長く高速道路を走っている時、車を停めて休憩できるサービスエリアやパーキングエリアは、ほっと一息つける安らぎの場所になりますね。
先日の群馬行きでは、何箇所かのサービスエリアやパーキングエリアで休憩をしましたが、その中でも印象に残っているものについて紹介します。
1枚目の写真は、行きの早朝に立ち寄った長野自動車道の『姨捨サービスエリア』で見つけた、『灰でなった縄』です。
実は、そのサービスエリアに着いたとき、名前がまさに『姨捨』だったので、ここはひょっとして、あの昔話の『姨捨山』や映画『楢山節考』の元になった話が伝承される場所なのかなぁと思ったんです。
インフォメーションにいた女性に『ここはひょっとして・・・』と尋ねてみると、『まさにその場所です。あちらに物語の中に出てくる灰の縄が展示してありますので、良かったら見てみてください』と教えてもらって見つけたものです。
他にも、昔話の『姨捨山』のパネルが展示してあったりして、なかなか面白かったです。
次は、目的地である桐生市に入る前、最後に立ち寄った『ハイウェイオアシス・ららん藤岡』です。
ハイウェイオアシスと言うだけのことはあって、たくさんの店があって、とても楽しそうな所だったんですが、残念な事に僕が到着した時間が早すぎて、土産物の店しか開いていませんでした。
おいしそうなラーメン店や鉢植えなどを売っている店もあったんですけどね。
結局ここでは、イカの頭の部分だけを集めたスルメと言う、少し珍しいお土産を買いました。
何となく、ずっと噛んでいられるような物が欲しくなっていたんです。
このパーキングエリアの特徴は、写真のような小さな遊園地が施設の中に作られていると言う事でしょう。
昔、百貨店の屋上にあったような懐かしい小型の遊園地でした。
もちろん、一人でそこで遊ぶ勇気はありませんので、写真を撮影しただけです。
パーキングエリアやサービスエリアは、それがある街の歴史や文化などを紹介してくれていることも多いですので、そんなに先を急がないときは、ちょっと休憩して、いろいろなものを見学して見聞を広めると言うのも悪くないと僕は思っています。