塩哲の空即是色

日々の徒然日記

Weekendの麺処巡り ヤマン で 塩らはと冷やし

2012-09-02 14:33:43 | 麺_2012
 本日は雑誌の取材を兼ねて江古田の「ラハメン ヤマン」へGO。

オープンして9年目を迎えるお店は、ジャマイカの風が吹いており、
店内BGMもレゲイ。屋号の「ヤマン」とは、ジャマイカ・バドア語
で「Yes」という意味。ご主人の町田好幸さんもドレッドヘアース
タイルでジャマイカ風、店内にゆったりと空気が流れている、こん
な雰囲気が良いなあ。

 まずは取材用に「塩らは」700円にザンネン玉子50円が目の前に
登場。こちらのスープが旨いんだなあ、中国・福健省の福塩をタレ
に使われており、鶏の旨味を引き出されたなんとも旨いスープだ。

 これに揚げエシャロットと大蒜が風味を絡めてくるし、自家製麺
もスープに絡まりまったり感の味を奏でてくれる。旨いなあ。

 続いては夏限定の「鶏の冷たい塩らはッ!」900円の登場。

 器を持つとキーンと冷えて、これが良いぞ。スープもキンキンに
冷やされており、喉元過ぎてから火照った身体を清涼の世界へ導い
てくれる。とろみも良いゾー。町田店主に伺うと、このとろみは手
羽先から摂っていますとのこと。この一杯、今季イチバンの冷やし
だ。このとろみと麺の相性は宇宙一ぴったんこと思う。

 こちらの黒っぽい具は茄子で、茄子を油で揚げ、それから煮てあ
るので「茄子のオランダ煮」と呼ぶそうだ。江戸時代、唯一の貿易
港・長崎出島に伝わった料理法。ひと手間かけられたところにも好
感がもてるなあ。

 どちらの麺も旨くて感動もの、ご馳走様。

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