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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

Weekdayの麺処巡り すずらん で 中華麺

2014-09-19 17:00:09 | 麺_2014
 9月12日、渋谷で11年営業されていた「中華そば すずらん」
が、一旦、閉店されて新たに恵比寿で本日19日、プレオープンで
復活した。

 お祝いを兼ねて伺いましょう。お店は恵比寿駅近くで、駒沢通り
沿い渋谷橋手前のビル・エントランスの奥。少し引っ込んだところ
にドアがある。ビルの側面には、渋谷時代に付いていた看板があり、
見上げていくと判りやすいかな。

 実は先週、場所を確認するために、明治通り沿いの広尾辺りを捜
したが、それらしい店が見つからず諦めたが、ラーメンバンクに新
しい住所が出ていた。

 渋谷時代から味・内容が変わったそうなので、期待を込めて暖簾
をくぐる。店内は古風な造りのL字カウンターで、竹皮なども施さ
れ料亭を訪れているみたい。

 メニューには中華麺、しゃぶ肉麺、葱肉麺、角煮麺、叉焼麺にご
飯やトッピング。メニューはその後増やすとのこと。でも、渋谷時
代に使っていた中華鍋はこの造りでは無理かな。
 中華麺950円をオーダー、お代は後払い。

 さて、注目の一杯が目の前に。白髪葱が眩しい、水菜の緑も爽や
かで、後はきざみ葱とシンプル。ところが器の底には、いびつな形
の鶏のつくね? が3つほど沈んでいた。

 スープは生姜の香る醤油味で、優しく舌の上に転がり旨い。麺は
自社経営・龍製麺の細麺で、こんなに細いのにコシがあって力強い。

 残ったスープを啜っていると、柑橘のかけらが沈んでおり、爽や
かにフィニッシュ。美味しかった、ご馳走様。

中華そば すずらん
渋谷区恵比寿1-7-12 久保ビル1F
11:30~15:30、17:30~23:00 日・祝日定休日
すずらんツイッター

Weekdayの麺処巡り 桑ばら で 梅塩そば

2014-09-18 13:15:04 | 麺_2014
 本日は池袋で取材。以外と早く終わったので、少し早めのランチ
を近くの麺処で頂こう。
 向かった先は東池袋の「塩そば 桑ばら」。以前の屋号から変わり
塩専門店になってから、さらに味のブラッシュアップが図られてお
り、塩がとても美味しくなった。

 券売機で「梅塩そば」850円のチケットを買ってカウンターへ。
その後からゾロゾロと地元の常連さんが入店され、チケットを渡し
ながら“ウラで”と告げられている。この裏とは何だろう、とても気
になった。

 さて、注目の一杯が登場。少々少なめの盛り付けだけど、ビジュ
アルが良い。見るからに、食べなくても旨さが伝わってくる。これ
は大事。

 塩気が強めのスープが旨い、旨いぞ。炙りトロチャーシューも好
きだし、麺もシルキーで喉ごしが良い。梅干しは種が抜かれてトッ
ピングされており、これだとほぐしやくす、ちょっとした気遣いが
嬉しいね。旨い塩、ご馳走様。

Holidayの麺処巡り 覆麺智 で カレイ出汁

2014-09-15 12:46:05 | 麺_2014
 本日は敬老の日、ハタ日。神田神保町の麺処へ伺う前に確認した
いところがあったので、恵比寿へ。
 渋谷で営業されていた「中華そば すずらん」が先週で移転のため
終了し、再開する場所を確かめよう。女将さんに聞いた通り渋谷橋
を渡り広尾1丁目向かうものの、それらしい物件は見つからず。す
ずらんのツイッターで住所がアップされるのを待つか。
 では、神田神保町へGO。

 「覆麺智」店頭には、限定の貼り紙があり、ツイッターのとおり
スープの食材はカレイ、豚しゃぶしゃぶがトッピングされ、塩と醤
油の味が選択できる。及川智則店主が暖簾を出されて入店。

 塩味を注文してお代を払い、登場した器には、豚しゃぶに三つ葉、
海苔の上にはカレイのほぐした身がのっている。スープを啜ると魚
のコクのある旨味が出ており、これは旨い、良いスープだ。

 カレイの身も、この塩気にピタリと合ってウマイ旨い。少し太め
になった麺は全粒粉が練り込まれて面白い食感。美味しい一杯だっ
た、ご馳走様。

Weekendの麺処巡り がんこ総本家 で 赤貝

2014-09-14 11:34:00 | 麺_2014
 三連休の中日、さてどちらの麺処へ伺いましょうか。
 一条家元のBlogを拝見すると、本日は昨日のスープ食材・渡り
蟹と牡蠣の残りのスープに、赤貝20kgを投入して濃厚な味を出す
とのこと。
 では、新宿舟町へGO。
 数日前、一条家元はひどい客が来店したことを怒り震とうにBlog
につづられており、その内容を伺うと、確かにひどい。よく意見
されたと、改めて家元を見直した。詳しく知りたい方は家元に聞
いてください。
 さて、辛口の女将さんが、“本日のスープは旨い”といってくれ
たといって喜ぶ家元より招き入れられ、定刻よりも20分ほど早く
牛頭に目が灯った。1,200円を払い100ラーメンをオーダー。

 さて、登場した一杯、よく煮詰められたようでドロリとしたス
ープを口に含むと、甲殻系の風味に貝の旨味が染み渡り濃厚さが
舌の上を転がる。極上の赤貝の味と風味が堪能できる。

 途中から、カウンターに置かれた塩ダレを加えると、キリッと
したシャープさを増したスープに変身。やはり、家元は天才だ。
うま旨いラーメン、ご馳走様。

Weekendの麺処巡り 志奈そば田なか で 房総の恵み

2014-09-13 12:58:12 | 麺_2014
 ラーマガ限定「NAKED」の9月は、東池袋の「志奈そば 田なか」
で「かけそば田なか~外房の恵み」800円と題して振る舞われてい
る。9月30日までで、限定数はなし。

 少し早めに店頭に伺うと、待ちのための椅子が3つ用意されてい
た、ココでの開店待ちは楽だなあ。暖簾が出て入店すると満席状態
で、すっかり人気店だ。

 スープと麺だけのすっぴん一杯だから、作るのも素早く出てきた
“房総の恵み”は、房総沖で獲れた伊勢海老やサザエ、煮干しの魚
介類が凝縮されたスープの中に、ハルヨコイ小麦を使った麺が泳い
でいる。

 そのスープを啜ると、奥深い海の香りが口の中で弾けてくる。そ
して、食べ進む内に旨味が昇華していく。一滴も残さず平らげた時
には、芳醇な風味に包まれていた。素晴らしい。

 麺も喉ごし滑らかで、トロリンと滑り落ちていく感覚がたまらな
く蕾をくすぐる。旨いもんだなあ。すっぴんの一杯、旨かった、ご
馳走様。