塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 東京国立博物館 宝寿

2011-10-06 05:53:17 | ミュージアム巡り_2011
 太刀が続く。次の一振りは鎌倉時代の「宝寿」。
 宝寿は本来、奥州鍛冶の人物で、同名で「大和国住」と刻まれた
作品があり、どうも奥州と大和を往還していたと考えられる。
 板目の地鉄に互の目を基調とした華やかな刃文が浮き上がり、表
裏には樋を彫り茎はやや磨上げられており、流麗な一振りだ。
(台東区上野公園内)


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