塩哲の空即是色

日々の徒然日記

Weekdayの麺処巡り 四季のラーメン 春コンソメヌードル

2014-04-23 19:05:16 | 麺_2014
 一風堂の河原代表が四季折々に振る舞われる「四季のラーメン」
第二章「春」が、本日、一風堂銀座店で提供された。

 タイトルは「黄金に煌く超絶コンソメヌードル」。博多地鶏に熊
本和牛、春野菜で煮込んだスープ、フランスパン専用の粉とトリュ
フ塩の麺、ローストビーフや春野菜、フランスパンと鶏のリエット
が箸休めに付き、お代は1,500円。11時から20時まで400食。
 この食材を伺うだけで、それぞれ想像してしまうスープと、器の
中の容姿。楽しみだ。

 まず、先に登場したのは、鳥越製粉のフランス産小麦を使用され
たフランスパン「ドヌール」と、はかた地鶏のリエット。これ練り
物をパンに塗りほおばると、リッチな気分を醸し出してくれる。

 そしてメインが目の前に。ブラウンに染められたスープをすする
と、牛と香味野菜で香り豊かなコンソメ風味が舌の上を転がり蕾に
爽やかな囁きを伝えてくれる。その後から喉元をくすぐるように落
ちていく。エクストラヴァージンオリーブオイルの風味も、ほのか
に立ち上がり、素晴らしい効果を生み出している。

 麺は少量、ドニュールパンと同じ小麦粉が使われ、トリュフ塩が
隠し味だそうで、カチッとしたコシのあるタイプがコンソメスープ
に和合している。この麺、もう少し多く味わいたい。
 その他、ローストビーフやサイコロ状の和牛スネ肉、ホワイト&
グリーンアスパラ、スナップエンドウなど春野菜が散りばめられて
いる。それに舌にまとわりつくような粘りけは、パルミジャーノチ
ーズがさりげなく潜んでおり、スープに絡みついて良いものだ。感
動した一杯、ご馳走様でした。

 お土産は「Zuzutto」の文字が染め抜かれた日本手ぬぐい。
 最後に河原代表に味の感想をお伝えすると、
「次の四季ラーメン・夏は京都で振る舞います」とのこと。

ミュージアム巡り 文明開化とくらし 御軍服

2014-04-23 05:42:39 | ミュージアム巡り_2014
 明治天皇は、明治5年になってはじめて洋服を着用された。それ
により、翌年に天皇の「御軍服」の図が定められている。
 御軍服のデザインは、欧州各国の皇帝の服制を参考にされて作成
された。

 次の写真は、明治12年頃に撮られた元老院議官の集合写真。
 前列左より、山口尚芳、東久世通禧、柳原尚光、有栖川熾仁親王、
河野敏鎌、大給恒、斎藤利行。
 中列左より、河田景典、田中不二麿路、宍戸環、佐野常民、山尾
庸三、津田出、中島信行、黒田清輝。
 後列左より、伊集院兼宣、伊丹重賢、楠田英世、大久保一翁、永
山盛輝、津田眞道。
 この写真を見ると、陸軍正装の津田出以外は文官大礼服を着用し
ている。ところが各自の服装は、明治5年の服制を元にした大礼服
や岩倉具視使節団の大礼服にならったものなど、独自のデザインで
調整されており揃っていない。
(国立公文書館 千代田区北の丸公園3-2)