどんどん強いステロイド剤を希望される方もありますね。

花粉症治療の主役はあくまでも抗アレルギー剤です。抗アレルギー剤をしっかり点眼することでステロイド剤の使用頻度を減らすことも可能です。

私自身も花粉症歴25年 この時期辛いです。なんとか一緒にのりきりましょう

 英語の論文ですが、薬剤性の眼圧上昇について記載された論文を見つけました。お時間ありましたらご参考まで

 

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