☆K'sコンタクト☆ 大阪府茨木市 ”くぼた眼科” 併設のコンタクトレンズ販売店

取り扱いコンタクトレンズの紹介、眼科のトピックスをアップしています。
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Flying Eye Hospital

2023年09月12日 14時48分00秒 | 一般眼科

みなさん、こんにちは 空飛ぶ眼科病院ってご存知ですか?





飛行機内に眼科手術の機器が備わっており、発展途上国の医療支援や手術指導を可能にする飛行機です!

















関西国際空港にやってきた約1週間のプロモーションがありました。運よく私も参加する機会をいただいたので見学してきました。

もともと飛行機好きでしたし興味津々の内容でした。経費のほとんどは企業からの寄付で運営されていて有名な会社としてはアルコン、HOYA、OMEGAがあげられます。大学病院の手術室にもまけない設備が整っています。手術を担当する医師もボランティアです。

医師の立場からすると普段使っている手術機器と同じものを使って同じような環境で手術ができるというのがメリットです。

機内にはカンファレンスルームもあり手術終了後に手術指導もできるというものです。

疾患としては白内障手術よりも眼瞼腫瘍や斜視などの眼形成分野や硝子体手術まで可能です。

wikipediaにある記事のリンクはこちらです。

 


10/11以降の新型コロナウイルスに対するワクチン接種の予約について

2021年09月16日 15時18分00秒 | 一般眼科

9/27(月)9時20分から10/11~10/29までの新型コロナウイルスに対するワクチン接種の予約を電話で受付いたします。

072(637)0404
予約が可能な方は自治体からの接種券をもっている方です。年齢は問いません。ただし小学生・中学生・高校生の方は保護者の同伴をお願いします。薬剤アレルギーの既往がある方は内科医院や病院での接種をおすすめしています。

ワクチン接種の曜日は(月)(火)(木)(金)
14時半からです。
ファイザー製のワクチンで1回目と2回目の接種を両方とも来院可能な方に限ります。
今回予約可能なのは以下の通りです
☆1回目と2回目の日程です☆
1)10/11と11/1
2)10/12と11/2
3)10/14と11/4
4)10/15と11/5
5)10/18と11/8
6)10/19と11/9
7)10/21と11/11
8)10/22と11/12
9)10/25と11/15
10)10/26と11/16
11)10/28と11/18
12)10/29と11/19
受付開始日は電話が混みあってかかりにくくなります。通常診療をしながら1回線で受付しておりますのでお時間をおいてかけなおして下さい。
 
 


 

超近視時代サバイバル わたしたちの目が危ない

2021年01月25日 10時02分31秒 | 一般眼科

2021.1.24 NHKスペシャルで眼科に関する話題の番組が放送されました。

超近視時代サバイバル わたしたちの目が危ない

視聴された方も多かったのではないでしょうか?メディアで健康に関する放送があった後

毎回反響があります。NHKは視聴者層がシニア層が多いのですが今回は子どもを持つ親向けの放送でした。

特に小学生の子どもを持つ親に見ていただきたかった内容ですのでブログにも紹介していこうと思います。

 


内容を要約すると、人間は情報の80%を目から得る。
目の健康を保つことはその方の身体の健康を維持することも大切です。
最近の話題はスマホ、タブレットなどの電子機器を日常的に使われるようになりまた低年齢化も危惧されています。
それに伴い、小児の近視人口の割合が明らかに増えてまいりました。
眼科医の我々が危惧することは、非常に近視が強い方は中年以降になると以下のような疾患を罹患する危険因子が高いことがわかっています。
 

 
特に、緑内障や網膜剥離は注意が必要です。将来的なこれらの病気になるリスクを減らすために必要なこと
「近視抑制」「近視進行抑制」「近視のコントロール」です。
近視には進行しない近視「屈折性近視」と進行する近視「軸性近視」に分けられます。
今回の話はすべて「軸性近視」のお話です。
軸性近視であるか?否か?を確認するには
眼軸長測定装置が必要です。通常の視力検査はどこの眼科でも眼鏡店でも可能ですが
眼軸長の測定は一部の眼科でしか実施できません。測定するための専用の医療機器が必要です。
当院(大阪府茨木市 医療法人かがやき くぼた眼科)では設置しております。
白内障手術を実施できる施設ではおいてある眼科がほとんどと思われますが
手術を実施していない施設ではおいていないところがほとんどでしょう。
 
 
 

近視抑制治療として一般的になってきているのが
低濃度アトロピン点眼液・0.01%アトロピン点眼液です。
海外ではマイオピン点眼液として承認発売されています。
HPで検索すると処方してもらえる眼科を探せると思います。
 
 
 




残念ながら日本では未だに低濃度アトロピン点眼は治験中であり承認されるのは数年先のこととなりそうです。
当院も治験に協力をしている施設の1つです。承認が得られるまでは保険診療ではなく自費診療として
低濃度アトロピン点眼液を処方してもらう必要があります。
他に近視抑制のエビデンスが得られてきた治療として
 
小児に対する多焦点ソフトコンタクトレンズの装用
 
日中屋外での活動(2時間以上)
 
今回の番組ではとりあげられていませんでしたが
 
オルソケラトロジーの装用です。
 





くぼた眼科(茨木市)では3年前より積極的に近視コントロールの治療を行っております。
ご相談がございましたらいつでも来院してください。
 
 

