このところ、電子コミックがかなり一般化していて、広告を見さえすれば読み放題と言う漫画も結構たくさんあります。
音楽でも映画でも何でも、最近はサブスクリプション配信が主流になって来ていますし、結構多くの有名作家がサブスクリプション配信をしているんですよね。
大御所で言うと、六田登先生はかなりサブスクリプション配信に積極的なような気がします。
僕は六田登先生の『F』と言う漫画が結構好きで、かなり前に全て本で読んだんです。
アニメ化もされた作品ですし、その作品のことを良く知らない人でも『何人たりとも俺の前は走らせねぇ!』と言うセリフだけは知っているかもしれません。
当初僕は明るいレース漫画だと思って読み始めた作品でしたけど、実はかなり複雑な人間模様の描かれた作品で、中盤以降、かなり暗い話になっていくので僕は途中で読むのをやめようかと思ったんですけど、結局最後まで読んでしまいました。
そして、今日のタイトルの漫画です。
『二都物語』と言えばチャールズ・ディケンズの悲劇小説が有名ですので、僕はそれをモチーフにした作品かなと思ったんですけど、読んでみるとどうもそうではないみたいです。
物語の設定は、戦後間もない時代、建設業でのし上がろうとした男性とその二人の息子の運命なんですが、長男は生まれながらにして肺に病気があって、小さいころに片肺を摘出する大手術を受けます。
そのため、体も弱いだろうし大企業の後継ぎとしては不適格なんではないかと言う判断をされて・・・と言うもので、『F』の主人公である赤木軍馬に近いものがあります。
軍馬の場合は腹違いの子だからと言う設定でしたけど、ともかくその家庭にとって少し疎ましい存在であると言う設定は『F』と近いものがあると思いました。
『F』の軍馬はレースの世界に生きる意味を見出して生きて行くと言う物語でしたけど、『二都物語』の一期は殺人に生きる意味を見出して生きて行くと言う物語でした。
何というか、読んでいる間も読み終わった後も何とも言えない悶々とした感情になって、一切すっきりしない作品だったんですけど、何故か心に引っかかるんですよね。
考えてみれば、『F』だって途中で読むのをやめようと思いながらも最後まで読んでしまったわけで、これが六田登先生の作品の魅力なのかもしれないと思います。
しかし、やっぱりすっきりしないんですよね。
何かスカッと笑える作品でも読んで、ちょっと気分を変えた方が良いかもしれません。
☆★☆ Information ☆★☆
【お知らせ】
この度、株式会社インテルメッツォは新社屋を完成しました。
これも偏に僕の音楽を支持してくださる皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
インテルメッツォのホームページにて社屋の内部を公開していますので、ぜひともご覧ください。
下記URLのインテルメッツォのホームボタンのトップ、一番上の今日のブログの写真と同じ『新社屋完成』と言うバナーをクリックしていただければ、社内の様子を写真で公開したページをご覧いただけます。
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お近くへお越しの際はぜひともお立ち寄りください。
その際はe-mailにてご連絡くださると助かります。
【新譜情報】
2月29日、新譜『I'm on your side』及び『synclassic relax』がiTunesよりリリースされました。
どちらも自信作ですのでぜひお聴きください。
特に『I'm on your side』は2014年リリースの『約束』以来2年ぶりのフルアルバムですので、ご期待ください。
同日、インテルメッツォYahoo!店にてCDの販売も開始します。
今日リリースしたいと思ったのは、2月29日と言う日は4年に一度のうるう年にしかないわけですし、とても特別な日だと思うからです。
何か特別な事をするならば特別な日に、と言うだけの事ですけど、そのために大分前から準備してきたことがようやく実を結ぶわけですし、感無量です。
聴いていただいた方の心に響く楽曲がある事を願っています。
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インテルメッツォ Yahoo!店へ
【YouTubeプロモーションムービー】
Mayim Mayim~花を咲かせよう~
翼をください
【新譜情報】
2016年2月29日、新譜『I'm on your side』及び『synclassic relax』がiTunesよりリリースされます。
どちらも自信作ですのでぜひお聴きください。
特に『I'm on your side』は2014年リリースの『約束』以来2年ぶりのフルアルバムですので、ご期待ください。
同日、インテルメッツォYahoo!店にてCDの販売も開始します。
宜しくお願い致します。