塩哲の空即是色

日々の徒然日記

Weekendの麺処巡り ニボバンクで煮干し

2012-02-05 14:29:14 | 麺_2012
 現在、都内で3店舗を営業されている「麺屋 宗」、創業5周年を
記念して1ヶ月単位で屋号も振る舞われる拉麺も変えて提供される。
詳しくは柳店主のBlogにて。
 第1弾目が昨日4日から板橋の「宗 肉そば総本店」で始まってい
る「横浜家系 トキワ宗」で、名前のとおり家系拉麺は振る舞われて
いる。

 そして、本日の第2弾目は、高田馬場本店の「煮干し中華蕎麦 ニ
ボバンク」。昨日の「トキワ宗」の家系に続き、発想の転換という
か閃きというか、柳店主の思考展開は目を見張るものがあり、毎回
“次はどうなの”といった期待感で一杯になる。
 さてさて、それで宗の煮干しはどうなの。

 拉麺750円のチケットを買ってカウンターへ。フレーバーな煮干
しの香りが充満している、これは期待できそう。

 鰺の煮干しに2タイプの鰯の煮干しをたっぷりと使用し、鶏と豚
に魚介系が加わったスープだそうだ。タレには赤ワインを入れてコ
クを出したという。早くそのスープをすすりたい。

 で、登場した一杯、オーダーで煮干しを濃い目にしていただいた。
シンプル。煮干しはシンプルなんだ。スープをすする。どうしても、
王子にある煮干し店と比較してしまう。香りが薄いかな、コクもま
だまだ、麺との相性も出ていない。宗ならが、もっと旨い煮干しが
出来るはず。それなりに旨いんだが、「宗」のブランドを被せるな
ら、もっと“これは!”といった驚きがあってもいい。
 初日の煮干し、宗にしては期待はずれ。ならば、塩の煮干しはど
うか、1カ月後の最終日に伺おう。


Weekendの麺処巡り がんこ総本家で塩麹麺

2012-02-05 14:00:53 | 麺_2012
 本日はがんこ総本家・一条安雪家元の65歳の誕生日。お祝いの
品を持って、ご挨拶に伺おう。
 その目出度い日のSP麺は、「塩麹拉麺」1,500円。麹を使うこと
は初めてで過去に経験がなく、味の出来・不出来は当日にならない
と判らないという。ダメだった場合は、営業しないともいう。
 そんな一抹の不安を元に新宿・舟町を目指す。
 開店前に伺い、目出度いお祝いのご挨拶をして、シルバーパスや
老齢年金の話で華が咲いた。系列店のお弟子さんからもお祝い品が
届いていた。
 さて、「塩麹」であるが、以前、北区西ヶ原の「西尾中華そば」
で頂いたことがある。調べてみると2011年5月1日に「塩もろみ
鶏中華」を頂いていた。味噌と同じ発酵品だったが、素朴な味で旨
かったことを思い出した。

 さらに調べてみると、塩麹は日本の伝統的な万能調味料であり、
どんな料理にもマッチするみたいで、以外とこれからヒットするか
もしれない、次代の旨味になるような予感がする。

 家元の開店前パフォーマンスがあり、入店して注目の一杯を待つ。
渡り蟹と丸鶏を10kgずつに、自家製の塩麹(もろみ)、それとレ
ンジのフライパンにはソテーされたでっかい貝柱あり、トッピング
されるようだ。

 まずはスープをすする。甘酒のような芳香が感じられるが、ジワ
リと塩気が漂う。これは旨い。これが塩もろみ・麹なのか。さらに
塩麹を足してもらうと、塩気が増す。
 塩麹&もろみ、今後の拉麺店の次代の味になりそうな調味料だ。
旨かった、ご馳走様。


ミュージアム巡り 将棋むかしむかし 家治に挑戦

2012-02-05 06:41:27 | ミュージアム巡り_2012
 続いては10代将軍・徳川家治の作った詰将棋が展示されていた。
 第1問は、初めの型や詰めの上がりが図形や文字で示されたもの
を「曲詰」と呼ばれている。35手詰の作。

 第2問は、王が歩の階段を往復しており、これを「趣向詰」とい
う。39手詰の作。

 第3問は、盤面に詰め方の駒がない。これを「無仕掛図式」とい
い、家治がよく用いた作で、59手詰。
(国立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)