求人のお知らせ

2019年06月13日 16時25分40秒 | 一般眼科

現在、当院では求人募集をしています。

医療事務
アルバイト・パート
給与:時給 1,100円~1,600円

仕事内容
眼科クリニックでの業務をお手伝い頂きます。
眼科での受付及び検査補助
レセプト業務・診療所受付
コンタクトレンズ販売
眼科検査補助等

求める人材:
女性スタッフ8名(28才~60才)が在籍。やる気のある方!誠実な方からの応募をお待ちしています。経験者の方が望ましいです。

勤務時間・曜日:
(1)9:15-12:30
(2)14:30-18:30  {水・土の午後休診・祝日・日曜休診}
(1)(2)のシフト制・応相談 土曜日勤務できる方
医療事務 時給1100円
眼科コメディカル 時給1100円~
視能訓練士 時給1600円~

試用期間3ヶ月ありその間の時給についてはお問い合わせください。

交通アクセス:
阪急茨木市駅より京阪バス 白川住宅口前バス停下車すぐ
自転車通勤・バイク通勤可
マイカー通勤不可
交通費は月額10,000円まで支給

待遇・福利厚生:

就業条件によって加入保険は異なります
有給休暇は法定どおり

その他:
まずは、お気軽にお電話でお問い合わせ下さい。条件面でおりあうようでしたら後日面接。
072-637-0404


最新の広角眼底カメラ(Carl Zeiss社  Clarus 500)を大阪府で初めて導入しました。

2018年06月27日 09時19分42秒 | 一般眼科

最新の広角眼底カメラCarl Zeiss  Clarus 500)を大阪府で初めて導入しました。

 

 

 

 

眼底カメラは人間ドッグでもよく利用されますが

視神経乳頭の形状や網膜中心分の血管の走行や眼底出血の有無を確認するのに有効です。

数ある人間の血管で動脈の中身が見られるのが網膜の血管だけですので“動脈硬化”“高血圧”“糖尿病”などの生活習慣病の治療の指針として眼底を見る必要性が古くから言われていました。

しかし、眼底カメラを撮影するには一般的には瞳孔径が6mm程度なければ撮影は困難です。

また中間透光体の混濁(白内障など)があればさらに条件が悪くなります。

眼底カメラで撮影できる範囲には限界があり、眼科での詳しい検査を受けることになれば散瞳検査を受けることになります。

散瞳検査は経験ある方も多いかもしれませんが、散瞳薬(ミドリンP)を点眼し30分程度お待ちいただいてから診察になりますので最低でも1時間程度はかかってしまう検査です。

眼科を受診するときに、クルマやバイクで行けば検査後のまぶしさのために運転して帰ることが困難な場合もあります。

今回、当院に導入した広角眼底カメラ Clarus500は

瞳孔径2.5mm以上あれば従来の眼底カメラに比べて非常に広範囲にわたって撮影することが可能です。

散瞳検査が不要になるわけではありませんが、簡便にかつ患者さんの負担が少なく眼底検査ができる器械ですのでご期待ください。

 早速、従来の眼底カメラと今回の眼底カメラの画角の違いを見ていただきましょう。

被験者は30才男性です。

正常な眼底です。

通常の眼底カメラでは

 


このように写ります。

さて、今回の新しい眼底カメラでは

どの程度の差があるのかわかりやすいように
見比べてみます。

2つの眼底カメラの写真を重ね合わせてみると一目瞭然ですね。
これは、眼科医が倒像鏡を使って眼底検査をしてもこのようには見えません。
ほんと一部の眼底を確認して頭の中で繋ぎ合わせて診断していたのです。
それが全体像を把握できる素晴らしいツールです。

 

 

さらに写真を供覧しますね。撮影した眼底写真をPCモニターに映し出した状態でスマホで撮影したものですので

非常に画質は劣化しています。

通常の眼底カメラ(トプコン社MarkII)で撮影した無散瞳眼底カメラです。

次の被検者は48歳女性です。若い人ならばもう少し綺麗にうつるのですが瞳孔径が4mm程度で周辺部が暗くなってしまいます。

確認できる範囲は視神経乳頭陥と黄斑部周りのみになります。

 

 

 

同じ患者さんを新しい眼底カメラで撮影するとこのようになります。

これは2回撮影して2枚をつなぎあわせた写真です。

 

 

 

 

一見して広範囲の眼底の写真を確認することができます。この方は網膜円孔がありレーザー治療をしている方なのですが

レーザーの治療が完全にできていることが確認できます。

 

上の2つの眼底写真を比較してみるとこのようになります。

 

 

 

 

従来の眼底カメラでは暗くなってしまったのでより範囲がせまく見えますが

同じ検査を受けるのであればやはりより新しい検査の器械で受けられたほうがメリットがありますね。

 

さて、今回導入した眼底カメラのメリットについて再度確認したいと思います。

散瞳しない状態で広範囲の眼底検査が可能である

(散瞳検査が必要なくなるわけではありません)

検査の費用は58点(1割負担で58円 3割負担で174円)と同じ価格である

眼底の状態を患者さんが、ドクターと一緒に目でみて確認することができる。

患者さんの事情でどうしても散瞳ができなくとも広範囲の眼底検査が可能

既存の広角眼底カメラ(optos)よりも高画質である。

 

目に関する相談は当院まで

大阪府 茨木市の眼科 白内障・緑内障・飛蚊症・コンタクトレンズ・加齢黄斑変性症 OCT

医療法人かがやき  くぼた眼科 院長 久保田泰隆

http://kubotaganka.com/

 072-637-0404